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あきない世傳 金と銀(六) の商品レビュー

4.2

132件のお客様レビュー

  1. 5つ

    44

  2. 4つ

    60

  3. 3つ

    18

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2019/05/08

智蔵の死を乗り越えて,江戸店進出.読みながらワクワクしました. それにしても五鈴屋に関わる人達の心根のまっとうさに,読みながら心が洗われるようでした.これからまた江戸店の問題がいろいろ起こってくるのでしょうが,,この巻は癒しの巻でした

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2019/05/07

久々の続篇で、これまでの内容を思い出すのに一苦労。 ①大坂から江戸へ、②風俗や文化の違いを学びつつ江戸で活躍、という流れになると、なんだか某前作シリーズを思い出しますな。

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2019/05/05

泣ける。いい話だ~。 とうとう江戸出店。 その奮闘ぶりであれよあれよと話が進み、 あっちゅう間に読み終えた。 特にお竹どんの心意気が素晴らしい。 成功しそうな感じで話は終わるが、この作者のことだから またしても落として落として....てな具合になるんだろーなと。 早く次巻が読...

泣ける。いい話だ~。 とうとう江戸出店。 その奮闘ぶりであれよあれよと話が進み、 あっちゅう間に読み終えた。 特にお竹どんの心意気が素晴らしい。 成功しそうな感じで話は終わるが、この作者のことだから またしても落として落として....てな具合になるんだろーなと。 早く次巻が読みてー。

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2019/05/05

4.5 あれ程要らんと言うたのに・・・ ドSの高田はん、やらかしてくれましたなぁ! まあかなり序盤から、智の体の弱さは散々アピールあったし、幸のイジメられっぷりからすると完全に既定路線なのだけど・・ 新天地・江戸で起こる艱難辛苦を、幸と智の夫婦で乗り切って行く姿を、本当に...

4.5 あれ程要らんと言うたのに・・・ ドSの高田はん、やらかしてくれましたなぁ! まあかなり序盤から、智の体の弱さは散々アピールあったし、幸のイジメられっぷりからすると完全に既定路線なのだけど・・ 新天地・江戸で起こる艱難辛苦を、幸と智の夫婦で乗り切って行く姿を、本当に楽しみにしていたのに 智の突然の死・・ 悲しむ暇もなくのしかかる女名前禁止の掟。 天満組呉服仲間の寄り合いで、セクハラ紛いの中傷を受けつつも、川浪屋の援護もあり「三年間の中継ぎ」という救済措置を勝ち取った幸は、いよいよ江戸進出への準備に本腰を入れる。 年明けて正月、江戸で先遣隊を務める佐七と賢吉から極上物件の情報が入るが「小そうに生んで大きいに育てるわけだすな」という智の言葉を思い出し見送ることに。 まもなく智の一周忌を迎える頃、初七日の墓前で見かけた銀駒と偶然再会した幸は、連れている幼子の面影が智と瓜二つである事に驚愕するが・・ 一周忌の法要の後、浜村の縮緬を彦根藩が扱う事となり五鈴屋の専売の道は閉ざされるが、村の窮状を知る幸はこれを笑顔で受け入れる。 すると程なく、浅草の田原町にある居抜きの物件が、佐七らに名指しで持ち込まれたとの知らせが入る。 それは、まさに幸と智が描いた江戸店そのままの物件だった。 師走に、いよいよ江戸店開店を控え知恵を絞りだす四人。 手拭いの仕掛け、指物師・和三郎の手による「撞木」など次々に新たな手を打ち、満を持してまさに討ち入りの日を迎える 今後のキーパーソン、 ◯色々と楽しませてくれそうな指物師・和三郎。 ◯やらかしてくれそうな妹・結 ◯人形師・亀蔵が紹介した女形・菊次郎 ◯そして、なんと言っても最愛の夫・智の遺児・貫太 楽しみです。

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2019/04/27
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※このレビューにはネタバレを含みます

面白かったです。 書き出しからとても辛く、悲しめない幸にうう…となりましたが、五鈴屋の七代目となり江戸店を開く、という流れをわーと思いながら読みました。 大阪と江戸、好まれる着物の柄が全く違うのも興味深かったです。江戸は渋好み。粋を大事にしてました。 お竹どんが良いです。周りの皆さんもお竹どんの才を認めてるのも素敵。大阪にいるままだったら、ずっと女衆扱いだっただろうに…女性の店主が禁じられているのできっと、と思いました。 五鈴屋が奉納した手拭いで密かに話題に上ったやり方も好きでした。 江戸店を開店した五鈴屋と登場人物たちのこれから、続きも楽しみです。

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2019/04/21
  • ネタバレ

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呉服商の四代目のもとへ嫁ぐもその四代目死亡、五代目の妻となれば五代目行方知れず、今度は六代目と一緒になったら六代目も急逝。添い遂げるつもりが皆亡くなったり居なくなったり。魔性の女による保険金詐欺かとでも言いたくなります(笑)。しかし遺産も保険金もなく、むしろ夫が死ぬたびに大変なことが勃発して痩せ細りそうな幸。美貌は維持したままだから、同性読者の嫉妬を買ってもおかしくないところ、応援一択の気持ちにさせます。 六代目急逝で今度は何が起こるのかと思ったら、女名前で店を継ぐことは許されないと。相談相手は過去に卒中で倒れた爺様ばかりで頼りになるのか心配でしたが(^^;、今回も幸は乗り切ります。 個人的にはこれまでほど惹かれなかった第6巻だったのですが、最後の5頁に泣かされました。やっぱりええがな。

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2019/04/18

シリーズ第6弾。 いよいよ満を持しての江戸への進出編。 前作の衝撃的なラストから、やはり六代目店主の智蔵は逝去。亡き智蔵との願いを胸に、幸は江戸へと。 たまにポロッと聞こえてくる智蔵のささやきが切ない。 江戸編となると、天満の人々が出てこなくなるのは寂しいが、まだ8代目も決めな...

シリーズ第6弾。 いよいよ満を持しての江戸への進出編。 前作の衝撃的なラストから、やはり六代目店主の智蔵は逝去。亡き智蔵との願いを胸に、幸は江戸へと。 たまにポロッと聞こえてくる智蔵のささやきが切ない。 江戸編となると、天満の人々が出てこなくなるのは寂しいが、まだ8代目も決めなきゃならないし、走り出した江戸店もきっと一筋縄ではいかないだろうし、次巻が待ち遠しい。

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2019/04/17
  • ネタバレ

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「笑って、勝ちに行きます。江戸でどんなことが起ころうと、必ず、笑って勝ちに行きます」 にっこり笑いながら治兵衛に宣言する幸は、満を持して江戸へ討ち入る。 「買うての幸い、売っての幸せ」を掲げて皆で知恵を絞って。 辛く悲しい逆境にもめげず、一歩ずつ前へと踏み出す幸と、それを支える「五鈴屋」の仲間達。 今回は初っぱなから激しいパンチを食らい、どうなることやら心配したけれど、無事に抜け道も通り抜け、後は案外トントン拍子で討ち入りまでこぎ着けた。 いや、ここで安心してはいけない。 なんたってあの髙田先生のことだから、このまま順調にいく訳があるまい。 恐らく次回はまたもや予想外の困難が待ち受けているはず…と少々疑心暗鬼に陥りながら半年後をお待ちしております。

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2019/04/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

冒頭、いきなり驚いたけど、その後は跡目や出店をめぐる経緯で、安定の面白さでした。話の流れ上、仕方ないとは思いますが、良い人が死んでいくのは読んでいて辛い。幸も周りの人に恵まれ、自身の商才もいかんなく発揮できて、夫との縁は薄いものの、他は恵まれているように思います。このあとも二転三転するのは必至。ハラハラしながら追いかけようと思います。

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2019/04/17

やっと智三とともに五鈴屋を盛り上げていける幸。。だったよね? とおぼろげに読みはじめたのに!? 七代目襲名、そして江戸へ!! 今度こそ幸の望む商いができますように。。。 四人で力を合わせ開店の準備をしていく様、そしてついに開店、お客様を迎えたときは一緒にわくわくした。 ホ...

やっと智三とともに五鈴屋を盛り上げていける幸。。だったよね? とおぼろげに読みはじめたのに!? 七代目襲名、そして江戸へ!! 今度こそ幸の望む商いができますように。。。 四人で力を合わせ開店の準備をしていく様、そしてついに開店、お客様を迎えたときは一緒にわくわくした。 ホント良かった~(*´ー`*)

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