恋と禁忌の述語論理 の商品レビュー
文句無しに面白い! いつもの奇蹟探偵シリーズではないんだな、と思いながらも、新しいタイプの推理にあっという間に引き込まれました。主人公のツッコミも最高にユーモラスで、探偵と主人公の掛け合いに思わず笑ってしまいます。 そして途中で、え?あの探偵に間違いなんてあるの?と思っていたら、...
文句無しに面白い! いつもの奇蹟探偵シリーズではないんだな、と思いながらも、新しいタイプの推理にあっという間に引き込まれました。主人公のツッコミも最高にユーモラスで、探偵と主人公の掛け合いに思わず笑ってしまいます。 そして途中で、え?あの探偵に間違いなんてあるの?と思っていたら、ラスト…! 伏線回収お見事です!なにより全く新しいタイプの推理がとても面白く、理解しようと何度もページを行ったり来たり、同じページをずっと考えながら睨んでいたり…勉強になりました! 天才の頭の中を記号で表すとあんな感じなのでしょうか。 この作家さんの新作がますます楽しみです!
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アニメから出てきたような設定盛りすぎキャラが織りなす会話劇と、僕には全く分からん数式などで事件の真相を解いていく… 真相の先にはさらなる真相が… 色々あるけどとりあえず、硯さんによしよしされたい
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詠彦が持ってくる殺人事件の真相の検証をと叔母で数理論理学の権威の硯さんが説き伏せる。 妊娠した旧友の再就職祝いで起こった第一の事件。凝った制服の店で店員がビルの裏手のトイレで制服のネクタイで絞殺された第二の事件。雪降る館で殺人があり、双子の少女が疑いをかけられた第三の事件。 どの...
詠彦が持ってくる殺人事件の真相の検証をと叔母で数理論理学の権威の硯さんが説き伏せる。 妊娠した旧友の再就職祝いで起こった第一の事件。凝った制服の店で店員がビルの裏手のトイレで制服のネクタイで絞殺された第二の事件。雪降る館で殺人があり、双子の少女が疑いをかけられた第三の事件。 どの事件もクセ強の探偵が登場して事件を解決した様な体ではあるが、その検証をした硯さんは論理学の法則で真相を明かす。第一の事件の真相への持ってき方でググッときて、第三の事件ではふらふらです。 何気なく納得してきた今までのミステリが全部覆された様な衝撃的読了感。
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少年誌のラブコメ感のあるキャラクター達と読みやすさは面白いけど、数理倫理学ががっつり出てくるので理数系とか数式とか得意の人じゃないと良さが分からない。 私はさっっっっぱり分からなかったので倫理解説はめっちゃ飛ばしましたww
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2025.11.28 読了 #27 この作品は、ミステリーとしても、ラブコメ?としても面白かった。 ミステリーとしては、推理ではなく「検証」と言う形で、既に解決済みの事件が、本当に正しかったのかを数理論理学を用いて数学的に検証していくという点が新しく、読んでいて非常にワクワクできた。 作品に出てくる法則などは巻末などに補足として図示されているが10%程度しか理解できていない。本気で理解しようと試みれば、多大なる時間を犠牲に、この作品の更なる面白さや奥深さに気付けただろう。 ただそんなことしなくても充分楽しめるし、森帖が硯さんに補足させるのである程度は理解できる。 そして、ラブコメ?的な視点では森帖と硯さんのかけ合いが面白かった。硯さんの発言や仕草は、アニメをよく見ている人間であればイメージできる「高嶺の花的なお姉さんキャラ」であると感じた。最後の最後では、想像を膨らませられるような展開となっていて、これまた面白かった。森帖頑張れ。
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数理論理学者の天才美人学者を叔母にもつ、大学生の詠彦が事件の検証相談をする。 キャラも立っているしミステリも面白いが数理論理学が難しい。 井上真偽デビュー作、ものすごい意気込みを感じる作品。
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ミステリーとしてはおもしろかったし、シリーズの探偵が出てきてよかったけど、述語論理の記述がついていけず読み飛ばしてしまった。ある程度理解できる人じゃないと楽しめないかも。
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井上真偽さんのデビュー作。 数理論理学という聞き慣れない学問を使って、事件の推理が正しかったのかを検証する、という話。 難解な数式というよりは、命題や論理の記号を駆使して、推理を数式化しており、恐らく多くの読者には理解できない部分が多かったと思う。 (私も含めて) しかし、敢...
井上真偽さんのデビュー作。 数理論理学という聞き慣れない学問を使って、事件の推理が正しかったのかを検証する、という話。 難解な数式というよりは、命題や論理の記号を駆使して、推理を数式化しており、恐らく多くの読者には理解できない部分が多かったと思う。 (私も含めて) しかし、敢えて井上先生はそれを分かって本作を書いており、主人公の大学生も高度な説明に全くついていけていない、という形で読者の理解のハードルを同じレベルにしてくれている。 また、各章の話が最後に繋がりを見せる部分は、私の大好きなどんでん返しの要素もあり、とても良い気分でひっくり返されてしまった。
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初めての方の作品!これがデビュー作とのこと。あまりにも数学の単語の嵐に溺れかけたけれど、わかった気がしたつもりで読み進めた。数学の論理だけで事件を解決するという方法にもびっくりしたし、作中に現れる探偵たちもめちゃくちゃキャラが濃い。こんなに名探偵がわんさかいる世界で犯罪とかしたくない…と思った。ただ叔母と甥の関係はどうなのって思ったけど恋と禁忌の、とタイトルにもあるしそういうことなんだろね。ラストの展開にはめっちゃびっくりした。面白かったけど、個人的に軽い気持ちでおすすめできないかな…。
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なんとも不思議な読後感。論理学の講義を含みながらもコメディタッチな描写で進む変化球な傑作ミステリーと思って読んでいたのだが・・・。 硯さんのキャラクター設定はとびきり面白いのだけれど、主人公とゆりの関係性が今一つ腑に落ちないのと、最後に明かされる主人公と硯さんの関係性についても寝...
なんとも不思議な読後感。論理学の講義を含みながらもコメディタッチな描写で進む変化球な傑作ミステリーと思って読んでいたのだが・・・。 硯さんのキャラクター設定はとびきり面白いのだけれど、主人公とゆりの関係性が今一つ腑に落ちないのと、最後に明かされる主人公と硯さんの関係性についても寝耳に水すぎた。総論で言うと、変化球を狙い過ぎてすっぽぬけてしまったボールのような印象が残った。もっとストレートな結末で十分に面白かったのに。 いろいろと語られない含みが多すぎて置いてけぼりにされた感がある。 ただ、硯さんが言う「いや、いいか。動機なんて、別にどうでも」という言葉は、この言葉自体にこの物語の含みが込められていると同時に、その含みを取り去った上でも、この世のひとつの真理を言い当てている深い言葉だなと感じ入ってしまった次第です。
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