さよならの夜食カフェ の商品レビュー
すごくステキなシリーズのラストだった! 明確な区切りがなくても、いつもの日々で終わるのがマカンマランらしいな。 だって、現実の日々は、どこまでも続いていくものだもの。 きっと明日も明後日も、マカンマランでは、ドレスを縫って、お夜食を食べて、みんなで泣いて笑って認め合って毎日を生...
すごくステキなシリーズのラストだった! 明確な区切りがなくても、いつもの日々で終わるのがマカンマランらしいな。 だって、現実の日々は、どこまでも続いていくものだもの。 きっと明日も明後日も、マカンマランでは、ドレスを縫って、お夜食を食べて、みんなで泣いて笑って認め合って毎日を生きていくから。 あぁ、やっぱり、わたしもシャールさんのお夜食食べたいなぁ。
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これまでたくさんの悩める人が訪れたカフェのクリスマス。店内では、ひとりの時間に浸る店主・シャールの姿が。彼女は、深夜のカフェを開いた理由と、その未来をひっそりと語り出し…。「マカン・マラン」シリーズ最終巻。 いつか続きを読みたいです。
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読み終えてしまった。ありがとう、シャールさん。 今回の作品の中で、特別だったのはやっぱり「旅立ちのガレット・デ・ロワ」だったけど、心に残った言葉は、希実ちゃんに宛てた「自分を憐れむのって癖になるの。だって、傷つくのって楽ですもの」「自分を憐れみたくなったら、誰かに八つ当たりしたり...
読み終えてしまった。ありがとう、シャールさん。 今回の作品の中で、特別だったのはやっぱり「旅立ちのガレット・デ・ロワ」だったけど、心に残った言葉は、希実ちゃんに宛てた「自分を憐れむのって癖になるの。だって、傷つくのって楽ですもの」「自分を憐れみたくなったら、誰かに八つ当たりしたり、甘えたりしないで、自分で自分の機嫌を上手に取って元気になる。それこそが大人の嗜みというものよ」という言葉たち。 身体と精神を鍛えて、しなやかな強い人になりたい。美味しく体に優しいご飯を笑いながら食べて生きたい。なかなか出来ないのだけど。。
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①さくらんぼティラミスのエール、②幻惑のキャロットケーキ、③追憶のたまごスープ、④旅立ちのガレット・デ・ロア、お四まいだとあったのでシャールさんが死んじゃうの?という心配が払拭されてほっとした。 また、お料理もお話も読みたいなあって思った。
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マカン・マランシリーズ、おしまい。 人はそれぞれ悩みや痛みを抱えて生きていく。それでも決して一人ではないと思わせてくれる、本当に良いシリーズだった。これでおしまいなのは寂しいけど、これからもシャールさんのお店は続いて行くとわかってよかった。またいつか続編が読めたらいいな。 最終話...
マカン・マランシリーズ、おしまい。 人はそれぞれ悩みや痛みを抱えて生きていく。それでも決して一人ではないと思わせてくれる、本当に良いシリーズだった。これでおしまいなのは寂しいけど、これからもシャールさんのお店は続いて行くとわかってよかった。またいつか続編が読めたらいいな。 最終話、エリックの登場がやや唐突に思ったのですが、これは別作品と繋がっていたのですね。そっちも読みたい。
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私の大好きなシリーズが終わってしまった!! これからシャールさんの励まし名言が読めないなんて…。 でもまたこのシリーズを読み返して元気をもらおうと思えたシリーズでした。
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終わっちゃった〜。 やっぱりシャールの言葉は深くて心に沁みる。そしてシャールの作る料理は身体に沁みそう。マクロビなんて興味なかったのに、最後の参考文献を調べてしまった。美味しそうなんだもん… 最終章には、以前の作品に出てきた人たちの名前も出てきて、又再読したくなった。 「感謝の気持ちって大事よね。親切に慣れっこになるのは、ただの無作法よ」これはジャダの言葉。 「特別な関係になるとつい嬉しくて、相手に多くを期待したくなっちゃうけど、期待って簡単に甘えに変わるから」 「自分に憐れみたくなったら、誰かに八つ当たりしたり、甘えたりしないで、自分で自分の機嫌を上手に取って元気になる。それこそが、大人の嗜みというものよ」 「そうやって自分で考えて乗り越えていかなければ、どんな場所に逃げたって、あなたはすぐにまた、別のどこかへ逃げ出したくなるだけよ」 美しく装うのは、誰かに見せるためではない。自身の心を潤わせ、瑞々しく満たすためだ。 三つの感嘆 何かを食べたら「美味しかった」 朝起きたら「良く寝た」 スポーツしたり、風呂に入ったときは「気持ちよかった」 と声に出して呟く。 いい作品だった。又彼らに会いたい!
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図書館で借りたもの。 これまで、苦しんできた人達を救ってきた「マカン・マラン」の店主・シャール。今回、シャールを訊ねてきたのは謎の美青年。彼の決意や未来の話を聞く中で、シャールはこの夜食カフェを始めたきっかけを思い出す――。 終わってしまったよー。 でも店を閉めるとかそういうラ...
図書館で借りたもの。 これまで、苦しんできた人達を救ってきた「マカン・マラン」の店主・シャール。今回、シャールを訊ねてきたのは謎の美青年。彼の決意や未来の話を聞く中で、シャールはこの夜食カフェを始めたきっかけを思い出す――。 終わってしまったよー。 でも店を閉めるとかそういうラストじゃなくて良かった! 今夜もシャールさんは、おいしいご飯を作ってみんなをほっとさせてるんだろうな。 「三つの感嘆」真似してみようと思う。 なにかを食べたら、「美味しかった」 朝起きたら、「よく寝た」 スポーツをしたり、風呂に入ったりしたときには「気持ちよかった」 実感を込めて呟くことで気分は変わる。
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とうとう「おしまい」になってしまいました。 とても面白かった。人が生きていく難しさや人と人の繋がり、優しさがいつも通り伝わってきました。 これで終わりと思うと寂しいですが、「マカン・マラン」の原点「銀色のマーメイド」を読んでみようと思います。
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2019/6/14 さよならって。おしまいって。悲しい。 シャールさんにもっと会いたい。 あっちこっちの路地裏の道入ってみようかしら。 私もビーズ得意やからまぜて欲しい。 今回は以前の話に脇役で出てきてた人たちが主人公になったり、懐かしい名前が出てきたり。 あの子はジャム作ってるんやろかね。 この繋がっている感じが心地よくて泣けてくる。 やっぱ言うても寂しいんよ。誰かと繋がりたいのよ。 でも怖いんよね。 なんかそういうことを思い知る。 私は読書でそういうのを埋めて何とか生きているんだよなぁ。
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