さよならの夜食カフェ の商品レビュー
最初から4冊でおしまいと決めていたからなのか、本当に中身の濃いすばらしい4冊でした。今回は以前に登場された方に関係のある方が偶然にマカンマランを訪れる話が多く、過去の話に思いを馳せたりその後の活躍を嬉しく読んだりもしました。特に最終話は読友さんの進言どおり「快晴フライング」(文庫...
最初から4冊でおしまいと決めていたからなのか、本当に中身の濃いすばらしい4冊でした。今回は以前に登場された方に関係のある方が偶然にマカンマランを訪れる話が多く、過去の話に思いを馳せたりその後の活躍を嬉しく読んだりもしました。特に最終話は読友さんの進言どおり「快晴フライング」(文庫改題「銀色のマーメイド」)を読んでいて本当に良かった。この場所とシャールさんに私たちが惹かれるのは、ここがただの癒しの場所ではなく、自分自身で気づいて道を選び取れるからなのでしょう。本当に出会えてよかったです。堪能しました。
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大好きな夜食カフェの物語、待望の四冊目! だけど表紙には『マカン・マランおしまい』と書いてあるのだ・・・ これで最後なのかと、 読む前からちょっと泣きそうでした^^; 相変わらず、ずっと心の中に留めておきたくなる言葉がてんこ盛りで 線を引きながら読んだら本が真っ赤っかになってしま...
大好きな夜食カフェの物語、待望の四冊目! だけど表紙には『マカン・マランおしまい』と書いてあるのだ・・・ これで最後なのかと、 読む前からちょっと泣きそうでした^^; 相変わらず、ずっと心の中に留めておきたくなる言葉がてんこ盛りで 線を引きながら読んだら本が真っ赤っかになってしまいそう、、、 (図書館の本だから引かないけどね) 小説の中の出来事だからといって、 この物語の中では悲しいことや困難なことが起きても、そう簡単に解決したりハッピーエンドになんかならない。 現実の世界と同じで、どうにもならないことが山ほどあるのだ。。。 だけど解決できない問題があっても、 悔やみきれないほどの後悔を抱えていても 前へ進もうとしている登場人物たちの姿は心を打つ。 いつの間にか読む者に、一歩踏み出す勇気を与えてくれるのだ。 この物語は終わってしまったけれど、 読み終えた今不思議なほど淋しくない。 一歩踏み出してみてやっぱり駄目だった・・・と落ち込んだ時には またこの本を開けばいいのだから。
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(2019/5/17読了) マカンマランシリーズ最終話。あとがきにあるように、最初から四話作でと決めて始まったそうな。 これまで読んできた三作同様に、わたしにもマカンマランがあったならなぁ。シャールさんが居てくれたらなぁ。 あるがままに。いつでも不安は尽きないもの、何が正解なのかわからない、自分を救うのは自分。 全てを受け入れるのは難しいけど、決めるのは自分なんだと改めて思った。 このシリーズはこれで終わりだけど、スピンオフがあるかもと!楽しみにしています。 (内容) これまでたくさんの悩める人が訪れたカフェのクリスマス。店内では、一人の時間に浸る店主・シャールの姿が。シナモン香るココアの湯気の中、彼女―御厨清澄が心の内をひっそりと語り出す。深夜のカフェを開いた理由と、その未来を―。 (目次) 第一話 さくらんぼティラミスのエール 第二話 幻惑のキャロットケーキ 第三話 追憶の卵スープ 第四話 旅立ちのガレット・デ・ロワ
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夜食カフェマカンマランシリーズ最終作(一応) とにかく、「さよなら」が違う意味で良かった。シャールさんはじめ登場人物たちの未来はつながっていくようで、ホント一安心。 過去の登場人物たちに関連する人たちの物語も多く、また別作品の登場人物もつながっているみたいで、その作品も読んでみたい。次につながる物語はいいなぁ。リアルの生き方もそうなんだろう。次につなげていくこと、できれば明るく、時には試練があっても、できるだけ良い状態で次につなぐ。良い準備と楽しむこと…。 読みやすくも味わい深いこの4部作は、日を改めて再読したい。4冊とも文庫化したら蔵書にして読み返すのもありかもなぁ。
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図書館で夜食カフェの題名に惹かれて借りて読んだ。 読み終わってシリーズの最終巻と知り、他のシリーズ本も読みたくなった。 悩める人が訪れた夜食カフェで救われていく。 ガレット・デ・ロワを食べてみたいと思い、 儲けるとは、信じる者と書き、人に言わせる者に納得し、 ティラミスに「私を元...
図書館で夜食カフェの題名に惹かれて借りて読んだ。 読み終わってシリーズの最終巻と知り、他のシリーズ本も読みたくなった。 悩める人が訪れた夜食カフェで救われていく。 ガレット・デ・ロワを食べてみたいと思い、 儲けるとは、信じる者と書き、人に言わせる者に納得し、 ティラミスに「私を元気にして」っていう意味があることを知った。 何気なく図書館で取った1冊の面白さに満足した。
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シャールさんはいつも私の心の中にいます。 またいつか、古内さんが彼女たちの物語を書いて下さればいいなあ。
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悩みや妬みや迷いを抱えながら、誰にも相談することもできず、一人で苦しんでいる人たちの心を、シャールは解き放してくれる。 ただ、話を聞いてくれるだけでいい。 送り出してくれるだけでいい。 それが、何よりの勇気になるから。 今までマカン・マランを訪れてきた人たちを、シャールが思い返...
悩みや妬みや迷いを抱えながら、誰にも相談することもできず、一人で苦しんでいる人たちの心を、シャールは解き放してくれる。 ただ、話を聞いてくれるだけでいい。 送り出してくれるだけでいい。 それが、何よりの勇気になるから。 今までマカン・マランを訪れてきた人たちを、シャールが思い返すシーンを読むと、また前作から読み返したくなる。
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マカン・マランシリーズ第4作にして最終巻が終わってしまいました(T.T)冒頭は気持ちの悪いSNSの仲間外しにあうJKの物語。P68「人と人がつき合っていく限り、仲違いとか、勘違いとかは、決してなくなることがないの。どれだけ歳を重ねても、人間関係は悩ましいものよ。完全な友達なんて、...
マカン・マランシリーズ第4作にして最終巻が終わってしまいました(T.T)冒頭は気持ちの悪いSNSの仲間外しにあうJKの物語。P68「人と人がつき合っていく限り、仲違いとか、勘違いとかは、決してなくなることがないの。どれだけ歳を重ねても、人間関係は悩ましいものよ。完全な友達なんて、どこにもいないわ。でもだからこそ、私たちは思いやりを学べるのかもしれない」「好きなものがある私たちは強いはず」「自分で自分の機嫌を上手に取って元気になる。それこそが大人の嗜みというもの」良い言葉です。心に刻みます!
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シリーズ最終巻。 今までのシリーズは読んでいて結構鬱屈するものがあったが、そんなものを吹き飛ばす軽やかさである。 おかまとかドラアグクイーンとか、女性であるとか男性であるとか、大人も子供も老人も、マクロビも食品偽装も有名店も関係ない。芯の通ったしなやかさがここにある。 あ...
シリーズ最終巻。 今までのシリーズは読んでいて結構鬱屈するものがあったが、そんなものを吹き飛ばす軽やかさである。 おかまとかドラアグクイーンとか、女性であるとか男性であるとか、大人も子供も老人も、マクロビも食品偽装も有名店も関係ない。芯の通ったしなやかさがここにある。 あとがきを読むと最初から4作でというお話があったようで、なるほどすべては終わりに向けた布石だったのか、となる。 いつまでも続く平穏な日常にあこがれるが、終わりがあるからこそ楽しいし面白いのかもしれない。
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終わってしまった。。。マカン・マラン。 最後の本でも、シャールさんは、絶大な包容力を保ち、その料理でみんなの心を安らかにする。 第一話は、身につまされた。 世代は違えど、似たような状況に、なったから。 だから、シャールさんの言葉に力を貰った感じ。 第二話は、わかる部分と、傲...
終わってしまった。。。マカン・マラン。 最後の本でも、シャールさんは、絶大な包容力を保ち、その料理でみんなの心を安らかにする。 第一話は、身につまされた。 世代は違えど、似たような状況に、なったから。 だから、シャールさんの言葉に力を貰った感じ。 第二話は、わかる部分と、傲慢さにイラっとする部分がある。 でも、イラっときた部分の一部は、どんな職業の人でも少しは持っている感覚だと思う。 もちろん、自分も。 第三話は、泣いた。 がんばれ。しか言えないけれど、がんばって生きてほしい。 第四話は、総集編。という言葉がぴったりだろう。 止まり木。 マカン・マランには、その言葉がぴったりな気がする。 羽根を休める場所。 シャールさんの作った料理のレシピをまとめた本が出てくれたら嬉しい! 絶対美味しいし、心が休まるはず。 それを自分が作れるか?は別として。。。 もしも、これを実写化したら、自分の中では絶対にこの人! ミッツ マングローブさん。 柳田教諭は、松重豊さん! ジャダは誰だろ? いつか、実写化がみてみたいものだ。 いや、一番の願いは、実際に自分がマカン・マランに行くこと。
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