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さよならの夜食カフェ の商品レビュー

4.5

316件のお客様レビュー

  1. 5つ

    175

  2. 4つ

    109

  3. 3つ

    17

  4. 2つ

    2

  5. 1つ

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2019/02/13

優しいシリーズでした。終わってしまって残念だけれど、潔くていいなとも思う。作中に出てきた人物の別の小説もあると知ったので近々読んでみたいな。

Posted byブクログ

2019/02/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

昼はダンスファッション専門店、夜は身体に優しい料理を楽しめる夜食カフェ「マカン・マラン」の、シリーズ4作目。 女子高生のSNSいじめ、マスコミの寵児のツイッター炎上騒ぎ、元グラビアアイドルのセレブ妻の孤独… 今作はより一層、まさに今の日本で、同じような苦しみにあい、傷ついている人たちがそこにいるだろうと思わせるストーリー。 そしておしまいは、『銀色のマーメイド』(『快晴フライング』改題)で、女性の身体に男性の心を持つ性同一性障害に苦しむ中学生として描かれた雪村襟香が、シャールと柳田に再会する物語で、幕を閉じる。 タイトルを見て、もしやシャールが、今度こそ還らぬ人になってしまうのではないか、「マカン・マラン」が閉店してしまうのではないかとびくびくしながら手に取り、そんな終わり方ではなかった事に安堵。 "なにかを選び取っていくためには、なにかを失う覚悟をしなければいけない人生の不自由さに、胸が震える" "行き先の分からない道を、己の足だけを頼りに歩いていくことはつらく、寂しい。 されど、寛大にして、誇り高き女王であれ───" シャールのともす「マカン・マラン」の灯は、これからも、何度でも、勇気をくれるだろう。 私も、『三つの感嘆』を、忘れずに実行しよう。 「美味しかった」「よく寝た」「気持ちよかった」…よく寝た、は忘れがちだけれど。 身体を鍛えるのも…善処します…

Posted byブクログ

2019/02/05

空気を読めない女子高生、世界一を自負するシェフ、セレブ婚をした女性。 巡り合ったのは、夜だけ営業のおかまさんのカフェ。 野菜中心の食事は身も心も癒してくれる。 最後のオーナー自信の話も含め、価値観とはなんだろうなどと味わい深く読んだ。

Posted byブクログ

2019/02/01

心当たりの読あるなし関係なく、読みながらにいつしか心が浄化されている。 もうおしまいなのはさみしいけれど、、 ああ、面白かった!

Posted byブクログ

2019/01/28

今まで出てきた人がまた出てくる本でした。まさしく、さよならでおしまいの本かな。 他の作品でまた登場するかもしれないけれど、シャールさんが読めなくなるのは残念。お別れですね。癒し・励ましの言葉をたくさんいだたきました。「どうか忘れないで。あなたも私も決して一人じゃないのよ」最後の雪...

今まで出てきた人がまた出てくる本でした。まさしく、さよならでおしまいの本かな。 他の作品でまた登場するかもしれないけれど、シャールさんが読めなくなるのは残念。お別れですね。癒し・励ましの言葉をたくさんいだたきました。「どうか忘れないで。あなたも私も決して一人じゃないのよ」最後の雪村、柳田とのシーンは泣けた。

Posted byブクログ

2019/01/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

おわってしまった、、 続編をずっと楽しみにしていましたが、早く読みたいような、読み終わりたくないような、葛藤していた気がします。 それでも、やっぱり読み始めるとあっという間に読んでしまいました。 最終シリーズと言っても、大きな変化や展開がある訳ではなく、マカンマランでの穏やかな日々が穏やかに語られています。 決して暑苦しくてくどいわけでもないのに、シャールさんの言葉が時々ぐさっと胸に突き刺さったり、じんと涙がにじんだり… 今回1番好きだったのは、 自分で自分を憐れみたくなったら、誰かに八つ当たりしたり甘えたりしないで、自分で自分の機嫌を上手にとって元気になる。 それこそが大人の嗜みというものよ。 という部分です。 シャールさんのようなかっこいい女性に、わたしもなりたいなぁと。心から思います。 このシリーズ好きすぎて、絶対にまた最初から読み返してしまうだろうなぁ。 作者の方のあとがきにあったように、シャールさんと柳田先生のその後の物語を気長に、楽しみに待とうと思います。

Posted byブクログ

2019/01/20

終わってしまった。。。 人は誰かに見送ってもらえれば、案外、次の一歩をしっかり踏み出せるものよ。 シャールさんの言葉が染みました。 全巻手元に置いておきたい。

Posted byブクログ

2019/01/19

マカン・マランシリーズの4作品めにして、完結です。 今回は、女子高生、有名シェフ、セレブな若妻、そしてシャール自身と。 疲れたり、迷った人たちに力を取り戻してくれるマカン・マランのご飯とシャールの言葉、そこに集う人たちとの暖かい交流。 ほっとする一冊で、読み終わってすぐもう一...

マカン・マランシリーズの4作品めにして、完結です。 今回は、女子高生、有名シェフ、セレブな若妻、そしてシャール自身と。 疲れたり、迷った人たちに力を取り戻してくれるマカン・マランのご飯とシャールの言葉、そこに集う人たちとの暖かい交流。 ほっとする一冊で、読み終わってすぐもう一度読みたいなぁと思うような本でした。

Posted byブクログ

2019/01/18

ついに最終章。 本当次々読みたくなる本だった‼︎ 早く次が読みたいと思ったのは久しぶりだった。 そんな本がついに終わっちゃって本当に寂しくなる! 色んな人の悩みに寄り添ってきた夜食カフェが 本当に羨ましく思った‼︎ 登場人物のその後のストーリーも読んでみたいと思った‼︎

Posted byブクログ

2019/01/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

号泣・・・ではなかったけれど、じわっと目の奥が熱くなる最後。この終わりで良かった。全てが良くなった訳ではない、でも良くなった人もいる。そしてマカン・マランは変わらず、シャールさんも変わらない。その終わりがとても似合う作品でした。エリックの登場に歓喜するラスト。とても気になっていたから嬉しかったです。「自分を憐れむのて癖になるの、だって傷付くのは楽だから」確かに・・・。私には少し青臭く感じる言葉もあったけれど、それは歳を重ねて固くなってるんだろう、と少しため息。シャールさんに会えて幸せでした。

Posted byブクログ