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さよならの夜食カフェ の商品レビュー

4.5

327件のお客様レビュー

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  3. 3つ

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2020/11/07

どの章も身に染みる。自身も味わった嫌な経験が胸をチクリと刺す。だからこそ、シャールさんの説教臭くない一言が痛みを和げ、明日へ繋げる勇気さえ与えてくれる。過去に登場したお店のお客さんの消息もチラチラ出て来て秀逸。タオルを用意して読んで欲しい。

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2020/10/13

 とうとうおしまいの巻。  最後の章に続編の芽がチラリと。  女同士の付き合いの難しさが、またまたリアルな表現で身につまされる。    性別も年代も付き合いの長さも超えて、話を聴いてくれる人が欲しいんだよね、みんな。常連になれなくてもいいから、そんな人がいる店、私も欲しい。  

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2020/10/09

マカン・マラン最終巻 シリーズを通して 人間の身体って食べる物で 心癒される事あるのだと思った 気持ちが荒れると食も粗末になる 気分が乗らない時ほど時間を掛けて 美味しい物を作り食べる事で 自分を労わる事が出来る気がする 誰しも自分で解決して行くべき事 決断すべき事がある そん...

マカン・マラン最終巻 シリーズを通して 人間の身体って食べる物で 心癒される事あるのだと思った 気持ちが荒れると食も粗末になる 気分が乗らない時ほど時間を掛けて 美味しい物を作り食べる事で 自分を労わる事が出来る気がする 誰しも自分で解決して行くべき事 決断すべき事がある そんな時にそっと見守ってくれる人 見送ってくれる人の存在があるって 心強いものだ 家族や親友にとって私が そういう存在になれると 良いなと思わせる一冊でした シリーズは終わりましたが 番外編期待したいです

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2020/10/04

「進行性の病気」でなく、「癌」という言葉が、4冊目にして初めて出てきた。 シャールさんが、どんな風に生きているのか、周りの人たちとどんな風に関わってきたか、とても丁寧に書かれた4冊だったと思う。 だからこそ、もう、この言葉を出しても大丈夫だよね?という、作者の思いを感じたような気...

「進行性の病気」でなく、「癌」という言葉が、4冊目にして初めて出てきた。 シャールさんが、どんな風に生きているのか、周りの人たちとどんな風に関わってきたか、とても丁寧に書かれた4冊だったと思う。 だからこそ、もう、この言葉を出しても大丈夫だよね?という、作者の思いを感じたような気がした。 (p.69) 自分を憐れみたくなったら、誰かに八つ当たりしたり、甘えたりしないで、自分で自分の機嫌を上手に取って元気になる。それこそが、大人の嗜みというものよ。

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2020/09/24

ついに終わってしまったマカン・マランシリーズ。 現在進行形で生きにくいと感じてる人に読んでほしい。 困難に立ち向かう勇気と自分の人生を受け入れる覚悟を持たせてくれる。 自分の生き方について、改めて考えさせてくれた。 弱い自分や嫌いな自分にさえもそっと寄り添ってくれる、そんな優しい...

ついに終わってしまったマカン・マランシリーズ。 現在進行形で生きにくいと感じてる人に読んでほしい。 困難に立ち向かう勇気と自分の人生を受け入れる覚悟を持たせてくれる。 自分の生き方について、改めて考えさせてくれた。 弱い自分や嫌いな自分にさえもそっと寄り添ってくれる、そんな優しい優しい作品でした。 ごちそうさまです。

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2020/08/23

可哀想な子って、居心地いいからなあ。でもそこにあぐらかいちゃいかんのよ。他人の不幸も幸せも関係無いんだから。他人の同情や親切はラッキーなこととして受け止めなきゃ。当たり前と思ったらいけません。タワマンセレブに続きあり。セレブって暇なの?いくら金持ちでもなんか呪われてるみたいでちっ...

可哀想な子って、居心地いいからなあ。でもそこにあぐらかいちゃいかんのよ。他人の不幸も幸せも関係無いんだから。他人の同情や親切はラッキーなこととして受け止めなきゃ。当たり前と思ったらいけません。タワマンセレブに続きあり。セレブって暇なの?いくら金持ちでもなんか呪われてるみたいでちっとも羨ましくないわ〜(¯―¯٥)もっともっとって、餓鬼みたい。シャールは猫の性別にまで悩んでるけど、去勢避妊しない方がしんどい思いさせるから!人もそうした方がいいと思うわ、そろそろ。

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2021/03/21

人間関係に悩む女子高生、SNSで炎上した料理人、コンプレックスに苦しむセレブ妻...様々な悩みと孤独を抱えた人々が辿り着いた店「マカン・マラン」。ここは、昼はダンスファッション専門店、夜は夜食を提供するお店だ。縁あって店に訪れた登場人物たちは、店主やお針子、常連たちの言葉と、滋養...

人間関係に悩む女子高生、SNSで炎上した料理人、コンプレックスに苦しむセレブ妻...様々な悩みと孤独を抱えた人々が辿り着いた店「マカン・マラン」。ここは、昼はダンスファッション専門店、夜は夜食を提供するお店だ。縁あって店に訪れた登場人物たちは、店主やお針子、常連たちの言葉と、滋養高い食事に影響を受けて、自分の居場所をつくりだしていく。 充足感を感じる、素晴らしい一冊でした。本人に悪気はないが、人間関係が悪い、または悪くなっていく登場人物をみて、少し苦しくなりました。抱えるコンプレックスや悩み、不安に対して、自分だけが...と盲目的にならず、自分の居場所をつくる工夫や努力をしたいと思える作品です。 シリーズと知らずに、いきなりこの最終巻から読んでしまいました。それでも楽しめました。一冊目から改めて読みます。

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2020/08/12

料理にまつわる小説は多々あるけれど、この「マカン・マラン」シリーズが大好き! この4冊目で終わってしまうのは寂しいけど、最後まで素敵でした。 シャールさんがずっとこのマカンマランの中で生き続けてくれるのがうれしい。

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2020/08/03

古内一絵さんのマカン・マラン。 平日のマカン・マランみたびは、まさしくマカン・マランとお供に一日一話ずつ。 藪入りのジュンサイ冷や麦が、何とも粋なお話でした。 そして、マカン・マラン おしまいに。まだ、おしまいにしたくない。

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2020/07/14

好きなシリーズ。最終章ということで、勿体なくて、なかなか手が出せないでいました。 主人公と同じ境遇でなくとも、シャールさんの言葉は、今の自分を肯定してくれるように感じます。 読み終わった後は、日々のモヤモヤとした気持ちに、光が差し込んだ様な気持ちになる。 ラストのシャールさん...

好きなシリーズ。最終章ということで、勿体なくて、なかなか手が出せないでいました。 主人公と同じ境遇でなくとも、シャールさんの言葉は、今の自分を肯定してくれるように感じます。 読み終わった後は、日々のモヤモヤとした気持ちに、光が差し込んだ様な気持ちになる。 ラストのシャールさんの話が、とてもよかった。またいつの日か読めるといいな。

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