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さよならの夜食カフェ の商品レビュー

4.5

330件のお客様レビュー

  1. 5つ

    188

  2. 4つ

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  3. 3つ

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2022/05/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

読了してから知ったのだけれどマランカランはシリーズものでこれが最後だったそう。おそらく前の作品で主人公であっただろう登場人物の名前がたくさん見受けられて、マランカランシリーズを振り返りたくなった。 なに一つ悩み事のない人間なんていないのだろうし、不安を抱え毎日漠然としたモヤモヤが小さくなったり大きくなったりしながら生きる日々にどうしようもなくなる時がある。シャールさんのような素敵に人に巡り会いたい、それが出来ただけ貴方たちは幸せじゃない、と卑屈になってしまう自分がまだ心のどこかには居るのだけれど案外近くに転がっているかもしれない小さな幸せや出会いに気付き、微笑むことの出来るオトナになりたい。

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2021/02/15

ついに「さよならの夜食カフェ」を迎え、 マカン・マランシリーズが終わってしまった・・・ もうシャールさんに会えないのかと思うと、凄く淋しいです。 シャールさん、本当に素敵でなんて魅力的な人。 この最終巻でも、シャールさんや登場人物たちにたくさんおしえていただいた事があり、勇気...

ついに「さよならの夜食カフェ」を迎え、 マカン・マランシリーズが終わってしまった・・・ もうシャールさんに会えないのかと思うと、凄く淋しいです。 シャールさん、本当に素敵でなんて魅力的な人。 この最終巻でも、シャールさんや登場人物たちにたくさんおしえていただいた事があり、勇気づけられました。 自分を憐れむ暇があったら、自分を元気にする。 不安から逃げても、また別の所へ逃げたしたくなるだけ。 不安と向き合うことを続けていけば、心の筋力は鍛えられる。 目から鱗の言葉の数々。 『シャールさん名言集』を作ってほしい! 文庫化されたら全シリーズ購入して、手元に置いておきたい。定期的に読み返して、人生に挑んで行きたいな。 温かいお話で心がホッとし、元気がわくとてもいい気分になれる小説であり、人生の教科書のような作品でした。 またシャールさんに会いたいな!

Posted byブクログ

2021/02/14

マカンマランもこれでおしまい もっと読んでいたかった いろんなことを教えてもらった 何度も繰り返して読みたい

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2021/02/11

ついに、終わってしまった... 久しぶりに読んでいて泣いてしまった 私もシャールさんみたいな素敵な人になりたい。 シリーズ通して、毎日頑張ろうって気持ちにさせてくれる本だった 次は、同じ著者さんの「銀色のマーメイド」を読む予定 最後にでてきた男の子のお話しなのかな?

Posted byブクログ

2021/02/11

久しぶりに感動して、涙が溢れた。 4話で構成され、様々な生き様の人物が登場する。 共通しているのは、生きる元気をくれる結末。 第一話 周りの友達と心を許し合うことができない高校生の希美だったが、針子さん達との生活の中で幸せを感じていく。 母親は病弱で、出産できないと言われていた中...

久しぶりに感動して、涙が溢れた。 4話で構成され、様々な生き様の人物が登場する。 共通しているのは、生きる元気をくれる結末。 第一話 周りの友達と心を許し合うことができない高校生の希美だったが、針子さん達との生活の中で幸せを感じていく。 母親は病弱で、出産できないと言われていた中で、授かった希美。無理なんかしなくても、希美は両親にとっての「希望」そのものなんだよ。 第3話 シングルマザーの母親からの愛をあまり感じられずに育った子。 グラビアアイドルからセレブ婚をして、特別な幸せを掴んだかのように感じたが。夫には愛人ができ、自分の妊娠が発覚。夫は妊娠継続を希望しない。 離婚して、お腹の子を育てていこうと考える中で、母から自分が受けた愛に気づいていく。 久しぶりに会う母に、一言だけ伝えようとおもった。「お母さん、私を産んでくれてありがとう。」 私たちは、この世界に生まれた瞬間から、誰もがみんな「特別」な存在だったんだよね。

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2021/02/10

自分の不安と向き合わなかったらまた環境を変えても同じ事を繰り返す。不安と向き合うのは心の筋トレ。シャールさんの身体に優しい料理をいただきながら心もほぐれていきます。

Posted byブクログ

2021/02/10

シリーズ全巻素晴らしかった。最終話は「銀色のマーメイド」を先に読んだ方が良かったのかも?登場人物によるさり気ない言葉の使い分けが丁寧なところも好き。

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2021/02/15

ちょっと心が疲れているときに読みたい本。 初めてのマカンマランシリーズ。知らずに最終巻を1番初めに読んでしまったが、何の違和感もなくあっという間に読んでしまった。 絶対的な救いなんてものはなくて、自分で考え自分の足で歩かない限りは「答え」は見つからない。傷つき救いを求める登場人...

ちょっと心が疲れているときに読みたい本。 初めてのマカンマランシリーズ。知らずに最終巻を1番初めに読んでしまったが、何の違和感もなくあっという間に読んでしまった。 絶対的な救いなんてものはなくて、自分で考え自分の足で歩かない限りは「答え」は見つからない。傷つき救いを求める登場人物たちは、その事実に絶望を憶えるも、シャールさん語録と優しい料理に背中を押され、また旅立っていく。そんなシャールさんもきっと自分の足でもがきながらも誰かに背中を押されて歩いてきたんだろう。そうやって自分が受けた親切をまた誰かに返せる人は温かく素敵だなと思う。 "自分を憐れむのってくせになるの。だって、傷つくのって楽ですもの…自分を憐れみたくなったら、誰かに八つ当たりしたり、甘えたりしないで、自分で自分の機嫌を上手にとって元気になる。それこそが、大人のたしなみと言うものよ" 67-69 "不安は誰かが解決してくれるものではないの。自分自身で向き合うしかないのよ…でもね、私は不安と戦うのは、筋トレみたいなものだと思ってるの…そりゃあ、不安と向き合うのは骨が折れるわよ。筋トレって基本的に苦しいものだから。でもそれを続けていけば、完全な解決をしなくても、心の筋力は鍛えられるのではないかしら…完璧な解決もない代わりに、絶対に立ち向かえないこんなもまた、ないってことなんじゃないかしら" 214-222 "その決断が周囲からどう受け止められたとしても、生きていく限り、人は己の人生の王様だ。すべての采配と責任を、一心に引き受けて行かなければならない。…明けない夜はないと言うけれど、何一つ確かなものが見つからないまま、白々と明けて行ってしまう朝に、押しつぶされそうになることもあるだろう…行き先のわからない道を、己の足だけを頼りに歩いて行くことは辛く、寂しい。…何かを得るたびに、何かを失いながら、明確な答えのない毎日を懸命に生きている我々は、それだけで勇敢だ。" 281-283

Posted byブクログ

2021/02/01

シャールさんの過去が書かれている回でした。 とても悩んで苦しんで病と戦っていたんですね。 だからこそ みんなに優しくできるのかな? そんな人になりたいけど 無理っぽいのでとりあえずシャールさんにあいたいです

Posted byブクログ

2021/01/30

マカンマランシリーズの最終巻。手に取るたび、これを読んだら終わっちゃうんだ、、と悲しくなって読むのを後回しにしていたがついに読了。 4話とも本当に良いお話で涙が出てきそうになった。またシャールさんに、常連の人物たちに会いたいときは、このシリーズを読み返したい。

Posted byブクログ