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凡人のための地域再生入門 の商品レビュー

4.3

76件のお客様レビュー

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2021/01/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

1つの物語、小説、として読むには面白い。あくまで、小説として。 地域活性化のノウハウを学ぶなら、別の書物も読まないとだめだ。 本書・著者に一貫している「行政のやり方はだめだ」という批判は、 1つの批判として一理あるだろうが、 法令的に行政にしかできないことの方が多い。

Posted byブクログ

2020/12/27

オーディオブックで読みましたが、手元に紙で残しておきたい良本。 真に地方創生に取り組むことの難しさ泥臭さをこれでもかとリアルに描いた上で、それでも挑戦したいと思わせてくれる。

Posted byブクログ

2020/08/18

まさに地方創生の本質をついた本。 国は他の成功事例(に見える)を模倣するための補助金を地方に配る。 周囲の人も無い物ねだりで、なぜ同じようにできないのかと。 地域で稼ぐ人は、国の進める地方創生とは少し離れたところにいるのかもしれない。

Posted byブクログ

2020/08/10

地域創生のリアルが書かれた本。作者の木下さんが直接言えないことを小説を通して言い切っている物語。これからの地域創生に携わりたいもの、携わるもの、受け入れるものに向けたリアルな指南書。結局は役所が関わることが全ての失敗の根源であると思う。公務員は転職市場では価値がない。あるのは権力...

地域創生のリアルが書かれた本。作者の木下さんが直接言えないことを小説を通して言い切っている物語。これからの地域創生に携わりたいもの、携わるもの、受け入れるものに向けたリアルな指南書。結局は役所が関わることが全ての失敗の根源であると思う。公務員は転職市場では価値がない。あるのは権力だけ。本当の能力を持つものを活かせない仕組みが、この国を悪化させている。それに気づいて欲しい。

Posted byブクログ

2020/07/23

ようやく読み終わった。 なるほどこの人の考え方の方向性には納得、賛同。実務をやったことないから実感はないが、書かれている内容は比較的説得力がある。 ひとつ思ったのが、公的主体や補助金への嫌悪感が文面に表れまくっている。ここまで批判的に書くか、という感じ。やはり読者におっ?と思...

ようやく読み終わった。 なるほどこの人の考え方の方向性には納得、賛同。実務をやったことないから実感はないが、書かれている内容は比較的説得力がある。 ひとつ思ったのが、公的主体や補助金への嫌悪感が文面に表れまくっている。ここまで批判的に書くか、という感じ。やはり読者におっ?と思わせるためにはこれくらい尖った書き方をしないとダメなのだろう。著者としては思っていることをそのまま書いたのであろうが。そう考えると、同分野の他書籍はなんとまあオブラートな書き方をしていることよ。

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2020/07/12

地方創生に少しかかわった人間にとって、のどに刺さった骨が溶けるような気付きがありました。 似非コンサルもリアルに描いているあたりも、わかるわかるとうなずきながら読みました。 本当に地方創生に真正面に取り組み、成果を挙げられた方の文章と思います。

Posted byブクログ

2020/07/11

地域で事を起こして行きたい人は見るべき。地方で起きる成功や失敗、チャレンジしていく過程で起きる様々なことが小説のように読める。

Posted byブクログ

2020/06/10

小説形式で地域再生に奮闘する若者たちの姿を描く。地区運営を担うのは地方自治体であるが主役はあくまで住民である。行政に頼らず民間が事業として地域再生に取り組む意義や重要性が伝わってくる。実際に数多くの地域再生に携わってきた著者ならではの視点や手法、コラムが参考になる。 行政の補助...

小説形式で地域再生に奮闘する若者たちの姿を描く。地区運営を担うのは地方自治体であるが主役はあくまで住民である。行政に頼らず民間が事業として地域再生に取り組む意義や重要性が伝わってくる。実際に数多くの地域再生に携わってきた著者ならではの視点や手法、コラムが参考になる。 行政の補助金もうまく活用すれば開発の起爆剤になるものもあるので行政=悪と目の敵にし過ぎな印象はやや受ける。(2011年の震災復興基金や2020年昨今の特定給付金の受託事業をみると気持ちは分からなくもないが、、) フィクションなので山あり谷ありのハッピーエンドで問題ないのだが、実際に民間事業として地域再生をしようとすると過疎化や商圏の問題に直面する。国道沿いの郊外ショッピングモールが流行るのは商圏を拡げ根こそぎ需要を拾い上げているからだ(決して悪いことではない)。1,700以上ある自治体の多くはそれらの問題に打つ手なしなので、供給や開発サイドではなく需要サイドの視点を含んだ作品も読んでみたい。

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2020/05/31

地方での"まちづくり"の実態が、実感を持って知れた 将来どこかのまちで何かをやろうとするなら 必ず再読したい

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2020/05/18

キーワードは「覚悟」。 結局自分がやるかどうか。一歩踏み出す覚悟があるかどうか。 地方で何かを興している人は佐田のような人ばかりだと思っていたけど、覚悟を持って一歩踏み出した「凡人」の瀬戸に勇気をもらえる本。 地域を再生させるには、地域で稼ぐ仕組みを作り出すこと。 「貰う金」...

キーワードは「覚悟」。 結局自分がやるかどうか。一歩踏み出す覚悟があるかどうか。 地方で何かを興している人は佐田のような人ばかりだと思っていたけど、覚悟を持って一歩踏み出した「凡人」の瀬戸に勇気をもらえる本。 地域を再生させるには、地域で稼ぐ仕組みを作り出すこと。 「貰う金」より「稼ぐ金」。 結論はこれだけど、ストーリーで理解できるからとても面白かった。 地元がヤバいと思って考えているだけじゃ、何も変わらない。 完璧でなくてもはじめなければ変化は起こせないし、問題は修正していけばいいだけ。 結局はまわりのせいにしているだけで、思い切りがないだけじゃないのか? 「自分でやると決めんと、ものごとは進まんもんや」 まさに今、コロナ禍のあとは社会が変わる。 その中でどういう生き方、働き方をするか? 読んで終わりじゃない。どう活かすか? 自分に喝を入れる一冊になった。

Posted byブクログ