私が大好きな小説家を殺すまで の商品レビュー
内容は思ったよりドロドロした感じで重たくてびっくりしたけど、意外とスラスラ読めました! 忘れた頃にまた読めたらいいかな〜って感じ
Posted by
若い子が好きそうなタイトルで若い子が好きそうな装丁で、機能不全家庭で虐待されてた小学生の女の子(作中で高校生以上まで成長)が小説家を好きになってしまうテーマと展開がグロすぎる。このグロさがテーマなのもわかるし遥川は悩んでるんだろうけど、こういうことやっちゃだめなのはわかってるんだ...
若い子が好きそうなタイトルで若い子が好きそうな装丁で、機能不全家庭で虐待されてた小学生の女の子(作中で高校生以上まで成長)が小説家を好きになってしまうテーマと展開がグロすぎる。このグロさがテーマなのもわかるし遥川は悩んでるんだろうけど、こういうことやっちゃだめなのはわかってるんだよな……犯罪だよな……って反省したフリをしながら結局手を出すならただのクズより質悪いじゃん。自分から踏み込んで愛を搾取して批判されることなく死を選んで逃げて。こういうのをエモって呼ぶならエモは一生理解しなくていいなー。 あとがきで遥川の字が違うのも気になった。
Posted by
とても残酷で、とても美しい、小説家と少女の物語。 彼と彼女に起きたことは、きっと小説家なら誰にでも起こりうることなのでしょう。 文体はとても読みやすく、気づけばスルスルと読み進めていました。 しかし物語としては美しいけどもうちょっと気をつけなよ、と思わざるを得ないw
Posted by
あとがきで著者が書いていた通り、「救済の責任の問題」の話だった。 先の読める単純な「作家とゴーストライター」の話ではない、遥川と梓の想像以上に複雑な関係性がリアルに感じられた。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
読み立てホヤホヤ〜先生がメロくて好きだった 買いたくなっちゃうな、先生にフォーカスしてもう1回読みたい 梓目線で描かれてるから先生好きになれるけど読了の興奮冷めたら先生ただの可哀想な不器用だな〜って思っちゃうね、好きだけど
Posted by
うーん、文章が観念的なのかな、私には合わなかった。 二人の共依存と破滅の物語。 なんだけど、どうも重さが感じられなかった。
Posted by
構成がとても良かった。「憧れ」という感情の影の部分をうまく描写していて、興味深く読めた。美しいシーンが多いので、読み飽きないのも魅力。
Posted by
遥川の言葉の意味や気持ちが汲みきりにくい箇所がある。ただきっとそれはこの物語が梓の一人称であり、彼女が味わった気持ちなんだろう。遥川サイドの視点も描いたものがあれば見てみたい。きっと同じ事実に対しての見え方が異なるであろうと思う。 余談だが、なんとなく旧エヴァのアニメ版のシンジと...
遥川の言葉の意味や気持ちが汲みきりにくい箇所がある。ただきっとそれはこの物語が梓の一人称であり、彼女が味わった気持ちなんだろう。遥川サイドの視点も描いたものがあれば見てみたい。きっと同じ事実に対しての見え方が異なるであろうと思う。 余談だが、なんとなく旧エヴァのアニメ版のシンジとアスカのような関係性が連想された。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
『憧れの相手が見る影もなく落ちぶれてしまったのを見て、「頼むから死んでくれ」と思うのが敬愛で「それでも生きてくれ」と願うのが執着だと思っていた。』 この冒頭の一文があらためて読み返すと印象深い。 泥沼のような共存関係から、最後は綺麗なバッドエンドに集束して面白かった。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
すごい。歪な関係が上手に描かれている。 気味が悪いくらい執着心が強い主人公と、最後まで頭を抱えた先生、良くも悪くも人間らしい話だった。お腹いっぱい。
Posted by