私が大好きな小説家を殺すまで の商品レビュー
天才小説家 遥川悠真と、その物語に救われた幕居梓。スランプに落ち込み、世間に蔑まれる遥川。今度は梓が春川のゴーストライターとして救済する。 最初から最後まで苦しい。けれど美しい物語でした。
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やばいやばい。まだ途中だけど、⭐︎5つけたいくらいだよ。斜線堂有紀さんはほんとに、狂気的な愛とこのならではの独特の世界観に惹き込むのがお上手で、いつの間にか呑み込まれていく感じが楽しい。世界観、表現力素晴らしすぎる。感情がうわあああ状態なので、読了してないけど一旦ここに吐く! ...
やばいやばい。まだ途中だけど、⭐︎5つけたいくらいだよ。斜線堂有紀さんはほんとに、狂気的な愛とこのならではの独特の世界観に惹き込むのがお上手で、いつの間にか呑み込まれていく感じが楽しい。世界観、表現力素晴らしすぎる。感情がうわあああ状態なので、読了してないけど一旦ここに吐く! 読了した。 始まりは斜線堂さんらしい強烈な一文。 この一文の意味最後はちゃんと理解できた。共感はしませんけど! 読者が読んでいるのは、斜線堂さんの小説であり主人公、梓の小説。構成素敵。 私も先生好き〜(やばいかな) だからこそ落ちぶれていく様が読んでてつらい 読了したあとに表紙を見るとね、いろんな解釈ができると思う、とても切なくなった涙 恋に至る病と同じく精神的に追い詰める感じ、とてもお上手で、読んでる間は私まで洗脳されてる(笑) 異常な愛と信頼、推しがいる人に読んでみてほしい。
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愛情を適切に受けられずに育てられた少女が代わりに求めた愛はなんだったのか 1人の小説家との出会いが彼女と青年を大きく変えてしまった 親愛や恋愛、家族愛など愛のカタチはその関係性の数だけあり正解は無いのだろうけど、相手に求める理想と現実の差に悩みながらも相手を思わずにはいられない ...
愛情を適切に受けられずに育てられた少女が代わりに求めた愛はなんだったのか 1人の小説家との出会いが彼女と青年を大きく変えてしまった 親愛や恋愛、家族愛など愛のカタチはその関係性の数だけあり正解は無いのだろうけど、相手に求める理想と現実の差に悩みながらも相手を思わずにはいられない そんなふたりが破綻するのは予定調和だったのかもしれないが少女の純愛を貫いた姿は胸に来るものがあった
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読んだ!(2時間ちょっとで読めた) 不器用な2人のしんみり恋愛小説?で終始切なくなりながら読んでいた.この気持ちが汝、星のごとく(流浪の月?)を読んだ時の気持ちに似ている気がする
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「ほんタメ」で斜線堂有紀さんが紹介されていて、 気になって本作を手に取りました。 ------------------------- 十数万字の完全犯罪。 その全てが愛だった。 ------------------------- 読み終わった後、考えがまとまらず、 放心状態に近か...
「ほんタメ」で斜線堂有紀さんが紹介されていて、 気になって本作を手に取りました。 ------------------------- 十数万字の完全犯罪。 その全てが愛だった。 ------------------------- 読み終わった後、考えがまとまらず、 放心状態に近かったです。 どうしてそっちに行っちゃうの、 その流れは必然なの、 無意識にそっちに行っちゃうの、 どうして止まれないの、 と疑問符だらけで。 助けられた恩人を助けたつもりが、 相手を追い詰めていたり、 大切に想っての行動だったのに、 相手を傷つけていたり。 なんて不器用で、 なんてお互いを思い合っていて、 とても依存していて。 恋愛×地獄は最高というほんタメでの紹介でしたが、 私には刺激が強すぎて、 余韻というか気分を引っ張られちゃうので、 連休とか余裕があるときに読もうと思います。
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なんて、ロマンチックなお話!鬱々としている物語なのに、情景描写が美しく、切ない。先生と私、それぞれの選択がいつでも必死で、悲しい。心がヒリヒリする。好みでした!しかし、先輩心広すぎんかね。
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ラノベっぽいような、そうでも無いような。 知人に「あなたの作品っぽい雰囲気の小説とは?」というタグで薦めてもらった作品。褒められてるのか貶されてるのかなんなのか(笑)(タイトル) 敬愛なのか執着なのか、私には敬愛なんてないと思っていたけれど、好きな作家が望む作品を出せないなら、人道を外れてしまったら、勝手に抱いている理想と違ったら。それはいなくなってもかまわないと思うかもしれない。
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最初の書き出しに引かれて読んでみた。 遥川と梓の共依存という雰囲気があり個人的に好きな作品。信仰にすら近い愛があったけれどたった一つの出来事で崩壊していく様子がじわじわと伝わりいたたまれない気持ちになった。(2023.8.10)
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憧れの相手が見る影なく落ちぶれてしまったのを見て、「頼むから死んでくれ」と思うのが敬愛で「それでも生きてくれ」と願うのが執着だと思っていた。だから私は、遥川悠真に死んでほしかった。 という書き出しから引き込まれる本ですね。 梓が彼の小説と人格に鮮やかに救われたとしても、それだけ...
憧れの相手が見る影なく落ちぶれてしまったのを見て、「頼むから死んでくれ」と思うのが敬愛で「それでも生きてくれ」と願うのが執着だと思っていた。だから私は、遥川悠真に死んでほしかった。 という書き出しから引き込まれる本ですね。 梓が彼の小説と人格に鮮やかに救われたとしても、それだけで物語はきれいに終わらず、人生は続いていく。 二人が出会った頃のバランスを崩していく様子が切なかった。
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小説家と少女の崩壊の物語 個人的にはどこまでも真っ直ぐな愛と信仰の物語に見える 現実的なところでのツッコミどころは正直多いのですが、 それを補って余りある美しさを感じました 欲を言えばオチにもうひと波欲しい気持ちはありました
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