猫のお告げは樹の下で の商品レビュー

青山美智子(著者)

2021/09/12

娘が借りてきた本。
安定と安心のほっこり系。今二冊目。飽きそうで意外と飽きない。「お探しものは図書館で」の司書さんが、保健室の先生として出てきてクスッとした。

猫のミクジからお告げというヒントをもらって、あとは自分でそのヒントを意味づけ、前進していく。

2021/08/04

青山作品の構成にはだいぶ慣れてきたけど、マンネリ感出そうで出ない、安心して読める、という絶妙な感じです。
プラモデルに人生を捧げてきたおじいさんと嫁の話と、人気占い師の話が面白かった。

2021/07/27

短編集でありオムニバスもあり多様な面で楽しめる

特にチケットとマンナカは胸を打たれて泣きながら読んだ

ストレスを抱えうつむきがちな主人公たちが壁にぶち当たりながらも今までの自分から脱皮する

その変化が更に周りにも変化をもたらす

きっかけをくれるのはミクジ様(わたしも会いたい)

素敵な物語だった

映像化してほしい

2021/07/22

ほんの少しの気付きで毎日の眺めがガラリと変わるかもしれない、そんな気持ちになるお話。肝心要の猫のくだりがちょっと浮いている感じがもったいない。

2021/07/16

ハートウォーミングなお話が、心の栄養になるこの頃。書いてくれてありがとうという気持ちに。
悩みながら、つまづきながら、前に進む人々の、ある神社で不思議な猫ミクジから与えられたタラヨウの葉のお告げにまつわる物語。
宮司さんがキーパーソンになっているところも佳き。
人生は、一度きり。正解は、ないともいえるし、自ら作っていくものともいえる。
せっかくの命だから、自分も、周りも、幸せでと願う。そんな思いを強くした。

2021/07/15

いつもながらほっこりさせられました。
特に好きだったのは「スペース」と「マンナカ」。
今の自分が頑張っていることをしっかり認めてあげることってとても大切で、それを知ったうえでもっと頑張りたい。そう思いました。

2021/07/10

心に悩みを抱えた溜息混じりの７人の主人公たちがある日神社でお尻に星のマークのある白黒のハチワレ猫「ミクジ」からタラヨウの葉に書かれたお告げを授かる7つのお話。

考え方一つで悩みは悩みではなくなる事もある。ミクジから授かった短い言葉の意味を知った時、心があったかくなる。
日々の息苦しさを感じたら繰り返し読みたい本。

どの話も好きだけど、「マンナカ」と「スペース」が今の自分と重なって特に好き。

2021/06/27

とある神社のタラヨウの葉にお告げを告げる猫のミクジがもちろん、この物語の主人(猫？)公だけど、私はその後にいろんな姿(掃除のおじさんが頻度高し！？)で登場する宮司がとてもいい味を出して良いと思う。宮司さんであっても悩める友の息子であったり、自らを学校の教室の係のようなものだという彼が。
七つの物語。チケットとタネマキで号泣してしまった。特に好きだわ。
タラヨウの葉のある神社で赤いベンチに座るべし！でも私は猫より犬派なのだが‥(^_^;)

2021/06/26

初めて青山さんの本を読みました。図書館で題名に惹かれてなんだか吸い込まれるみたいに手に取った本だったけど、本当にステキな本で「そっか、出会うべくして出会った本だったんだなぁ」って感動して鳥肌立ちました。読み終わって、この本の内容と同じく巡り合わせの不思議さ、大切さを痛感した本でした！

2021/06/18

5-7話目が特に好き。自分のいるところがマンナカ。自分のスペースが狭いかなんてわからない。何も決まってない、こうに決まってるって思い込みを捨てて話してみる。タマタマは、ともやくんが素敵すぎて。玉がいちばん強くて美しい。心の声を箱に閉じ込めるの素敵。誰かにとっての、そういう箱になりたかった。
最後の終わり方も好きだな〜って思った。