猫のお告げは樹の下で の商品レビュー
「お告げ」は、自分をちょっぴり前に進めてくれるおまじないみたいなものなのかもしれない。 読んでいて元気になる絵本だった。
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読んでいると親近感が湧く設定が多いなぁと... 作者紹介を読むと1970年生まれ愛知県出身。 私とほとんど同じ!笑 考え方次第で状況が変わらなくても心温かくなるのですね(^^)ミクジはそんなきっかけをくれる猫! もしミクジに会えたらどんなタラヨウの葉を受け取れるのかしら
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神社のタラヨウという木の葉っぱに不思議な猫ミクジがお告げならぬヒントをくれる短編集。苦手だと思ってたおばさんの「ニシムキ」の部屋に訪れ失恋が癒やされる美容師。スマホのデジタル「チケット」でコンサートに娘と行く父親。楽器の素晴らしさで就活が乗り切れそうな「ポイント」。プラモデル好きのジジイの「タネマキ」。苔好きの転校生「マンナカ」。漫画家になりたかった主婦「スペース」。占い師が同級生と出会って明るい未来が見える「タマタマ」。タラヨウは傷をつけると黒くくっきりした線が浮き出るらしい。ミクジにも会えたらいいな。
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単に心あたたまる話というだけなく、心に響く物語だった。 五枚目のマンナカは特によかった。 「心が病んでるって、一生懸命な人のことを笑ったり、誰かが大切にしているものを平気で踏みにじったりするやつのことだと思うんだ。」 心に響いた言葉でした。
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読み終わった後に温かい気持ちと新しい発見とがありとても素敵な本でした。 (メモ) 人とのつながりを一つ一つ大切にしようと思った。 ありがとうと思ったことにスタンプをつけていきたい。 私にしかできないことはないかもだけど、私だからできることを見つけていきたい。
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タラヨウの葉って”こんなこと”に使える素敵な樹だった。全く知らなかった・・・。 不思議なネコが授ける、そんな葉に表れたお告げのことば。お告げのことばは、何とでもとれる単語1つにすぎないが、それを受け取った人々の迷い、諦め、希望、前進、様々な想いが綴られる。それぞれの人々は違う生活...
タラヨウの葉って”こんなこと”に使える素敵な樹だった。全く知らなかった・・・。 不思議なネコが授ける、そんな葉に表れたお告げのことば。お告げのことばは、何とでもとれる単語1つにすぎないが、それを受け取った人々の迷い、諦め、希望、前進、様々な想いが綴られる。それぞれの人々は違う生活の中に生きてるが、ひとつの街の中で、なんとなくつながっていることが窺えるような場面もあって、やはり人と人との環を感じさせてくれるのがうれしい。 誰もが何らかのきっかけを求めているのかな。
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青山さんの本はこれで4冊目。本当にどれも大好きな作品です。 青山さんの本は、誰でも持っている燻りや悩みに対して、ある出会い(今回はミクジのお告げ)から、それを大幅に解決したり新しい道に行くとか大袈裟な事ではなく、その悩みの種を新しい見方で捉えて、その人の良さを活かしていくところが...
青山さんの本はこれで4冊目。本当にどれも大好きな作品です。 青山さんの本は、誰でも持っている燻りや悩みに対して、ある出会い(今回はミクジのお告げ)から、それを大幅に解決したり新しい道に行くとか大袈裟な事ではなく、その悩みの種を新しい見方で捉えて、その人の良さを活かしていくところが魅力です。 特に、思春期の娘との接し方が分からなくなったお父さんの話は、学生時代の私と父に重なって思わず泣いてしまいました。
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7つの優しい物語。どの話もほっこりして、温かい涙が滲みました。一面しか見ないで、その人がどんな人かなんて決めつけてはいけない。自分のことも「〜に決まってる」と思い込むのではなく「何も決まってない」などと心に響く言葉がたくさんあって、図書館で借りた本だけど、手元に置いて何度も読みた...
7つの優しい物語。どの話もほっこりして、温かい涙が滲みました。一面しか見ないで、その人がどんな人かなんて決めつけてはいけない。自分のことも「〜に決まってる」と思い込むのではなく「何も決まってない」などと心に響く言葉がたくさんあって、図書館で借りた本だけど、手元に置いて何度も読みたくて購入することに。はじめての作者さんだったけど、他の作品も読んでみようと思う。
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神社にいる猫から授かるタラヨウの葉に書かれて文字で救われる短編。主人公は少し悩まされるが最後はハッピーエンド。安心して読めます。
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なんらかのきっかけがあっても、未来を変えるのは自分。辛いことに足を取られて、重さにひきづられるあまり這い上がる元気を失っても、青山さんの作品を読むと足を上げたいという気持ちが起こる。現実にこんな都合のいい話はないと思っている自分を立て直したい。どのお話も大好きです。
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