猫のお告げは樹の下で の商品レビュー
読みやすいけど、 後ろになるりつれ、 話が間延びしてたのか 眠気が凄くなってきたから 途中でやめる
Posted by
私は大晦日の昼間、まだ人が少ない神社に行くのが好き。 寒くて、吸い込んだ冷たい空気がいつもよりきれいで体の中を浄化してくれる気がするし、一年が終わるぞ～って張りつめたような気配と、神社の厳かな雰囲気が気に入っている。 そしてお参りのときは、ニコと同じく！、お願いごとはしないで感謝...
私は大晦日の昼間、まだ人が少ない神社に行くのが好き。 寒くて、吸い込んだ冷たい空気がいつもよりきれいで体の中を浄化してくれる気がするし、一年が終わるぞ～って張りつめたような気配と、神社の厳かな雰囲気が気に入っている。 そしてお参りのときは、ニコと同じく！、お願いごとはしないで感謝だけ。 神社にあらわれる猫のミクジ、ミクジが落とすタラヨウの葉、 葉の裏側には落とされた人にしか見えないお告げの文字。 不思議な世界が広がるけれど、現実的な話に読めて、不思議と受け入れられる。 肩の力が抜ける、優しい本。
Posted by
4年前に出版された本。人気作家さん、なのかな。1つの設定世界の中で、複数の登場人物を中心に描きながら、各々の中心人物同士が緩やかに繋がって物語を構成もしていると言う、ひと粒ずつが二度も三度も美味しい感じ。今回の作品は、最後にもひと工夫。それも周到に前フリされている。読み終えた後に...
4年前に出版された本。人気作家さん、なのかな。1つの設定世界の中で、複数の登場人物を中心に描きながら、各々の中心人物同士が緩やかに繋がって物語を構成もしていると言う、ひと粒ずつが二度も三度も美味しい感じ。今回の作品は、最後にもひと工夫。それも周到に前フリされている。読み終えた後にも、自分の周囲に何かが起こる、起こっている感じが楽しめて、何とお得な作品なんだろう。と、思ってしまいました。
Posted by
――宮司が言う―― あなたは運がいい。もうすぐかもしれませんね、あなたが猫のミクジからタラ ヨウの葉を受け取るのも。 どうぞ、お告げの葉、その言葉を大切に して下さい。 この神社には、迷いを持ってやって来た 人の前にだけ、猫が現れる。 この本は、｢鎌倉うずまき案内所｣に 似て...
――宮司が言う―― あなたは運がいい。もうすぐかもしれませんね、あなたが猫のミクジからタラ ヨウの葉を受け取るのも。 どうぞ、お告げの葉、その言葉を大切に して下さい。 この神社には、迷いを持ってやって来た 人の前にだけ、猫が現れる。 この本は、｢鎌倉うずまき案内所｣に 似ているような気がする。心に迷いを 持った人だけが出会える。その猫に。 案内所もそうだった。 青山美智子さんの本は、読みやすくて 癒やされる！ この本では、２話目が１番気に入った。 父娘の様子を描いたもので、思春期の 娘に父がどう接していけば良いか、 悩みを持っていた時に････!! この話は息子に読ませた。 いいじゃん、あの父さんいいよ！と 言っていた。 そして、びっくりしたのが｢木曜ココア｣ に登場していた、キャリアウーマンのママ、画家のパパの家族が脇役として、 幼稚園にやって来る。感激だ！ エピローグに味がある。 宮司さんのひとりごと、猫のミクジ、 話の中に登場した皆のことを思ったり。 ――タラヨウという木は、ハガキの木、 とも言うらしい。―― 葉の裏に傷を付けるようにして、手紙を 書くと言うけれど、小さくて････ 2022､11､21 読了
Posted by
すごく素敵な本だった。 あの本に出てきた人にまた会えると思ってなくて… 感動して涙が出てくる話もあったし… とにかく素敵な本でした
Posted by
7つの連作短編集。 猫のミクジからの一言だけのお告げをもらうことで、みんなが少し明るく前向きになっていく。 見方を変えることで、気持ちや状況が良くなることは、実際にあるなぁと思った。 青山さんの作品は、読者までも温かで前向きな気持ちにさせてくれる。
Posted by
心が迷っている時に、神社の猫が、葉を使って答えをくれるのでは無く、ヒントを与えてくれる話 私もミクジに会いたいけれど、迷える事がないから駄目だなぁ！ ほのぼのとした気持ちになれる本。
Posted by
自分探しのファンタジーハートフル小説ですね。 短編連作の七話ですね。 何れも人間間のわだかまりを抱えた登場人物が、さる神社でお尻に星のマークのある猫ミクジと出会い、タラヨウの樹の下で葉っぱの「お告げ」なるものを授かり、問題の解決に至るという物語。 人生の節目みたいな所で、自身の悩...
自分探しのファンタジーハートフル小説ですね。 短編連作の七話ですね。 何れも人間間のわだかまりを抱えた登場人物が、さる神社でお尻に星のマークのある猫ミクジと出会い、タラヨウの樹の下で葉っぱの「お告げ」なるものを授かり、問題の解決に至るという物語。 人生の節目みたいな所で、自身の悩みに気付き、挫けそうに成ることは多にして有るものなのだが、以外とヒントに成りそうなものは目の前に有ったりしますね。 青山さんは問題解決の直接の助言では無く、「お告げ」のヒントを後押しにして、登場人物の自分の力で身近な親近者の力も駆使しながら乗り越えていく様を心温まる文章で綴られています。 大人の絵本ですね。詩情あふれる文章も織り混ぜて人情豊かな作品に仕上げておられます。 青山スタイルの作品は読んでいて心地よいですから、これからも読み続けてみたいですね。
Posted by
自分の思いと考え方次第でほんの些細なきっかけで世界が動き出し輝きだしていく。 青山さんの書く物語は感謝と勇気をくれるから本当に好き。 思わぬキャラが出てきて嬉しかったり。優しい世界で本当大好き。
Posted by
他の作品と比べて、各お話のつながりが薄めだった（それがどうというわけではないけれど、もう少し散りばめて欲しかったとも思う）。 でもやっぱり青山さんの作品は暖かくて優しくて、読むとほんわかできるのが好きです！ 私のお気に入りは「マンナカ」と「スペース」かな。 ちょっとじわっときて涙...
他の作品と比べて、各お話のつながりが薄めだった（それがどうというわけではないけれど、もう少し散りばめて欲しかったとも思う）。 でもやっぱり青山さんの作品は暖かくて優しくて、読むとほんわかできるのが好きです！ 私のお気に入りは「マンナカ」と「スペース」かな。 ちょっとじわっときて涙が出そうだった。
Posted by