QJKJQ の商品レビュー
3と4の間ぐらいかな? かなりとっ散らかった意味不明な状況からスタートするもその伏線がちゃんと回収されるのは凄い。 その中で作品にはテーマがあり、考えさせられるところもある。
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初サトー。あらすじからかなり期待してたんだけど…その想像の遥か上をいく作品でした。 いや、マジすごいわ…!? 読んだ方ならわかってくれると思うが、あらすじ以上のことは本当になにも言えない……読んでその衝撃を味わって欲しい。 そこには見たこともない世界が広がっていたから——。星...
初サトー。あらすじからかなり期待してたんだけど…その想像の遥か上をいく作品でした。 いや、マジすごいわ…!? 読んだ方ならわかってくれると思うが、あらすじ以上のことは本当になにも言えない……読んでその衝撃を味わって欲しい。 そこには見たこともない世界が広がっていたから——。星四つ半。
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猟奇殺人を犯す家族のお話。 だがしかし、実はそんな簡単に纏められるお話ではなく、記憶と幻想と現実とが幾重にも折り重なって、実に緻密に形成された父娘のお話でした。 自分が今まで家族だと思って共に生活してきた人達が実は虚像だったら? 目の前にあった殺人の現場が跡形もなく異次元のように...
猟奇殺人を犯す家族のお話。 だがしかし、実はそんな簡単に纏められるお話ではなく、記憶と幻想と現実とが幾重にも折り重なって、実に緻密に形成された父娘のお話でした。 自分が今まで家族だと思って共に生活してきた人達が実は虚像だったら? 目の前にあった殺人の現場が跡形もなく異次元のように何もなかったら? 読み進めれば進むほどに、今まで読んできた物語の世界が闇になり、お話の先を示す文脈に霧がかかって想像すら出来なくさせるような不安感を煽ります。 色んなものを覆されて大いに驚愕させられましたが、ラストの娘に諭す父の愛情が唯一本物であったことが悲哀を感じました。
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最近激ハマりしている佐藤究さんの江戸川乱歩賞受賞作品。 「テスカトリポカ」「Ank」を読んで知性と狂気の入り交じった世界観に引き込まれている。 今作品もやはり知性と狂気の飛び抜けた物語で、新しい未知の知識が自分に入り込んで来るかのような感覚を覚える。 それは深層心理のだいぶ奥深...
最近激ハマりしている佐藤究さんの江戸川乱歩賞受賞作品。 「テスカトリポカ」「Ank」を読んで知性と狂気の入り交じった世界観に引き込まれている。 今作品もやはり知性と狂気の飛び抜けた物語で、新しい未知の知識が自分に入り込んで来るかのような感覚を覚える。 それは深層心理のだいぶ奥深い所を刺激させられる物で、異物感、狂気を含んだある意味では触れない方がいいもののような激情とも感じられる。 一言で表すと「不気味」 それを圧倒的な文章力で描ききっている。 天才だと感じている。 人間という生物を怖いくらいに知っている方だと感じる。生物学(人間学)的にも理学的にも精神学的にもあらゆる方面から人間を炙り出してくる。 知ってたのに知らなかった事に、見ていたのに見なかった事に、この作品を読んで恐ろしくなった。 知らなければよかったかも、知った上で考えなくてもよかったのかも。 知れば知る程、考えれば考える程、ドツボにハマる。そしてまた読み進めるの繰り返し。一つ一つ感情が沸き起こるが考えては静まっていく。 作者の言葉を借りるならばそれこそが自分にとって絶後の畏怖(ダムナティオ•メモリアエ)。 考えては静まり落ち着きまた次に進む。 読後総合的に考えてみれば気味が悪い後味、不気味さが多面的に黒々と光を吸収する黒曜石のような作品だった。 読者の自分からすれば作者こそ恐怖。天才という畏敬。知性と狂気を同時に持ち合わせ同時に展開している。 そこに惹かれる自分。自分も知性と狂気を望んでいるのに違いない。 そんな気持ちのまま、書店にて作者の「幽玄F」に手を伸ばしている、なんだか恐ろしい。
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不可思議な設定で興味をもって読み進めていったが哲学的な表現と現実感に乏しい設定が最期まで嵌まらなかった。 それぞれの登場人物に感情移入できなかったのも大きいかな。 初読みの作家さんであったが個人的にはちょっと合わないと感じた
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途中までのグロ表現や、重苦しい雰囲気で膨らんでた最後への期待が、急にラノベぽい設定のオチで吹き飛んだ感じ 少し虚しい気持ちで読み終えました 他の方が言うようにトンデモ設定、トンデモ展開が自分に合わなかっただけかもしれない そういった設定が好きな人はすごく楽しめる作品だとは思いま...
途中までのグロ表現や、重苦しい雰囲気で膨らんでた最後への期待が、急にラノベぽい設定のオチで吹き飛んだ感じ 少し虚しい気持ちで読み終えました 他の方が言うようにトンデモ設定、トンデモ展開が自分に合わなかっただけかもしれない そういった設定が好きな人はすごく楽しめる作品だとは思います 先にも書いたけれど少しラノベぽい雰囲気。表紙とか文体とかとは少しチグハグな感じがする、それが良いのかもしれない、分からないけど
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こういうぶっ飛んだ作品が読みたくなる時、ありますよね。 トンデモ設定、トンデモ展開ではありますが決して読みづらくないのが不思議。 ところどころポップなんですよね。
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グロいところもあったけれど、個人的には非常に好みな設定だった。 文章が上手いのでするする読める。 他の作品も読んでみよう。
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11月-20。3.0点 主人公の女子高生、猟奇殺人者の一家。ある日、兄が惨殺され母が行方不明に。父親に疑いの目を向けるが。。 うーん、150ページから250ページあたり、抽象的な感じで時間かかった。その後は一気に進んだ。 自分には、説明文が難解な感じだった。
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かなり日にちをかけて読了。 読み始めれば文章の上手さで引き込まれるけれど、どうしてものめり込むほどではなかった… 読み終えて、 いない人がいるように、してない事をしたように、ほとんど幻想の中で生きる事を想像出来ない。 それゆえにどこにも共感がなく、読んでて深みが無かったのかも。 亜季亜が作り上げた世界を、この会話の乏しい父がどう共有したのか… 唯一、ファミレス“アイダホ”での一コマが楽しめたかな。 犯罪に関する“研究”の意図がとにかく難解…
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