グラスバードは還らない の商品レビュー
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評価が難しいなぁ きっと意見も分かれそうな気がします 今回はクローズドサークルにかなり大胆な叙述トリックそして少々のアリバイトリックと目白押しですが、どうしてもクイズの問題文を読まされてる気がするんですよね 250ページくらいの問題文 しかもトリックの肝にあたるのが最後まで明かされないSF設定とあっては絶対に解くことのできないクイズです(ものすごく好意的に見て伏線らしきものはあるにはある) とても斬新ではあってなかなか面白くはあるんですが…そりゃあSF設定だもん斬新にはなるよねとも思いました とにかく悪くはない、悪くはないんだけど自分は市川憂人さんはもういいかなと思っちゃいました この時間で読みたい作家さんはいくらでもいるのでね うん、そゆこと
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ガラス透過率、屈折率をネタにしたミステリで、とてもおもしろかった。 第1作の時と犯人の動機や立ち位置が似ているが、第1作の時に感じたどうやって被害者の殺され方や犯人を知ったのかという矛盾が解消されてた。第1作の時もこんな感じで動機が説明されてれば、すんなり読めたんだけどなぁ。 途...
ガラス透過率、屈折率をネタにしたミステリで、とてもおもしろかった。 第1作の時と犯人の動機や立ち位置が似ているが、第1作の時に感じたどうやって被害者の殺され方や犯人を知ったのかという矛盾が解消されてた。第1作の時もこんな感じで動機が説明されてれば、すんなり読めたんだけどなぁ。 途中セシリアが意識を失ってた間に着衣を何者かに変えられたことに気づくんですが、普通恐怖や嫌悪を感じると思うんですよね。若い女性なら。そこで、羞恥心を抱くってどういうこと??細かいところで女子の書き方がラノベヒロインになるの気になるー。 ミステリとしても高層ビルでの火災や、閉鎖空間で集団パニックになるところなどこれでもかとシーンが重なり読み応え十分。硝子鳥も響きが美しく、禁忌に触れる設定がまた妖しくてよかった。 最後に。ジョン、その女はマジでやめとけー。今より一層巻き込まれることになるぞー。
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マリアと漣は、大規模な希少動植物密売ルートの捜査中、得意取引先に不動産王ヒュー・サンドフォードがいることを掴む。 彼にはサンドフォードタワー最上階の邸宅で、秘蔵の硝子鳥や希少動物を飼っているという噂があった。 捜査打ち切りの命令を無視してタワーを訪れた二人だったが、あろうことかタワー内の爆破テロに巻き込まれてしまう! ガラス製造社の研究員セシリアは、新規の事業取引先として、不動産王ヒューに関わることになる。 ヒューは高層ビル最上階の邸宅にて、秘蔵の鳥「硝子鳥」など希少動物を多く飼っていると噂されていた。 ある晩、セシリアは同僚たち三人と拉致され、目覚めると外が見えない特殊なガラス張りの迷宮に閉じ込められたことに気づく。 「お前たちの罪を知っている」というヒューの言葉に怯える中、突然ガラスが透明になり、研究員の一人が殺されたことが判明する。 傍には、どこからか紛れ込んだ「硝子鳥」が鳴き声を響かせていた……。 隠れる場所がないガラス張りの迷宮で、犯人はどこへ消えたのか? (アマゾンより引用) 面白くないことはないんだけど、何か無理矢理感があるんだよなぁ
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硝子鳥と書いてグラスバードと読む。前作のブルーローズといい、なんて儚く美しい響き。 硝子鳥の描写が妙に生々しく艶やかなので、あーこれはもしかして映像化できないアレかなと思ったら、やはりそうで。 でも、入子式の殺人で殺人現場も見事な叙述トリックで、幻想的な舞台設定に、冴え切ったロジックが小気味いい。 読めば読むほど作者の世界観に引き込まれる良作。
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マリア&漣シリーズ3 希少動植物密輸事件の捜査中、超高層ビル爆破事件に巻き込まれ絶体絶命大ピンチのマリア警部 他視点でクローズドサークルの殺人が進行する緊迫感溢れるミステリー ジョン少佐がひたすらカッコいい! 頑張れジョン! …でも漣には勝てない気がする 前作前々...
マリア&漣シリーズ3 希少動植物密輸事件の捜査中、超高層ビル爆破事件に巻き込まれ絶体絶命大ピンチのマリア警部 他視点でクローズドサークルの殺人が進行する緊迫感溢れるミステリー ジョン少佐がひたすらカッコいい! 頑張れジョン! …でも漣には勝てない気がする 前作前々作の世界観、人物を知っていた方が良いので、先にマリア&漣シリーズ1、2を読むことをお勧めします
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小説としては、胸糞悪さも含め面白かったとは思う。 ただ、この二重(三重)構造はさすがに読み解けないだろう…と感じたのと、SFチックな要素が濃すぎて、本格ミステリとしては、前2作ほどの興奮は味わえなかった。 硝子鳥の真実は初めの時点で想像がついた(そうだったら嫌だなという拒否反応として)が、その後の描写がフェアとは言い難く、推理が当たったことに満足感よりもモヤモヤが残った。 トリックについても、まさか透明マントじゃないよね…と思いながら読むと案の定…。 本格ミステリというより、パニックもの、あるいは社会派作品として楽しむのが吉か。
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シリーズなのでと図書館に購入をお願いしてまで読んだのですが、そこまででは無かったという感想でちょっと申し訳ない気持ちです。私の他にもシリーズを読んでらっしゃる方が借りてくださることを切に願います。面白くなかった訳では無いのですがラストの数ページを読みながら何度も意識を失うていたらく。マリアと蓮があまり出てこないせいでしょうかね?
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マリア&漣シリーズ三作目。今回は硝子技術のお話……からの希少生物の話かな。 今回も私の推しキャラジョン少佐は大活躍っす。いやもうマリアとジョンのやり取りがあるだけで読むよこれ。最高だ。 でも、今回はちょっとトリックに無理があったような。個人的に「えーそれはなくない?」と思った...
マリア&漣シリーズ三作目。今回は硝子技術のお話……からの希少生物の話かな。 今回も私の推しキャラジョン少佐は大活躍っす。いやもうマリアとジョンのやり取りがあるだけで読むよこれ。最高だ。 でも、今回はちょっとトリックに無理があったような。個人的に「えーそれはなくない?」と思った。 描写がさ、それっぽくないような。いやいや、ちゃんとそこはそういうふうに描かれているんだけど。うーん。
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グラスバードの正体とか密室のトリックとかわかる訳もなく、どうなってるのかページをめくるのが止まらなかった。
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今回も全く展開が読めなかった。 一体誰がどうやって? 推理することを忘れて先を楽しみに読んでしまう、 それがこのシリーズ。 なんだかすごい科学の応用にワクワク、漣とマリアの会話にニヤリ。 癖になってしまっている。 あり得るかわからない世界や事件、壮大な仕掛け、そんなミステリーが好...
今回も全く展開が読めなかった。 一体誰がどうやって? 推理することを忘れて先を楽しみに読んでしまう、 それがこのシリーズ。 なんだかすごい科学の応用にワクワク、漣とマリアの会話にニヤリ。 癖になってしまっている。 あり得るかわからない世界や事件、壮大な仕掛け、そんなミステリーが好きな人にオススメです。
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