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書店ガール(7) の商品レビュー

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78件のお客様レビュー

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2018/12/10

このシリーズやはり面白いな〜本屋バイトのことを思い出す。完結編をよんだからこそ、また最初から読み返したくなった。最近めっきり本屋に行かなくなったけど(近所の本屋が不満なんだよな…)それでもやっぱり本を選ぶなら本屋がいいなとしみじみ思う自分がいる。

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2018/12/09
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ひと言で言ってしまえば、スッキリしなかった。 理子には幸せになって欲しかった。決して不幸ではないのだろうけれど… 最後まで閉店の話題で、部下は自分勝手だし。書店は生き残る為に、合併や閉店が必要になっている現実も分からないではないが、なんだか寂しい気分になってしまった。

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2018/12/03

大好きな書店ガールシリーズ、遂に完結! 本を愛してやまない登場人物のおかげでより一層、本が好きになった。あー、終わっちゃった。いつまでもこの世界観を楽しんでいたかった。もう新しいシリーズには出会えないけどまた、再読して楽しもう!

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2018/11/27
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「書店ガール」シリーズ第7弾にして完結編。 理子と亜紀の対決(?)から始まった書店ガールシリーズ。 (なぜか、亜紀の引き出物のバカラのグラスをゴミ箱に叩き込む理子の姿が最初の印象に残っている) これでシリーズは「完結」するが、「解決」ではない。 本屋を取り巻く状況は、簡単に答えが出せる問題ではないからだ。 最新刊が出れば必ず読む、というシリーズがひとつ減ってしまうのは寂しいが、だらだら続けることをせず、出せば必ず喜ばれることが分かっていながら一度〆るというのは英断とも思える。 タイトルに『書店』と入っているのだから、本屋の存続の問題が大きく取り上げられているが、「いかに本を売るか」だけでは正直、つまらない作品になっていただろう。 書店員から始まって、もっと大きな世界、「本好き」のために何ができるのか、本好きの仲間をどう育てるのか。 今までもたくさん描かれてきたけれど、次々と羽ばたいていく彼女たちを見送るのが、この完結編だ。 第1章 愛奈 高梨愛奈(たかなしまな)は、私立の中高一貫校である中学の司書教諭で、読書クラブの顧問をしている。 「ビブリオバトル」で描かれる、生徒たちの生き方と本の存在。 第2章 彩加 宮崎彩加(みやざきあやか)は、吉祥寺の書店で働いていたが、故郷沼津の叔母の古い書店を改装してブックカフェを開く決意をする。 都会では流行りのブックカフェだが、新しい文化を故郷に持ち帰ることに対する地元の意識は…? 第3章 理子 「書店ガール」といえば、西岡理子(にしおかりこ) 書店の終焉に立ち会う苦労を一身に背負って、もはや「受難の人」である。 初心に戻って、彼女の頑張りにとことん付き合う。 第4章 亜紀 久しぶりに現場に戻る、小幡亜紀(おばたあき)。 さわやかな幕開けでもあるが、理子のバトンを、本当の意味で亜紀が受け取った瞬間でもあるのだろう。 これから様々な洗礼を受けて、彼女も成長していくのだろう。 しかし、今は輝かしい瞬間である。

Posted byブクログ

2018/11/27
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ついに最終章。完結編にふさわしく、書店ガールそれぞれの今が書かれている。 大変なこともあったけど、それは経験として蓄積され、彼女たちの未来への一歩になる。なんかキラキラしてたなー。 最近は保存スペース的な事情もあって、読みたい本はほぼ図書館なのだけど、やっぱり今でも本屋が好き。こういう書店員さんたちに出逢いたいなあ。

Posted byブクログ

2018/11/26

大好きなシリーズ、完結編。1作目からもう7年も経っていたんだ。私が1作目を読んでからは5年以上。登場人物が女性だからこそ、共感してきたものが、私も人生の節目を経験して、読み終わってまた1から読みたいと思ってしまった。 書店の仕事を、好きな本に囲まれていて羨ましく思うが、書店の置か...

大好きなシリーズ、完結編。1作目からもう7年も経っていたんだ。私が1作目を読んでからは5年以上。登場人物が女性だからこそ、共感してきたものが、私も人生の節目を経験して、読み終わってまた1から読みたいと思ってしまった。 書店の仕事を、好きな本に囲まれていて羨ましく思うが、書店の置かれる状況の厳しさ、シフト制の勤務、組織の変化への戸惑い、閉店との戦いなどとても大変な仕事だと思う。100%いい仕事なんてないけれど、なるべく気持ちよく働くヒントは得られる。仲間と腹を割って話せること、そのほかの仕事で関わる人に丁寧に接すること、商売道具を愛していること、信念があること、自分を大切にできること。仕事への姿勢を振り返ることができた。 続きが読めないことが本当に名残惜しいが、書店に行った時、働いている人がこの本の主人公のように仕事に誇りを持ち私たちの来店を喜んでくれることを願っている。

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2018/11/22

まさかシリーズ最終巻とは! 今までのことを思い返しながら、じっくり読みました。電子書籍に手を出してはいるけれど、やっぱりページをめくる感覚がとても好きです。 そして、勝手におすすめの本を表示してくるネット書店より、棚を見て自分で選ぶ時間が好きです。

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2018/11/15

このシリーズの最終巻。 書店員として頑張ってきた4人のその後など。 なんと言っても店長“理子”は読み応えがある。 理子がいてのこのシリーズ。 これでこの書店ガール達と会えなくなるのは寂しい限り。

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2018/11/12

ついにこのシリーズも終わってしまった。 書店の生き残りは、村山早紀さんの『桜風堂ものがたり』もそうだけど、やっぱりリアル書店で本を買って!のひと言なんですよね。 うちと取引のある書店も、最近合併したのでなんだかタイムリーな話だった。 理子の葛藤も、立場や経験から考え方も変わる...

ついにこのシリーズも終わってしまった。 書店の生き残りは、村山早紀さんの『桜風堂ものがたり』もそうだけど、やっぱりリアル書店で本を買って!のひと言なんですよね。 うちと取引のある書店も、最近合併したのでなんだかタイムリーな話だった。 理子の葛藤も、立場や経験から考え方も変わるから、分かる気がする歳に私もなってきた。 彩加の話も地方出身の私にはよくわかる。 愛奈の話は、私の仕事そのものでもっとよくわかる。

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2018/11/11
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集大成にして大団円。めっちゃ楽しみにしてたシリーズではなかったけど、それでも一抹の寂しさを感じます。 本作に収録された主人公格を務めた4人のエピソードのうち、愛奈のエピソードが最も楽しめました。書店が舞台ではないけれど、ビブリオバトルという本シリーズらしい題材であることと、その内容の面白さ。課題を抱えていた生徒(中村)がそれを乗り越え、一つ成長できたというカタルシスが味わえたところが個人的にツボでした。 本作でシリーズが終わるとわかっていても、続きが読みたいと思わされました。 対して、彩加と理子の話は今一つ。彩加のは日常の話すぎて可もなく不可もなくな印象。理子の話にいたっては理子の言動に全く共感できなくて、不満ですらあります。私は沢村の考えに共感したので、理子にはもっとWinWinになるよう足掻いてほしかったです。日和ってしまったというか、過去作の敵役のような存在にになってしまったことに幻滅しちゃいました…… 3人目のエピソードがそんな内容だったので、締めくくりとなる亜紀のエピソードはほっとしました。それこそ書店のよくある日常話だったかもしれませんが、亜紀が店長として現場復帰するということで、書店の仕事を基礎から見直すような内容。 これが本作を一から振り返るような感覚につながって、走馬灯のように過去作エピソードの記憶が蘇って来て…… 本当に終わってしまうんだな、とちょっぴり寂しくなったほど。 思い返すと、第1作を読んだのは6年も前。劇中内でも色々ありましたが、私自身とその周囲でも色々あったなぁ、と遠い目に…… そういえば一度中途半端な形でドラマ化されましたが、やっぱり良い作品シリーズだと思いましたので、改めてちゃんとした形で映像化してほしいなと思ったり。

Posted byブクログ