1,800円以上の注文で送料無料

国宝(上) の商品レビュー

4.3

92件のお客様レビュー

  1. 5つ

    40

  2. 4つ

    30

  3. 3つ

    7

  4. 2つ

    3

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2024/07/06

面白かったなー!序盤は少ししんどいところもあったけど、後半になるにつれ面白くなっていったな。 展開の早さのバランスとかが絶妙すぎる。

Posted byブクログ

2024/07/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

映画が公開されるので気になって読み始めた。 分厚い本だけどずっと面白かった。歌舞伎という世界についても全然知らなかったけど読みやすく、登場人物もたくさん出てくるけど混乱することはほぼない。喜久雄を中心に徳次、俊介達の長い人生がナレーターのような第三者から語られていく文章も面白い。そして終わり方の不穏さよ...早く下も読みたい

Posted byブクログ

2024/06/09

吉沢亮と横浜流星が歌舞伎! その話題だけで読んでみたかった。 そして、想像以上に面白かった! 長崎のヤクザの親分の息子、喜久雄 歌舞伎の世界で育った俊介 2人が出会い、親友となり、共に歌舞伎の修行に励む10代 数奇な運命を辿ることとなり、離れ離れの20代 そして再会するまで…...

吉沢亮と横浜流星が歌舞伎! その話題だけで読んでみたかった。 そして、想像以上に面白かった! 長崎のヤクザの親分の息子、喜久雄 歌舞伎の世界で育った俊介 2人が出会い、親友となり、共に歌舞伎の修行に励む10代 数奇な運命を辿ることとなり、離れ離れの20代 そして再会するまで…… 上巻はここまで 主に喜久雄の人生を軸に描かれていますが、多くは描かれなかった俊介にもドラマがあるんだろうな 映画化を知ってから読んだので、登場人物のイメージがしやすく、サクサク読めた。 他のキャスティングも気になるところ。 「ガラスの仮面」とも似ている 内容は違うけど若干よぎる……芸に励むライバルの育ちや生き様、芸能界の闇…そして成長する姿を追い続けたい…そんな感じ 映画にどう収まるのか 下巻も楽しみです。

Posted byブクログ

2024/05/27

喜久雄の何気ない日常も大きな転機も、喜久雄と共に人生を歩いているような感覚で読み進められました。真っ直ぐな喜久雄がとても素敵で下巻が楽しみです。

Posted byブクログ

2024/04/06

下を読んでいないのでまだなんとも言えないが、初めの任侠部分であれ?となり、その後歌舞伎にシフトしていって読みやすくなったかも。

Posted byブクログ

2024/03/05

祝映画化! オーディブルにて読む。 九州やくざの親分の息子が、歌舞伎役者として名を成す話。 講談調の語り口がユニーク。 また、本編終了後に、まるで舞台をみているかのような「特別音声編」も収録。 オーディブルで読むのがおすすめの作品と思う。 ♫長崎は今日も雨だった/内山田洋...

祝映画化! オーディブルにて読む。 九州やくざの親分の息子が、歌舞伎役者として名を成す話。 講談調の語り口がユニーク。 また、本編終了後に、まるで舞台をみているかのような「特別音声編」も収録。 オーディブルで読むのがおすすめの作品と思う。 ♫長崎は今日も雨だった/内山田洋とクールファイブ(1969)

Posted byブクログ

2024/03/05

私の本棚では『怒り(上)』が絶賛中断中の吉田修一さん作品。なんでだか情景がさっぱり入ってこない。 この国宝もおなじく堅苦しい語り口で、「女形の歌舞伎役者」「厳しい下積時代」「元ヤクザの息子」という際立つキャラクターのおかげで喰らい付いていけた。 ──俺なんか一本の木やねん。せ...

私の本棚では『怒り(上)』が絶賛中断中の吉田修一さん作品。なんでだか情景がさっぱり入ってこない。 この国宝もおなじく堅苦しい語り口で、「女形の歌舞伎役者」「厳しい下積時代」「元ヤクザの息子」という際立つキャラクターのおかげで喰らい付いていけた。 ──俺なんか一本の木やねん。せや、ただの一本の木やから、馬鹿にされたら悔しなんねん。でも、自分が山やったら、木一本馬鹿にされたところで気にもせんやろ─ 特異な世界観の中にも共感できるセリフ発見。 ヨガにタダーサナ(山のポーズ)という直立不動の体勢がある。ただ立つだけ。これが難しい。なにせ正解が分かるようで分からない。たまに電車に乗ったとき、吊り革にもつかまらず参考書を読んでいる中学生に出くわしたりすると二度見して驚愕する。こいつ山かと。(何の話) ところでAudibleでは尾上菊之助さんの朗読! 時おり響きわたるホンモノの口上に目が覚める。(寝とるんかい)一度は生で歌舞伎を見てみたい。まずはアマプラで坂東玉三郎師匠かな。 さあさあ下巻の幕開けでござぁいぃ。

Posted byブクログ

2024/02/03

歌舞いてる❓ ってな事で、吉田修一の『国宝 青春編』 ナホミがハゲてるわしに、面白しろ過ぎてハゲるって言うから読んでみた 歌舞伎は観たことも無いんで難しいかなぁと思ってたけど、まるで初めて読む原田マハさんのアートの話の様にスル~と読めてしまう面白さ 歌舞伎俳優のアルアル色...

歌舞いてる❓ ってな事で、吉田修一の『国宝 青春編』 ナホミがハゲてるわしに、面白しろ過ぎてハゲるって言うから読んでみた 歌舞伎は観たことも無いんで難しいかなぁと思ってたけど、まるで初めて読む原田マハさんのアートの話の様にスル~と読めてしまう面白さ 歌舞伎俳優のアルアル色恋沙汰や、その道の裏社会との繋がり等有りながら、本家家元の俊介と極道を父に持つ喜久雄の二人が切磋琢磨しながら歌舞いてく姿が堪らなくカッコエエ‼️ 歌舞伎、一度は観てみたいな 2023年43冊目

Posted byブクログ

2024/01/07

歌舞伎を知らない自分でも、読み出したら面白かった。 すらすらと最後まで読める、ドラマを見ているかのような流れでした。 (下)が楽しみです

Posted byブクログ

2023/11/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

面白い! 吉田修一さんの書く作品は本当にキャラクターが魅力的。 ヤクザの跡取り息子だった喜久雄。まだ中学生の時に父親が殺され、歌舞伎の道へ。歌舞伎の世界にのめり込み、芸を磨き、師匠が骨折した際は、御曹司を差し置いて自分が代役に選ばれて大成功する。ここからが転落の一途だ。御曹司は出奔し、師匠は死に、後ろ盾を失って実質歌舞伎界を干された喜久雄。 それでも不満を言わずに自分の与えられた役を全力でこなす。 ただ報われない。報われないまま上が終わった。下巻はこれ以上ないどん底から這い上がることを期待する。 ヤクザの息子時代からの徳次、女将さんの幸子、義理の母のマツ。本当に皆魅力的。 個人的には幸子が本当に好き。喜久雄を憎いと思いながらもそれを隠そうとしないものの、ちゃんと喜久雄のお母ちゃん役として世話を焼き続ける。もうカッコ良すぎる。

Posted byブクログ