国宝(上) の商品レビュー
ジェットコースターのような喜久雄の人生の前半戦。続きが読みたいため早めに家に帰りたくなるくらいの作品。
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朝日の連載で読みました。長崎の侠客の家に生まれ父親を殺された主人公が、高度経済成長の昭和から平成の最後まで時代を駆け抜けながら、歌舞伎の世界で国宝に上り詰めるまでの一代記、大河ドラマとなっています。これまで個人的に歌舞伎には全く関係せず生きてきましたが、いわゆる梨園の世界というも...
朝日の連載で読みました。長崎の侠客の家に生まれ父親を殺された主人公が、高度経済成長の昭和から平成の最後まで時代を駆け抜けながら、歌舞伎の世界で国宝に上り詰めるまでの一代記、大河ドラマとなっています。これまで個人的に歌舞伎には全く関係せず生きてきましたが、いわゆる梨園の世界というものに触れることができる内容でした。吉田修一としては新しい文体、新しい内容にチャレンジした作品なんだとは思いますが、正直、小説としての面白さは感じられなかった。
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