地球星人 の商品レビュー
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奈月のお母さんがとんでもなくひどい親、伊賀崎先生の性的虐待(犯罪)がひどい、で、奈月の人生どうなるのかな、好転してくれたらいいな、と思いながら読んでたら…、なにがなにが、だんだん浮世離れした話になってきて、凡人にはついて行くのが大変な話になっていきました(笑) でもおもしろかったです。村田沙耶香さんの作品初めて読んだので、また他の作品も読んでみたいです。
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地球星人 村田沙耶香 ∞----------------------∞ 奈月への虐待が酷すぎて、序盤から読み進めることに戸惑う。塾の先生がとにかく気持ち悪い。親も身勝手で姉は家族を振り回す1番のモンスター。この中で自分は宇宙人だから家族水入らずの邪魔しちゃいけないとか思ってるって、結構泣ける話だが。 自分は宇宙人(ポハピピンポボピア星人)だと、大人になっても疑わない奈月。その後結婚した相手の智臣さんも奈月並にぶっ飛んでる。2人は制限の多い夫婦だけど、この2人意外とお似合いじゃないか!?そこに由宇も混ざって幸せな生活を送る。 冬になると、山を降りていく地球星人とは別に残ってものを盗んで生活をしていく彼ら。食べ物が無くなった時に行き着く先は... 生き延びるにはそうするしかないこともあるけど、なーんか違う。 命令に従って生きるとか言うのは「コンビニ人間」を思い出す。そういうのが楽だと思ったら工場で作られた地球星人なのかも。 そういえば、著者も宇宙人らしい。 2024/05/07 読了(図書館)
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子供の命は自分のものじゃないよ、 大人が握ってる。お母さんに捨てられたらご飯が食べられないし 大人の手を借りないと どこにも行けない。子供はみんなそうだよ だから大人になるまで頑張って 僕たちは生き延びるんだ。
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2024.2.25 読了 これは。。すごいよ。すごい衝撃作。村田沙耶香さんでしか味わえない後味。最高です。最後の方、オエってしながら読みました。
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あなたもきっとポハピピンポボピア星人 ってな事で、村田沙耶香の『地球星人』 xiangyuちゃんが読んでて気になって読んだが、ヤバいね きっと地球上には宇宙人だらけなんじゃないかなって思わせる感じ。 内容はグロい所も有るけど、宇宙人にしてみたらなんて事無い無感情の一部なん...
あなたもきっとポハピピンポボピア星人 ってな事で、村田沙耶香の『地球星人』 xiangyuちゃんが読んでて気になって読んだが、ヤバいね きっと地球上には宇宙人だらけなんじゃないかなって思わせる感じ。 内容はグロい所も有るけど、宇宙人にしてみたらなんて事無い無感情の一部なんじゃろうかと……。 過去のトラウマや妄想が酷い人は、社会(人々)との繋がりが薄いと地球星人から変化して宇宙人に成ってしまうんじゃろうなぁって感じました 2019年34冊目
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淡々と書かれているけど、性的虐待や心理的虐待、暴力が内容としてあった。 最後はホラー。 でも何が正しいのかは分からない。
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読後だいぶ経ってるのに、終章の凄まじい展開はまざまざと思い出せます。 映像化はR18でも厳しい、むしろ映倫的にもバトロワ以上にNGモノじゃないでしょうか。 そんな怖気を奮うラストなのに、いっそ清々しいタッチでスピーディーに描いてくれちゃってるのが逆に爽快感かもしれません(嘘)
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⚫︎受け取ったメッセージ 「普通」って何? 「コンビニ人間」同様のテーマを感じるとともに、 そのいわゆる「普通」をいとも簡単に 破っても平気で生きている大人の「地球人」に対する皮肉 ⚫︎あらすじ(本概要より転載) 衝撃のラストにあなたの常識が破壊される!? 『コンビニ人間』をはるかに超えた、驚愕の芥川賞受賞第一作 なにがあってもいきのびること。 恋人と誓った魔法少女は、世界 = 人間工場と対峙する。 地球では「恋愛」がどんなに素晴らしいか、若い女はセックスをしてその末に人間を生産することがどんなに素敵なことか、力をこめて宣伝している。地球星人が繁殖するためにこの仕組みを作りあげたのだろう。私はどうやって生き延びればいいのだろう――。 ⚫︎感想 好きな人ができること、結婚すること、子どもを産むこと、孫の世話を喜んですること、会社で働くこと…一般的に「普通」であることが自然で幸せである。…という大多数の人間とは違う考えを持つこと自体許されないことの苦しさを書いた物語だと思った。全体的にぶっ飛んだ、コンビニ人間よりかなり攻めた物話だと思うが、村田沙耶香さんのテーマは一貫している。
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村田沙耶香さんの本、そんなに何冊も読んでないけど村田沙耶香らしさ、みたいなのが確かにあるように思う。 ポハピピンポボピア、の語感の気持ち悪さ。工場への反発とか極端過ぎるけど、現実社会の息苦しさ・普通への圧力みたいなものを煮詰めたらこうなるかもという地続きな感じが、気持ち悪くても読...
村田沙耶香さんの本、そんなに何冊も読んでないけど村田沙耶香らしさ、みたいなのが確かにあるように思う。 ポハピピンポボピア、の語感の気持ち悪さ。工場への反発とか極端過ぎるけど、現実社会の息苦しさ・普通への圧力みたいなものを煮詰めたらこうなるかもという地続きな感じが、気持ち悪くても読ませる。 幼少期から軽んじられたり虐げられたり押し付けられたり、そういうことからの救いが何も無かったりすると…と思うと怖い。
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村田沙耶香の世界観の極端さが好き。 地球星人の洗脳を受けていない夫,洗脳されたい奈月,洗脳されかけている由宇の3人が,最後は立派なポハピピンポボピア星人になっていた。彼らそれぞれの変化の様が清々しい… 世界観,思考が一般的にはズレた感じなんだと思うけど,読むのは一気で,村田沙耶香ワールドに引き込まれてしまった。
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