地球星人 の商品レビュー
この本は当たり前の世界などないということを訴えているような感じだなぁと思いました。 意味がわからないシーンが多いように感じるけど 自分の生き方を見つめ直すきっかけにはなるのかなぁとぼんやり思いました。 敷かれたレールに素直に従い生きるのが本当は一番楽な道なのかな... 評価は分か...
この本は当たり前の世界などないということを訴えているような感じだなぁと思いました。 意味がわからないシーンが多いように感じるけど 自分の生き方を見つめ直すきっかけにはなるのかなぁとぼんやり思いました。 敷かれたレールに素直に従い生きるのが本当は一番楽な道なのかな... 評価は分からないのでつけません。
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村田沙耶香さんの作品は、3冊目だが、よく覚えてるのは前回読んだ消滅世界。消滅世界を読んだ時に、自分の価値観を覆される感覚があったけど、それまた味わってしまったなと思いました。あの本を読んだ時とまた同じ気持ちになっている。 自分が普通に恋愛をして、その人を愛して、その人と暮らす、そ...
村田沙耶香さんの作品は、3冊目だが、よく覚えてるのは前回読んだ消滅世界。消滅世界を読んだ時に、自分の価値観を覆される感覚があったけど、それまた味わってしまったなと思いました。あの本を読んだ時とまた同じ気持ちになっている。 自分が普通に恋愛をして、その人を愛して、その人と暮らす、そんな日常をも"地球星人"として流れでやってきているだけなんじゃないかと疑い始めてしまっている。村田沙耶香さんの作品って、全員に影響を与える力を持っているなって思いました。 仲良しをしない関係っていうのもあっていいとは思うけど、今その関係の夫婦がいたとして、確かに反対は凄いだろうなと思います。 少しドキドキする描写もあるけど、最後にはしっかりそれを裏切る展開で大満足です。 ハンニバル映画が大好きなので、まさかここに来てハンニバル要素が出てくるとは思いませんでした。裏切られた!とかではなく、確かにこうなる事は予想できたかもなという感想が自然と浮かぶそんな作品でした。また次の作品を読むのが楽しみです
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初めは綺麗な読みやす文章で すらすらと読み進めていけて心地よかったのは 最初だけでした。 サイコパス、ホラー、虐待… 価値観なんて言葉では収まりきらない 価値観を感じました。
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久しぶりの村田沙耶香さん♪ 今回もぶっ飛んでました、、 覚悟して読んだはずなのに、、、 トラウマ本です( ゚д゚) 完全なグロいホラーだった。 1不快な気持ちになる 2心苦しくなる 3衝撃を受ける 読んでいる間、ずっと自分のリアクションは1〜3の繰り返し。 それなのに先が気に...
久しぶりの村田沙耶香さん♪ 今回もぶっ飛んでました、、 覚悟して読んだはずなのに、、、 トラウマ本です( ゚д゚) 完全なグロいホラーだった。 1不快な気持ちになる 2心苦しくなる 3衝撃を受ける 読んでいる間、ずっと自分のリアクションは1〜3の繰り返し。 それなのに先が気になって本を置けない。 地球星人も宇宙人も結局こわいのだ、、、 めっちゃダークな世界(*;´□`) この2冊もトラウマ本だけど、今回この作品が一番トラウマかもしれない…。 ・神様ゲーム/麻耶 雄嵩 ・向日葵の咲かない夏 /道尾 秀介
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コンビニ人間、生命式、魔法少女ミラクリーナと立て続けに読了した後にこちらの作品を読んだため 村田作品の世界観にある程度慣れてしまい、評判ほどの衝撃作と感じられなかったのが少し悲しい。 辛い内容が続く前半から一転、終盤の生活はとても美しく、新しい始まりにわくわくした 私も結婚や出産...
コンビニ人間、生命式、魔法少女ミラクリーナと立て続けに読了した後にこちらの作品を読んだため 村田作品の世界観にある程度慣れてしまい、評判ほどの衝撃作と感じられなかったのが少し悲しい。 辛い内容が続く前半から一転、終盤の生活はとても美しく、新しい始まりにわくわくした 私も結婚や出産のことなど考えずに田舎の家で食べて寝て暮らしたい。
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題名から、ライトノベルかと思いきや、深刻で悍ましいストーリーだった。受け入れてもらえない環境と、その環境のせいなのか生まれつきの性格か、適応できない幼少期の生活が、人と自分の違いへの思い込みに嵌っていく。地球星人は、繁殖のみ使命としたつまらないものであり、もっと自由な俯瞰できる立...
題名から、ライトノベルかと思いきや、深刻で悍ましいストーリーだった。受け入れてもらえない環境と、その環境のせいなのか生まれつきの性格か、適応できない幼少期の生活が、人と自分の違いへの思い込みに嵌っていく。地球星人は、繁殖のみ使命としたつまらないものであり、もっと自由な俯瞰できる立場にいる異星人のような生き方が望ましいと。しかし生き延びるためには食べねばならぬ。どんなことをしても生き延びねばならぬ。そして、地球星人が言うところの狂人となる。2024.9.12
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序盤はあれ?普通の小説だなと思ったらだんだん村田ワールドへ.. 面白かった、完全に常識を抜け出した人間の自由さはここまでくるか 地球星人とポハピ..ピア?星人のどっち側で読むかで悲劇にも喜劇にもなる 比較的とっつきやすい村田作品でした!
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なんでしょう? わかるようでわからない、共感したいようでできない世界観 常識やまわりに縛られて生きていく窮屈さはわからないでもない 子どもの頃は「自分以外はロボットだ」と思ってた時期もある 自由に生きられない気持ちもわからないでもない でも地球上で異星人として暮らしていく道は...
なんでしょう? わかるようでわからない、共感したいようでできない世界観 常識やまわりに縛られて生きていく窮屈さはわからないでもない 子どもの頃は「自分以外はロボットだ」と思ってた時期もある 自由に生きられない気持ちもわからないでもない でも地球上で異星人として暮らしていく道は……? なかなかに異質な物語
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郷にいれば郷に従え、という言葉があるが、地球で生きる以上地球の(あるいは人間の)「常識」に従え、ということか。 違和感を覚えても、納得がいかなくても、その場所で生きる以上その土地(地球)の「常識」を受け入れるしかない。それができなければ、「あなたたちは……人間か……」と言われるよ...
郷にいれば郷に従え、という言葉があるが、地球で生きる以上地球の(あるいは人間の)「常識」に従え、ということか。 違和感を覚えても、納得がいかなくても、その場所で生きる以上その土地(地球)の「常識」を受け入れるしかない。それができなければ、「あなたたちは……人間か……」と言われるような存在になってしまう。 どうせ地球で生きなければいけないなら、余計なことを考えず、「常識」に従うのが楽だし得なのだろうが、そう簡単に違和感を捨てられない人がいる。おそらくこの作者もそうなのだろう。 この作品をどう評価していいのか、わからない。私に評価できる範疇を超えている。それで、星3つにする。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ああ、そうだった! この人の作品は芥川賞を受賞した「コンビニ人間」しか読んでなかったが、その時も読み終わった後、何か言い知れぬ気持ちの悪さを感じてしまったのだった。今回はそれどころか、もっと酷い相当にグロい作品だと思ってしまった。 そして前に投稿した「コンビニ人間」の感想をもう1度読み直してみたが、我ながらなんてまあ浅い読み方で、薄っぺらな感想なんだろうと思ってしまった。 まぁ、しょせんただ単に読書が好きなだけのど素人。私の書く読書感想文なんてそんなもんだ。 この作品を読んで感じたことは、この人の作品に登場する主要人物は、皆んな何処か「壊れている」。と思った。 今のところ2冊しか読んでないので偉そうなことは言えないが、少なくともこの2冊を読んだ限りにおいては、主人公やその親、友人たちもそして家族だけでなく世間のいわゆる「常識的な人たち」も壊れている。そう思ってしまった。 主人公の、人間としての「異常さ」は、周囲の人たちの共有しているが故に長年「正常」と思わられてきた小さな「異常」の集まりとは違う、別次元にある「正常さ」なのかも知れない。などと私自身よく分からない変な感覚になってしまった。 今どき「女の幸せ」は結婚だとか、白馬の王子様が、なんて言う人はいるかもしれないが少ないだろうと思う。でも、「好い人いないの?」とか「結婚は?」とか聞く人は多いかもしれない。恋愛や結婚にも、出産、子育てにも興味の無い、価値を見出だせない人たちもいるかもしれない。人はそれぞれだ!価値観もそれぞれだ! そう考えると、この世界は人間工場かもしれない、恋が出来ない人は洗脳されて繁殖のための行為をやらされるシステムになっていると言う主人公のいる、この作品の異常な世界観もありだろうと思う。 ただ私は洗脳された「地球星人」であり、決して「ポハピピンポボピア星人」ではない。そしてそのことを「良し」と思っている。だから、ついこの作品をグロいと思ってしまう。もっと感覚が鋭く、もっと読解力のある人なら、この作品の「良さ、素晴らしさ」を教えてくれるかも知れないが。
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