愛なき世界 の商品レビュー

三浦しをん(著者)

2022/12/07

どうして「私」と「あなた」はちがうのか、分析し受け入れるためには理性と知性が要求される。ちがいを認めあうためには、相手を思いやる感情が不可欠だ。(138ページ)
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理解は愛と比例しない。相手を知れば知るほど、愛が冷めるということだってあるだろう。(399ページ)

2022/11/14

心が温かくなるよーーー。そしてお腹が空く。バタバタいろんな方向に気が向いてる生活の中で、今ある世界を感じさせてくれる。
感情、愛、、人間にしかないのかどうか他の動物や植物になったことがないからわからないけど生まれた場所で淡々と生きてて少し見習おうと思った。植物もだけど人間も不思議だよなぁ。
研究者は直に関わることがないから知らなかったけど予想外に大変…。こんなに地道で論文まみれでさ、研究して下さる人がいてありがたいです。いつも思うけど何かを極めるのって本当に素晴らしいしカッコいい！
精神安定剤になる本でした。

2022/10/28

三浦しをんさんは、学生時代の国語の問題でよく出てくるイメージから、平和でほっこりなイメージで私はそういう類のものを読んできませんでした。
が、ただ何となく表紙の綺麗さから読んでみるかという気分になり、きちんと一冊読むのは初めまして。
イメージ通り、平和でほっこり。素敵なお話ですね。研究の部分は難解で、読み流してしまいましたが。
三浦さんの秀逸な表現がすきです。特に比喩。思わず吹き出します。

2022/10/25

専門的な内容が多いからかな？サクサク進めなくて、半分で読むのを諦めました。
私には合っていなかったようです（泣）
最後が分からないけど、彼の恋が実りますように！

2022/10/18

帯に「草食系恋愛小説の名手」と謳われていたので、てっきり主人公２人はなんだかんだで結ばれるものかと思っていましたが、そんな単純なお話ではありませんでした。

実験の描写が思ったよりも細かく、理系科目に縁遠い私にはその部分をうまく想像出来ませんでしたが、それを差し引いても面白かったです。

2022/10/13

愛なき世界かー。
小説を読むと新たな気づきだとか心を揺さぶられるだとか物語から抜け出せなくなるとかがおこるけど、この本を読んでもそういったものを感じなかった。
でもさすがしをんさんの書く文章でそれぞれのキャラクターが本当に生きてるかのように活き活きしているし時々クスッと…いやニヤニヤとしてしまう事も多かった。
松田先生がアロハ着てきた時はカフェで読んでたのに一人ニヤニヤが止まらなかった。

2022/10/04

127理系女子には恋も出来ないのか？一途な気持ちがいつか成就しますように。あと遺伝の説明は飛ばしました。ごめんね。

2022/10/12

見習い料理人が研究一筋の大学院生に恋するお話。

愛なき世界っていうタイトルに反して登場人物全員が何かしらの愛を持っている素敵な作品。

途中で研究内容をガチめに解説し始めた時はちょっとついて行けなかったけど、その割には全体的に読みやすかった。
☆4.1

2022/09/16

愛なき世界かなるほどなー。
藤丸くんがなんとも肩の力の抜けた良いキャラだった。
教授と加藤くんも素敵だった。

いいお話だったけど、読み返しはしないかな。

2022/09/15

2022/09/12 読了。

図書館から。

本村さんをはじめ、愛すべき変人たちの世界って感じで、植物に関して愛溢れる物語でした。
教授がよかった…。
登場人物をどなたか絵に描き起してほしい…。

藤丸くんが一生懸命で純粋ないい奴で可愛かったー。