コンサルを超える 問題解決と価値創造の全技法 の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
マッキンゼーとBCGという二大コンサルティングファームに勤めたことのある著者によるロジカル・シンキングから仮設思考、問題解決に至るまでの思考法をまとめた本。 コンサル行きたい人は、みな読んでそうな本ですね。 結構なボリュームではありますが、コンパクトにまとまっていて、 なおかつ著者自身のオリジナリティが随所で出ているところがグッド・ポイント。 (有名フレームワークの使い方とその限界を知ることができます。) こういう類の本は、読んで終わりではなく、 その後使ってナンボの世界なので、 読んで満足することなく学んだ手法を実践し続けることが求められます。 続編として、練習問題があれば、ナオヨシ!(出なさそうだけど。。)
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マッキンゼーはファクトベースの結論先行、論理型指導型、ボスコンは情緒・一緒にやりましょう型。 問題解決の2大要素:分析と構想 真理よりも心理。正しい答えを出すことよりも、相手を納得させて実行させること。 えてして企業側が出してきた問題以外に問題がある。 問題定義と問題の構造化 ...
マッキンゼーはファクトベースの結論先行、論理型指導型、ボスコンは情緒・一緒にやりましょう型。 問題解決の2大要素:分析と構想 真理よりも心理。正しい答えを出すことよりも、相手を納得させて実行させること。 えてして企業側が出してきた問題以外に問題がある。 問題定義と問題の構造化 コインを裏返しただけではだめ。問題を構造化すると問題点が見えてくる。 例:エレベータの待ち時間 問題そのものが解決策になることも 例:タイタニックの氷山 5なぜ。 本質的な問題に出会えたら、除こう!ではなくて、なぜまだできていないかを問う。それこそが本質。 トレードオフに見えていたものが実は時間軸をずらすとトレード音だったりする。 えてして答えは人の中にあるもの。 なぜ→何→なぜ今できていないのか→どのように、で問題の構造化。枝葉は無視する勇気も。 安田隆二:コンサルだがキリスト教徒。宗教のバックボーンなど価値観をはっきりもつことがこれからのコンサルに大切。 複雑なのに簡単にしすぎるのもだめだが、システムなのに線形にとらえて物事を単純かしすぎるのもだめ。
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考え方の技法やプロセスが完結にまとまっていて参考になる。読んでて結構な熱量や著者の想いが垣間見えて、読み物としても面白い。
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