コンサルを超える 問題解決と価値創造の全技法 の商品レビュー
◾️概要 自信と納得感を持って仕事を進められるようにするため、読みました。最も印象的だったのは「21世紀のバリューを作るのは何が価値なのか判断できる、つまり磨き上げたJQを持っている人。重要なのは、自分だけが本当に生み出せる価値は何か考え続けること。」です。 ◾️所感 上記を実...
◾️概要 自信と納得感を持って仕事を進められるようにするため、読みました。最も印象的だったのは「21世紀のバリューを作るのは何が価値なのか判断できる、つまり磨き上げたJQを持っている人。重要なのは、自分だけが本当に生み出せる価値は何か考え続けること。」です。 ◾️所感 上記を実践に移し、新たな場所で新たな学びを継続していくことでこそ、新結合・異結合が生めるのだと思います。一歩踏み出し、学び、次に生かせるかどうかが重要であって、IQやEQの重要性は相対的に下がっていると感じました。
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問題解決については、いきなり読むと内容がたくさんすぎて少し困惑するかもしれない。 シンプルなものを読んだ後に、さらにスキルアップするにはとてもよかった。 ・ファクトベースと心理ベース ・so whatとwhy soとwhy not yet ・仮説を立て、通説を疑い、20:8...
問題解決については、いきなり読むと内容がたくさんすぎて少し困惑するかもしれない。 シンプルなものを読んだ後に、さらにスキルアップするにはとてもよかった。 ・ファクトベースと心理ベース ・so whatとwhy soとwhy not yet ・仮説を立て、通説を疑い、20:80を見極める ・インパクトと速度の二軸評価と優先順位
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コンサルに求められるフレームワークの重要性と使い方を説く書籍。 コンサルで有名なマッキンゼーとボストンコンサルを例示して、両者のコンサル手法の違いを説明。 またコンサルで重要なクライアントに実践してもらうためにロジック以外に必要なテーマもあらゆる切り口で紹介する。
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何かにとらわれている自己をいったん無にして、自分のミッションや、本質的に何が必要なのかといったことを深く追求する努力を続けることが大切。
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※このレビューにはネタバレを含みます
経営コンサルの『本質』はクライアントが解決したい問題の奥にある別の『真犯人』に迫って潰すことにある、と言う。 ここで名探偵として名高いマッキンゼーとボスコンが登場する。その2社に居た筆者によると、最初に答えを示すマッキンゼーは、犯人を追い込んでいく刑事コロンボ。相手に答えを気づかせるボスコン流は、謎解きを読者と共に導く名探偵ポアロに例えるのが面白い。 定期的に『問題解決』系の本を手に取るので何も考えなしに読んだが、2社の対比という切り口は興味深かった。
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前半はコンサルとしての問題の解決方法についてですが、後半半分は、どんな人がコンサルに向いているかから、変革していく社会で何を価値とし、どう生きるか、などの話でした。 課題発見や問題解決の手法をこの本から学び、仕事に活かすという点では、具体性に欠け難しく感じた。 また、コンサルの現...
前半はコンサルとしての問題の解決方法についてですが、後半半分は、どんな人がコンサルに向いているかから、変革していく社会で何を価値とし、どう生きるか、などの話でした。 課題発見や問題解決の手法をこの本から学び、仕事に活かすという点では、具体性に欠け難しく感じた。 また、コンサルの現場では当たり前に使われているのかもしれませんが、カタカナ言葉や略語が多く、やや読みにくい。 コンサルのテクニックを学び、明日にでも仕事に活かすという点では期待が薄い。 ただし、コンサルの考え方を知り、仕事に対する価値を見直す自己啓発としての読み物として大変面白かった。
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コンサルタントやMBAで学んだことを復習することができた。マッキンゼーとBCGの違いや、フレームワークの使い方。大前健一さんのことを筆者の実体験ともに追体験することができた。
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単なるフレームワークの解説でなく、それを今の時代にどう活用するとよいかという視点で書かれており、事例もあるため読みやすく、興味深い。 フレームワークは知っているだけでは意味がないがこれらの活用を意識しつつ使うと新たな視点で問題解決ができる可能性もある。
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・「フレームワーク」に縛られていると、先が見通せない時代の変化について行けない。むしろ「フレームワーク」の中で、明確に分けられない部分に注目することで、見えてくるものがある。心して観よ! この本は、マッキンゼーやボストンコンサルティングの仕事に精通されている名和高司さんが、コ...
・「フレームワーク」に縛られていると、先が見通せない時代の変化について行けない。むしろ「フレームワーク」の中で、明確に分けられない部分に注目することで、見えてくるものがある。心して観よ! この本は、マッキンゼーやボストンコンサルティングの仕事に精通されている名和高司さんが、コンサルティングファームに就職したい人やコンサルタントとして起業したい人を対象に書かれたものなのですが、ターゲットを明確にすることで、対象外の読者にとっても分かりやすい内容になるという良いお手本になっています。 コンサルの仕事は、機会発見・機会の最大活用・成長・価値創造の請負人。当初クライアントが相談してきた問題以外のところにこそ、表面に出てこない各企業に固有のさまざまな問題が潜んでいる。知りたいのは、その現象を引き起こしている本質的な問題だ。 外から見ると、なぜそこに手をつけないのか?と素朴に疑問を持つような場所だ。 しかし、内側の人間は、はじめから、そこには答えはないと決めてかかる。なぜ、本来やるべきことができないのか?これこそが、問題の本質だ。重要なのは、未来につながる新しい道を示し問題を成長機会に変えること。 WHY?を五回やって、問題の本質に迫ったとする。そして「何が問題か」がわかった。ここでよくある間違い、「では、それを取り除きましょう!」としてしまうことだ。 本質的な問題でありながら放置されていたのには、それなりの理由があるはず、WHY NOT YET?すなわち、「なぜ、まだそうなっていないのか?」を解かなければならない……。 この本の肝は、この問いのあり方を示したところにあるような気がしてきました。
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マッキンゼー、ボスコン両社に所属経験のある著者が、コンサルの技術を解説。後半は大前研一氏の凄さやコンサルを超えていくために必要な事項を解説。 マッキンゼー、ボスコンの違いは面白かった。マッキンゼーに対してやや辛口な印象。それぞれの良さを理解して使い分けることがクライアントとしては重要。 前半のコンサルの技術の解説は他のコンサル本ともあまり変わらないものの、技術だけではなく実践で何が使えるかの観点も含まれていて参考になる。それにしても2×2マトリクスはやはり強力なアウトプットであることを改めて確認。 後半部分は自分にとってはやや得られるものが少なかったかもしれない。自分が考えていたこととあまり齟齬がなかった。 トライ&エラー、ではなく、トライ&ラーンという言葉は、これは使える、と思った。
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