下町ロケット ゴースト の商品レビュー
完結じゃないなんて…一冊にまとめて欲しかった。 ドラマ観ちゃったせいなのか、前編だからなのか、山場が足りなかった気がする。 もっともっとハラハラさせられてからの最後スッキリ、を一冊で感じたかった。
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ヤタガラスを先に読んでしまったので、自分の中での失敗感が芽生えながら読みました。 やはり、発行順番で読んだ方が、ワクワク感があってよいと思う。 登場人物の人となりが、刷り込まれてしまっていたのは残念な経験でした。 特許をめぐる、爽快な結末、島津裕の登場
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2018年に放映されたTVドラマ「下町ロケット2」の原作小説で,池井戸潤代表作,下町ロケットシリーズ第3弾。熱きエンジニア佃航平社長率いる佃製作所の新たな挑戦とは? 大企業に立ち向かう中小企業の奮闘を描く,珠玉の社会派ヒューマンドラマです。
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ギアゴースト編というべきでしょうか? 途中まで良い流れで進んでいくが、過去のしがらみから抜け出せない者が復讐のために会社を利用し出していく。 島津さんの潔さがありました。
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ロケットエンジンのバブル、人工心臓から数年、取引先から取引中止の知らせに帝国重工の業績悪化から宇宙事業が中止となる可能性も出てきて、佃製作所は新たなる製品を着手することに。 目をつけたのは、農業機械のトランスミッション。 組もうと思っていた会社の特許侵害問題や、経理の殿村の事情な...
ロケットエンジンのバブル、人工心臓から数年、取引先から取引中止の知らせに帝国重工の業績悪化から宇宙事業が中止となる可能性も出てきて、佃製作所は新たなる製品を着手することに。 目をつけたのは、農業機械のトランスミッション。 組もうと思っていた会社の特許侵害問題や、経理の殿村の事情などが重なり、再び佃製作所の危機が訪れます。 ただ、この問題はまだ次巻へと続くため、すっきりとした気分になるのはまだ先です。
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ギアゴーストという中小企業が知的財産権侵害で訴えられる。15億円の損害賠償だ。実は内通者がいて、開発中の技術を先に特許登録して、それに気づかず開発した段階で訴えるというやり方。もちろん違法だけどそういうやり方もあるのかと思う。どう見ても負けの裁判だが勝機あり。特許登録するまえにそ...
ギアゴーストという中小企業が知的財産権侵害で訴えられる。15億円の損害賠償だ。実は内通者がいて、開発中の技術を先に特許登録して、それに気づかず開発した段階で訴えるというやり方。もちろん違法だけどそういうやり方もあるのかと思う。どう見ても負けの裁判だが勝機あり。特許登録するまえにその技術が論文等で公表され特許をとっていなかったら使用できるのだ。このあたりの知識がないのでドラマとして面白い。さらに会話の録音を証拠とする。このあたりよくある手だが。
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昨年ドラマ化されていた下町ロケットシリーズ書き下ろし。まさに、The 池井戸潤。それ以上でもそれ以下でもない。”池井戸潤”というジャンルがあるなら、1ミリたりともその道を外さないまさに王道”池井戸潤”小説。憎たらしい、悪い奴らは最後には主人公達にやっつけられる。勧善懲悪。水戸黄門...
昨年ドラマ化されていた下町ロケットシリーズ書き下ろし。まさに、The 池井戸潤。それ以上でもそれ以下でもない。”池井戸潤”というジャンルがあるなら、1ミリたりともその道を外さないまさに王道”池井戸潤”小説。憎たらしい、悪い奴らは最後には主人公達にやっつけられる。勧善懲悪。水戸黄門のような安定感と安心感。読者の予想の範囲のストーリー展開だが、期待は裏切らず、それでいで面白い。ストーリー展開を邪魔するような余計な文章は一切ない、引き締まった小説。では、続きを読みます。
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少し、起きていることや、人物がオーディオブックで聞いていたら、追いきれなかった。 いつもの中小企業の頑張りも少し話題として少なかった。
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下町ロケットの内容をすっかり忘れてしまったが、やはり「陸王」を読んだ時と同じ爽快感がたまらない。人情、誠実さ、熱意が、例え大きな利益や成功は生み出さなくとも最後には残るという気持ちの良さ。ちょうど「グリッドーやり抜く力」を読んでいるところで、まさに佃さんの粘り強さと情熱を自分を持...
下町ロケットの内容をすっかり忘れてしまったが、やはり「陸王」を読んだ時と同じ爽快感がたまらない。人情、誠実さ、熱意が、例え大きな利益や成功は生み出さなくとも最後には残るという気持ちの良さ。ちょうど「グリッドーやり抜く力」を読んでいるところで、まさに佃さんの粘り強さと情熱を自分を持ちたいなあと思った。
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右肩上がりの成長のためには道義を曲げることもな当たり前の昨今、堂々と人の道を行く。儲かるかどうかという以前に、人として正しいかどうかという基準で経営を判断する。こんな馬鹿正直な会社が下町には今もある。合法だけどモラルなし。こんな会社ばかりがぎしめきあう現代にあっても最後の最後まで...
右肩上がりの成長のためには道義を曲げることもな当たり前の昨今、堂々と人の道を行く。儲かるかどうかという以前に、人として正しいかどうかという基準で経営を判断する。こんな馬鹿正直な会社が下町には今もある。合法だけどモラルなし。こんな会社ばかりがぎしめきあう現代にあっても最後の最後まで守るべきモラルや信義則を信奉する。こんな会社こそが日本を支えてきたと思う。閉塞感を打ち破るのは道義の確立。あらためてそんなことを思わされた。
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