下町ロケット ゴースト の商品レビュー
佃製作所の決して利益だけ見ずに、人としてビジネスと向き合うところにとても感心した。それを裏切るような行為をした、伊丹さんは私の期待はずれでした。 次の巻が楽しみです॑⸜(* ॑꒳ ॑* )⸝⋆*
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考えのない安売りは死ぬ。工夫を凝らした安価は透けて見える。 (以下抜粋) ○苦労もなくさっさと作れちまうようなものに、何の価値があるよ。ノウハウと経験の蓄積がある者でさえ苦しんで、悩んで作る。だからこそ、良いものが出来るんだ。(P.73) ○商売ってのはさ、自分の仕事にいかに儲...
考えのない安売りは死ぬ。工夫を凝らした安価は透けて見える。 (以下抜粋) ○苦労もなくさっさと作れちまうようなものに、何の価値があるよ。ノウハウと経験の蓄積がある者でさえ苦しんで、悩んで作る。だからこそ、良いものが出来るんだ。(P.73) ○商売ってのはさ、自分の仕事にいかに儲けを乗っけるかが腕の見せどころなんじゃないのか。安易な安売りは、結局のところ商売を細らせちまうだけなんだよ(P.115) ○佃製作所のバルブ、あの性能にあえて調整されていると思うな。本当はもっとハイスペックなものだってできたと思うよ(P.126)
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「下町ロケット」の続編であり、ドラマ化するということで購入。 池井戸さんの作品の中では、より身近に近い立ち位置にいるような存在で、「仕事」というものに熱意や夢を持たせてくれるなと思いました。 努力することの大切さややった分だけ報われることを教えてくれて、ジーンとさせてくれたりもす...
「下町ロケット」の続編であり、ドラマ化するということで購入。 池井戸さんの作品の中では、より身近に近い立ち位置にいるような存在で、「仕事」というものに熱意や夢を持たせてくれるなと思いました。 努力することの大切さややった分だけ報われることを教えてくれて、ジーンとさせてくれたりもするし、ハラハラドキドキもさせてくれるので、好きなシリーズです。 今回は、「農業」ということで、良いところを突くなと思いました。専門用語は多く飛び交いますが、段々と読み進めていくうちに慣れていくだけでなく、夢中にもなると思います。そこが池井戸さんの醍醐味かと思います。 佃さんはこの作品では、どっちかというと、脇役の立ち位置でした。新しく登場した人物をメインに様々な困難に立ち向かいます。 「下町シリーズ」が初めてでも普通に楽しめるかと思います。段々と、骨組みがしっかりとしてくるので、想像しやすいかと思います。(難しい言葉は別として) 最後は、「え?」というところで終了になったので、消化不良でした。続きがあるということだったので、前編のような感じでした。後編はどうなるのか楽しみです。
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『下町ロケット』、『下町ロケット ガウディ計画』に続く物語。 池井戸潤らしいストーリー展開で、一気に楽しく読み進めた。一方で、前2作に比べると、読み終わった時の満足感、納得感が得られなかったのは、これで終わり?というスッキリしないエンディングのせいだけではないだろう。 物語はまだ...
『下町ロケット』、『下町ロケット ガウディ計画』に続く物語。 池井戸潤らしいストーリー展開で、一気に楽しく読み進めた。一方で、前2作に比べると、読み終わった時の満足感、納得感が得られなかったのは、これで終わり?というスッキリしないエンディングのせいだけではないだろう。 物語はまだこれからという続編への期待が膨らむが、本作は独立した作品ではなく、『下町ロケット ヤタガラス』のエピローグに過ぎないのではないか、という印象を受けた。
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ドラマのキャストを 思い浮かべながら読みました。 この本を読むと ちょっと熱くなりますね。 ただ、今回は佃製作所の活躍が そんなになく周りに振り回されるって 感じでした。 次のヤタガラスに期待
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正に、爽快。 単純明快な勧善懲悪。 しかし、最後まで読んで頭の中で『?』が浮かんだ。 そして、最後のページを捲ると…… そこに、完全決着の文字が。 まだ、続きがあった。 この、ハラハラドキドキの物語の続きを読めるのは、本当に夢のような時間だ。
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ゴースト、ヤタガラスと2巻が同時に発売になっていたのは知っていたけれど、これって片方だけ読んだら消化不良になる話だ。ゴーストとして、メインの話はちゃんと終わっているのだけれど、あれやこれや、伏線らしいものがたくさんある。
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ヤタガラスを読んでみたらこのゴースト読んでいないことに気づいて読んでみた。ギアゴーストのトランスミッションに使うバルブの開発場面がはらはらしてよかった。ドラマと重なってまた改めて楽しませてもらった。この後、ヤタガラスに続くということなんだよね。やっぱりゴースト→ヤタガラスの順番に...
ヤタガラスを読んでみたらこのゴースト読んでいないことに気づいて読んでみた。ギアゴーストのトランスミッションに使うバルブの開発場面がはらはらしてよかった。ドラマと重なってまた改めて楽しませてもらった。この後、ヤタガラスに続くということなんだよね。やっぱりゴースト→ヤタガラスの順番に読むべきだったかな。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「下町ロケット」シリーズの第3巻。 今回は、トランスミッションのお話。でも、勿論難しい専門的な内容はほぼなし(笑) 今回も、話の展開は帝国重工絡み。 小型エンジンの大口取引先が別会社に奪われ、新規事業を立ち上げることとなった佃製作所の今回のミッションは、トランスミッションのバルブ。バルブに関しては、一日の長がある佃製作所。そこは、それほど難しくは描かれず。 問題は、取引先の「ギアゴースト」。相手方弁護士は、このシリーズでずっと敵役の中川弁護士。 池井戸潤作品は、悪役は徹底的に悪役にして、勧善懲悪の構図を作りますよね。今回も、ある程度予定調和。 サラリーマンが、働くにあたって日々感じる理不尽を、見事に正論で崩していく。 最後は次巻に繋げる作りになっていますね。完全にシリーズ化してますね。
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