下町ロケット ゴースト の商品レビュー
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「下町ロケット」シリーズの第3巻。 今回は、トランスミッションのお話。でも、勿論難しい専門的な内容はほぼなし(笑) 今回も、話の展開は帝国重工絡み。 小型エンジンの大口取引先が別会社に奪われ、新規事業を立ち上げることとなった佃製作所の今回のミッションは、トランスミッションのバルブ。バルブに関しては、一日の長がある佃製作所。そこは、それほど難しくは描かれず。 問題は、取引先の「ギアゴースト」。相手方弁護士は、このシリーズでずっと敵役の中川弁護士。 池井戸潤作品は、悪役は徹底的に悪役にして、勧善懲悪の構図を作りますよね。今回も、ある程度予定調和。 サラリーマンが、働くにあたって日々感じる理不尽を、見事に正論で崩していく。 最後は次巻に繋げる作りになっていますね。完全にシリーズ化してますね。
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やっぱり面白い。四方どころか八方塞がりの状況からのどんでん返しは気持ち良い。特許の世界も面白いけど、性格悪い奴が勝つ世界。やっぱ正義は勝って欲しいよな。 ってか、次のヤタガラス読まないと気持ち悪い。ええとこで終わってるやん。。 ってか、殿村さん。実家の田圃を守るっていうその決意、まじ尊敬です。自分はサラリーマンを辞めず、月1農家やってます。やりたいな、マジ農業。
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今回も、ギリギリと奥歯を噛み締めたり、ホロリと涙したり、思い切り感情移入しながら読んでおりました。いつもの登場人物が、活き活きと活躍しているのがまた嬉しい。この話の続きが読みたくてたまりません!
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社会に貢献するとは顧客の声を聞き、真に求めているものを提供することである。またその道筋は、ルールはもちろんだが人として恥ずかしくない行動・考え方をブレることなく守らなくてはいけない。 商売は下手でも佃社長のような経営者に、スポットライトがあたるような世になって欲しい。
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テレビドラマも見ていたので、脳内では阿部寛さんが、吉川晃司さんが喋り、あっという間にに読んだ。イメージの合わない配役もあったので都合よく置き換え可能な読書はとても楽しかった!
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先にヤタガラス編を見てしまったので、こういう話だったのか~と。 テレビでも見ていたんだけれど、ちょうど見逃したところもあって、そういうことか~と。 神谷先生との法廷でのやり取りが、見どころだと聞いたけれど、でもハラハラドキドキというのはなくもう神谷先生の圧勝だったし勧善懲悪の印籠...
先にヤタガラス編を見てしまったので、こういう話だったのか~と。 テレビでも見ていたんだけれど、ちょうど見逃したところもあって、そういうことか~と。 神谷先生との法廷でのやり取りが、見どころだと聞いたけれど、でもハラハラドキドキというのはなくもう神谷先生の圧勝だったし勧善懲悪の印籠を見せなくても助さん格さんが大方やっつけちゃった後という印象。 やっぱり最初にヤタガラスを見てしまったのがな~…。
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結論は見えているものの、やはり熱い。 農業に話が繋がりそうで繋がらないまま話は終わる。 次作を待て。 そんな話。
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ロケットエンジン用バルブシステムの納入先・帝国重工の業績悪化、主要取引先からの非情な通告、そして番頭・殿村に訪れた危機…。予期せぬトラブルにより窮地に陥った佃製作所で、社長・佃が下した意外な決断とは-。 耕運機のエンジンのトランスミッションのバルブに進出。 ベンチャー企業、ギアゴ...
ロケットエンジン用バルブシステムの納入先・帝国重工の業績悪化、主要取引先からの非情な通告、そして番頭・殿村に訪れた危機…。予期せぬトラブルにより窮地に陥った佃製作所で、社長・佃が下した意外な決断とは-。 耕運機のエンジンのトランスミッションのバルブに進出。 ベンチャー企業、ギアゴーストに納入を目指す。ギアゴーストが特許侵害で訴えられる。佃が紹介した弁護士でなんとか勝訴。ギアゴーストは別の企業と組む 天才女性エンジニアがギアゴーストをさる 帝国重工はロケットから撤退? 社長候補を恨む、会社がギアゴーストと組む
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ドラマを先に観ていたので、終始ドラマのキャストが頭に浮かんでくる。ただ微妙に設定が違い、ドラマでは軽部が常に「野暮ったい」と言っていたより明るめな人だった(笑)
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最後の最後まであきらめない佃社長と神谷弁護士、そしてギアゴーストの社員。 一つ一つの可能性をあきらめずに探す。たとえそれが結果として、まったく身を結ぶことがないとしても.... 結果がすべてだという人もいるけれど、私個人的にはプロセスが一番重要なことであると思う、人間として成長...
最後の最後まであきらめない佃社長と神谷弁護士、そしてギアゴーストの社員。 一つ一つの可能性をあきらめずに探す。たとえそれが結果として、まったく身を結ぶことがないとしても.... 結果がすべてだという人もいるけれど、私個人的にはプロセスが一番重要なことであると思う、人間として成長していくうえで。 この本は、次巻のヤタガラスに向かううえで必ず外せない本の一つである。
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