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ありえないほどうるさいオルゴール店 の商品レビュー

3.5

65件のお客様レビュー

  1. 5つ

    6

  2. 4つ

    22

  3. 3つ

    29

  4. 2つ

    2

  5. 1つ

    0

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2019/02/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

せっかく面白いお話なのに、終わり方が残念だった。一体主人公がどんな人生を歩み何を抱えてこれまで過ごしていたのか…。全くもって謎…。

Posted byブクログ

2019/02/21

北の運河の街(書いてないけど限りなく小樽)にあるオルゴー専門店。お客様の心に流れる曲が聞こえるという店主が、訪れた客に合わせたオーダーオルゴールを作るという短編集。ラストの話で、店主は向かいの古風な喫茶店の店員と一緒になったのかなと思わせてくれます。

Posted byブクログ

2019/01/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ふんわりとした優しい雰囲気のお話。 どのお話もその後は読者に委ねられる終わり方で その後がどうなったかが気になるお話(笑) オルゴール店の店主と喫茶店の女の子が一番気になるなー(笑)  自分の心の中には何が流れているんだろう。 あったら入ってみたいお店です^^

Posted byブクログ

2019/01/20

北海道小樽と思われる街のお話。 偶然足を踏み入れたオルゴール店がキーとなる連作短編集。 その人の心情に合わせた曲のオルゴールを出すことができる店主。 優しい物語。

Posted byブクログ

2019/01/04

うれしい思い出だけが強く残るとは限らない。 悲しいできごとをずっと忘れられないこともある。 本人が覚えていたいかどうかは別として ////////////////////////////////////////// 偶然めぐりあったふたりを 優しく包んでくれた音楽を、 小さな箱に...

うれしい思い出だけが強く残るとは限らない。 悲しいできごとをずっと忘れられないこともある。 本人が覚えていたいかどうかは別として ////////////////////////////////////////// 偶然めぐりあったふたりを 優しく包んでくれた音楽を、 小さな箱に閉じこめて贈ったら、 将来というやつを動かすこともできるだろうか。 ________________________________________________ 不思議なオルゴール店に訪れる人たちの短編集。 号泣必至と紹介されてるけど そこまでではないかな。 「 人生の大事な場面でたまたま流れていた曲が、 心に残ることもある。 音楽は大切な思い出を呼び起こす。 」 いまの自分にはどんな曲が流れるのか、 ちょっと行ってみたい、 不思議な力を持った店主のいる、 ありえないほどうるさいオルゴール店

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2018/12/16

北国の運河のある街、といえばあの街ですね。観光地でもある運河沿いにあるオルゴール店。店主はお客の心の中に流れる音楽を聞きとることができるという・・・。7つの短編は全て店主とオルゴールに関わった人たちの人生をあぶり出して行きます。ファンタジーかと思いながら、読み進むと、これは寓話で...

北国の運河のある街、といえばあの街ですね。観光地でもある運河沿いにあるオルゴール店。店主はお客の心の中に流れる音楽を聞きとることができるという・・・。7つの短編は全て店主とオルゴールに関わった人たちの人生をあぶり出して行きます。ファンタジーかと思いながら、読み進むと、これは寓話ではないかと思えてくる。店主は象徴的な存在で、意味を具現化しただけの存在・・・。 そうではないことが、「おむかい」「おさきに」の最後の2編で覆されました。店主は現実の人であり、そのことが、ロマンティックなエピソードでさりげなく明かされるのです。 時に説明不足で感覚的なことがあるけれど、表現されることばはとても好みです。作者の表現感覚が好ましい、というのか。瀧羽麻子さんの小説との出会いは、人生の宝物のひとつになりました。

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2018/10/16

お客の心に流れる曲がきこえるという謎めいた男性店主のオルゴール店を訪れた六組のお客達。先天性難聴の幼児と母親、破局の危機のカップル、大学卒業を控えたガールズバンド、急死まで不仲だった父子、ピアノの天才少女の決断、仲の良い老夫婦。向かいの喫茶店でゲイの店長と働く女性。狭く深く掬い取...

お客の心に流れる曲がきこえるという謎めいた男性店主のオルゴール店を訪れた六組のお客達。先天性難聴の幼児と母親、破局の危機のカップル、大学卒業を控えたガールズバンド、急死まで不仲だった父子、ピアノの天才少女の決断、仲の良い老夫婦。向かいの喫茶店でゲイの店長と働く女性。狭く深く掬い取るよう。結末が儚い。

Posted byブクログ

2019/09/12

心の中に流れている音楽をオルゴールにできるという変わったオルゴール店の話。短編集で、どの話もじんわり感動して、ほっこりする。 読んで日が経つほどこの物語いいなって思える。 自分にはなんの音楽が流れてるのか...

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2018/09/22

北海道の某観光地とおぼしき町にある不思議なオルゴール屋さん。 導かれるように立ち寄った人たちが抱える悩みや問題を、その人の「心に流れる音楽」を聴くことができる店主が差し出すオルゴールが解きほぐします。 短編連作なので、とても読みやすいです。

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2018/09/20

北の町の小さなオルゴール店では、風変わりな主人が、“お客さんの心に流れる音楽"をオルゴールに仕立ててくれます。 耳の聞こえない少年。 音楽の夢をあきらめたバンド少女。 不仲だった父の法事で帰郷した男性。 長年連れ添った妻が倒れ、途方に暮れる老人。 彼らの心には、どんな音...

北の町の小さなオルゴール店では、風変わりな主人が、“お客さんの心に流れる音楽"をオルゴールに仕立ててくれます。 耳の聞こえない少年。 音楽の夢をあきらめたバンド少女。 不仲だった父の法事で帰郷した男性。 長年連れ添った妻が倒れ、途方に暮れる老人。 彼らの心には、どんな音楽が流れているのでしょうかーー

Posted byブクログ