ありえないほどうるさいオルゴール店 の商品レビュー
なんだか、感動したり、ソワソワしたり、楽しく読み進みました。その場を知らないのに想像するのが楽しかったです。ほんわかな気持ちになりました。
Posted by
人の心の中に流れる旋律をオルゴールを通して聞く話。紡ぎ出された音が心地よい。静かな音が聞きたい人に。
Posted by
北の町のオルゴール店の店主が紡ぎだす曲。躓いて立ち止まりたくなる時にそっと音楽は寄り添ってくれる。言葉では表せない想いを音楽はそれを届けてくれる。優しい作品でした。最初の「よりみち」が一番心を掴まれました。耳の聞こえない男の子に届いていた音楽は何よりも美しいメロディでした。
Posted by
まず、表紙の感じがすごく好み。 題名は、ありえないほどうるさいオルゴール店だけど、内容は優しい気持ちになれるほっこり系だった。
Posted by
オルゴールなのに、「ありえないほどうるさい」の? 読んでいくうちに分かってきました。店主さんにとって、人間それぞれの心に流れる音楽が聞こえすぎてしまって…ということですね。
Posted by
ありえないほどうるさい??? オルゴール屋さんを巡る心の温かくなるショートストーリー集。 どのお話もほっこりとしていてとてもよかった〜私もこのオルゴール屋さんに行ってみたい!って思いました。ホントにあったらいいのになぁ。
Posted by
「よりみち」「はなうた」「おそろい」「ふるさと」「バイエル」 「おむかい」「おさきに」 7篇収録の連作短編集 タイトルから想像していた物とは真逆の静かで優しくて温かい物語 舞台は北海道、小樽にある古いオルゴール店 店主の耳の繊細さで人々の心の中の音楽を聴き分けその人に合ったオ...
「よりみち」「はなうた」「おそろい」「ふるさと」「バイエル」 「おむかい」「おさきに」 7篇収録の連作短編集 タイトルから想像していた物とは真逆の静かで優しくて温かい物語 舞台は北海道、小樽にある古いオルゴール店 店主の耳の繊細さで人々の心の中の音楽を聴き分けその人に合ったオルゴールを作成すると言った内容でファンタジー要素が盛り込まれています。 どの作品も良かったけれど、印象に残ったのは耳が不自由な悠人とその家族を描いた「よりみち」 ジンワリ泣けて来る「ふるさと」 絶対音感を持つ少女を描いた「バイエル」 夫婦の記念日に纏わる「おさきに」 読後感の良い素敵な短編集でした。 久しぶりにバイエルを弾いてみたくなりました。
Posted by
人の心の中に流れる音楽が聞こえて、オリジナルのオルゴールを作ってくれるお店だなんて、素敵過ぎる! 自分の中に流れている曲はなんだろうなと考えながら、読みすすめた。 どの章も短くて読みやすいし、温かい気持ちになれた。
Posted by
第一話から泣きそうになり、最後まで泣きっぱなしかと思ったけど、そういう訳ではなかった。でも、ジーンとくる心温まる話ばかり。心温まる話なんだけど、各話の終わりはなんか淡々としていると思った。余韻に浸る前にスパッと終わる感じ。でもよく考えると、それがかえって良いのかな?読者は、あとの...
第一話から泣きそうになり、最後まで泣きっぱなしかと思ったけど、そういう訳ではなかった。でも、ジーンとくる心温まる話ばかり。心温まる話なんだけど、各話の終わりはなんか淡々としていると思った。余韻に浸る前にスパッと終わる感じ。でもよく考えると、それがかえって良いのかな?読者は、あとの展開はハッピーエンドなんだろうと、どれも想像してしまうと思う。 オルゴール店の店主の正体が気になり、そこがモヤモヤする。もうちょっと説明が欲しかった。でも、はっきりわかるより少し謎がある方がいいのかな? 私だったら店主はどういうメロディーをオルゴールにしてくれるのか?それを考えると楽しい。 オルゴール店が北の町にある設定なんだけど、私はどうしても広島の尾道や鞆の浦を思い浮かべてしまう。たぶん、旅行に行きたいからだと思う…。
Posted by
心の中にある音楽、オルゴールで聴いてみたい。思い出だったり誰かと共有した曲だったり。子どもたちが小さい頃の寝かしつけで使っていた曲がふと心に再現され、なんだか子どもたちが赤ちゃんだった頃が懐かしい。物語に出てくる人たちも素敵なオルゴールで自分の心の中の大切な部分に触れる事ができ、...
心の中にある音楽、オルゴールで聴いてみたい。思い出だったり誰かと共有した曲だったり。子どもたちが小さい頃の寝かしつけで使っていた曲がふと心に再現され、なんだか子どもたちが赤ちゃんだった頃が懐かしい。物語に出てくる人たちも素敵なオルゴールで自分の心の中の大切な部分に触れる事ができ、そんな素敵な曲と共にまた人生を歩いて行く姿も素敵だと思う。
Posted by