家族シアター の商品レビュー
7編の家族の物語り!家族を壊さない為に、誰かが耐えたり、一言余計な事を言う 一度家を出た息子達にとって実家は帰る家ではなく訪れる家になっているとは、、、 のび太のおばあちゃんが、のびちゃんのおばあちゃんになれて良かったと言うセリフには涙が出ました
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不器用な人達の家族物語。 いつも一緒だと無遠慮に不注意な、だけど決定的な一言を言ってしまうこと、ある。 傷ついたり、傷つけたり、救ったり、救われたり。 覚えててね。 幸せを、ほんとはいつもいつまでも、祈ってる。
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家族のいろいろないざこざ、トラブルがあり、いずれも感動的だった。 特に、タイムカプセルの8年は、どんな結末になるかイライラしながら楽しめた。 1992年の秋空の姉妹愛も心地よかった。 家族それぞれ違う悩みもあるだろうが、いつか解決するとおおらかに構えたいものだなぁ。
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その名のとおり家族に纏わる全7編の短編集…どれも愛あふれるジーンとくる話です✨個人的には、「私のディアマンテ」「1992年の秋空」「タマシイム・マシン」が好きです。タマシイム・マシンはそうですアレです…わかる人はわかるかと
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まぁタイトルの通り。家族がテーマの短篇小説集。 タイムマシンの八年と、タマシイムマシンの永遠が特にお気に入りだった。タイトル似てるけど全然別の話。 「何も起きなかった平穏」を行動を起こすことで取り戻す大人達はかっこいい。 親が自分の子に対する接し方は、それは正しく自分がされ...
まぁタイトルの通り。家族がテーマの短篇小説集。 タイムマシンの八年と、タマシイムマシンの永遠が特にお気に入りだった。タイトル似てるけど全然別の話。 「何も起きなかった平穏」を行動を起こすことで取り戻す大人達はかっこいい。 親が自分の子に対する接し方は、それは正しく自分がされたことと同じなはずで、まるで過去を見ているようだと感じる感受性はとてもいいなと。確かにそうかもしれないなぁ。 さりげなくここでもドラえもんへの愛が詰まってるところもいい。 家族ってのは煩わしいもので、過ちばかり繰り返してしまうけれど、すんでのところで立ち直る。そんなギリギリの関係を愛おしくもあり、守るべきでもある。そんなメッセージを感じた。
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家族って難しい。友達や同僚だと関わらずにいれば済むところを、ともすれば四六時中顔を合わせることになる。その難しさの中でそれぞれなりの愛の形が押し付けがましくなく描かれているところがとても良かったです。 個人的には武田砂鉄さんの解説も是非目を通してほしい。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
-メモ- 「妹」という祝福 サイリウム 私のディアマンテ タイムカプセルの八年 1992年の秋空 孫と誕生会 タマシイム・マシンの永遠 どれもやさしい結末で沁みた。 辻村さんらしい丁寧な筆致で、ぶつりながらも、いざというところではつながれる家族が描かれていた。
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家族の絆が、壊れそうになり、でもまた結束していく過程をショートムービーとして観ているような作品だった。読みやすい、とても好きな一冊。
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心温まる良い作品。 辻村さんの作品は「ツナグ」から入りましたが人の絆を感じる物語がとても面白く心を打つものばかり。 短編集だがどれも面白い。
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姉妹。姉弟。父と息子。母と娘。祖父母と孫 家族って面倒くさいし、うっとおしいし。 邪魔と思うこともある だけどやっぱり大切な存在 そんな当たり前の事をしっとり描いた短編集 でもなー。ちょっと綺麗すぎるかも・・・
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