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それまでの明日 の商品レビュー

3.4

100件のお客様レビュー

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2019/01/25

この人のこのシリーズはそもそもハードボイルドの展開、雰囲気を味わう本だから内容はこれで良いかなと。 しかし、このミス1位の肩書きが付いちゃうとハードルが上がってしまうのでハードボイルドの世界をお楽しみくださいだけでは残念に感じてしまう人が多いのでは?

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2019/01/22

知らずに読みましたが、この作品シリーズものなのですね いわゆるハードボイルドもの、このセリフ回しは好き嫌いがありそうです 読んでいて正直ひっかかるものがなく、少し間を開けると今までの展開をすっかり忘れてしまうと云う始末です なんとか最後まで読みましたが、無理のあるすっきりとしな...

知らずに読みましたが、この作品シリーズものなのですね いわゆるハードボイルドもの、このセリフ回しは好き嫌いがありそうです 読んでいて正直ひっかかるものがなく、少し間を開けると今までの展開をすっかり忘れてしまうと云う始末です なんとか最後まで読みましたが、無理のあるすっきりとしないお話でした 最後の1ページだけがひっかかりましたが、そこまで皮肉らなくても・・・

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2019/01/22

2019/01/22 008 原尞さんという作家さんを今まで知らなかったが、テンポ良し、読後感も良し(ただ、本作のラストのラストは驚愕)で内容も、ミステリーの複雑さも面白かった。 せっかく出会えたので、沢崎探偵シリーズ読もう!

Posted byブクログ

2019/01/13

原尞さん、初読みです。 なんと14年ぶりの新刊だとか! 探偵沢崎シリーズ ファンの方は待ちに待っていたでしょうね! シリーズものは1作目から読みたい派なんだけど、ここはサイン会に間に合わせるために今作が初読みに。 単独で読んでも大丈夫でしたが、やはり登場人物との過去の絡みなどを知...

原尞さん、初読みです。 なんと14年ぶりの新刊だとか! 探偵沢崎シリーズ ファンの方は待ちに待っていたでしょうね! シリーズものは1作目から読みたい派なんだけど、ここはサイン会に間に合わせるために今作が初読みに。 単独で読んでも大丈夫でしたが、やはり登場人物との過去の絡みなどを知ってた方がもっと楽しめたのではないかな~と。 きっかけは沢崎の元へ料亭の女将の調査を頼みにきた紳士だった。 そこからいろんな謎に巻き込まれる沢崎。 登場する、お馴染みの刑事、やくざ、テレフォンセンターのハスキーヴォイスの女性。 ↑過去にどんなことがあったのか、気になります。 ミステリー主体だけどやはりここは ハードボイルド 。まぁ凄い喫煙率←そこ? 初ハードボイルドの私も楽しめたのですが、ラストが… この出来事をラストに…そしてわかるタイトルの意味。 トーク&サイン会で気になるラストの話をして下さったので、少しモヤっとしてたところが、すっきりしました!

Posted byブクログ

2019/01/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

探偵の沢崎に依頼人が現れた。金を貸す料亭の女将の身辺調査の依頼であった。訪れると、調査対象は亡くなっていた。そのことを伝えようと依頼人の仕事場へ行くと、強盗現場に出くわすことになる・・・。最初バラバラに展開する内容がどのようにつながっているかわからないまま展開していきますが、徐々につながりが分かってきます。ミステリとして面白いですが、語りが多いため、単調な感じがします。ハードボイルドとは、タバコを吸う描写を入れて、キザっぽい言い回しをすること?とあまり気持ちは乗りませんでした。

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2019/01/06

ハードボイルドというジャンルには個人的にあまり思い入れはない。 若い頃に逢坂剛の小説を読んだり、映画ではレイモンド・チャンドラー原作でフィリップ・マーロウが主人公の『ロング・グッドバイ』を観たくらい。 著者は、そのチャンドラーの信奉者で、探偵・沢崎を主人公にした長編5作目だが、前...

ハードボイルドというジャンルには個人的にあまり思い入れはない。 若い頃に逢坂剛の小説を読んだり、映画ではレイモンド・チャンドラー原作でフィリップ・マーロウが主人公の『ロング・グッドバイ』を観たくらい。 著者は、そのチャンドラーの信奉者で、探偵・沢崎を主人公にした長編5作目だが、前作からはなんと14年ぶりの新作とのこと。 その空白の14年の間に、時代はすっかり変わってしまい、この2010年代の日本を舞台にどのようにハードボイルド探偵小説を成立させるのか、非常に興味があった。 今どき珍しい重厚感は読み応え十分だったが、その分アナクロな世間との乖離感は否めない。 煙草と電話、著者も主人公も固執する、その2つのアイテムが生み出す違和感が凄まじい。 残念ながら、ハードボイルド探偵小説も、あと10年経ったら完全に絶滅種だろう。 著者は先の筋書きを決めずに、キャラクタの言動に任せて筆を進める手法をとっているそうだが、その迷走が生む臨場感が1つの魅力。 潰れたラーメン屋を捜索する場面など手に汗握る。 その割に御都合主義っぽいところも散見されるのがちょっと残念だが。

Posted byブクログ

2018/12/31

このミス1位の作品として期待して読んだが、ドキドキ感も読み終わった後の余韻も何もない! 細切れの話の連続で、作者の自己満足の世界。次の作品まで10年以上待たされるが、その頃には忘れられているのではないだろうか。

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2018/12/30

沢崎シリーズ、14年ぶりの最新作 デビュー30周年記念作品とのことです。 以前から知っている作家ではありましたが、何となく手に取りがたく、はじめて読みました。 チャンドラーに影響されている文体は、なんともハードボイルドです。 依頼人からの案件はすぐに解決してしまいますが、肝心の依...

沢崎シリーズ、14年ぶりの最新作 デビュー30周年記念作品とのことです。 以前から知っている作家ではありましたが、何となく手に取りがたく、はじめて読みました。 チャンドラーに影響されている文体は、なんともハードボイルドです。 依頼人からの案件はすぐに解決してしまいますが、肝心の依頼人が行方不明。 依頼人を探すうちに、事件に巻き込まれていきます。 設定も、ストーリー展開も巧みです。 他の作品も読んでみたくなりました。

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2018/12/25

私はこのシリーズの熱烈ファンでもないし、お久しぶり沢崎って気持ちになれないタイプで、単純にハードボルドとして楽しみました。14年ぶりと言う事で話題にもなるのだろうけど、何年ぶりを除くと、全体的な謎解きはちょっと厳しかな。ハードボイルドが時代の流れからますます置いてきぼりを食らった...

私はこのシリーズの熱烈ファンでもないし、お久しぶり沢崎って気持ちになれないタイプで、単純にハードボルドとして楽しみました。14年ぶりと言う事で話題にもなるのだろうけど、何年ぶりを除くと、全体的な謎解きはちょっと厳しかな。ハードボイルドが時代の流れからますます置いてきぼりを食らったような感じです。その感じがいいんだけどね(^^ このミス1位みたいだから、どうやら私の方が時代から置いてきぼりを食ったのかな(笑)

Posted byブクログ

2018/12/05

遅筆作家の久々の推理小説だそう。新宿の3km四方を出ないような舞台設定で、ダイナミクスはないが、三つの話がタペストリーのように絡まった、いぶし銀のような出来上がりとでも申しましょうか。

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