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羊と鋼の森 の商品レビュー

4

1398件のお客様レビュー

  1. 5つ

    417

  2. 4つ

    534

  3. 3つ

    284

  4. 2つ

    56

  5. 1つ

    12

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2026/05/12

⭐︎4.5 好みでしたー!読んで良かった。 自分が音楽・ピアノを好きなのもあって、すらすら読めました。落ち着いた世界観なので、読んでいて心が休まる感じがしました。楽しい読書時間を過ごせました。 音の世界をこんなにも美しく言語化できるのだなと感動しました。音楽っていいなと思えま...

⭐︎4.5 好みでしたー!読んで良かった。 自分が音楽・ピアノを好きなのもあって、すらすら読めました。落ち着いた世界観なので、読んでいて心が休まる感じがしました。楽しい読書時間を過ごせました。 音の世界をこんなにも美しく言語化できるのだなと感動しました。音楽っていいなと思えます。 音楽の言語化に興味がわいた(自分が音楽を言葉で表現するときの参考になりそうだと感じた)ので、次も音楽に関わる物語を読んでみたいと思いました。

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2026/05/10

タイトルが『ピアノ』を表していると知り、作者のセンスに脱帽した。 新米調律師である外村の成長を描いた本作をひと言で評するなら“静謐”だと思う。 初めは淡々とこなしているように見えた彼の調律。 だけど双子の姉妹のピアノを聴いた後、彼の中に静かな情熱が芽生えた瞬間の描写がとても良かっ...

タイトルが『ピアノ』を表していると知り、作者のセンスに脱帽した。 新米調律師である外村の成長を描いた本作をひと言で評するなら“静謐”だと思う。 初めは淡々とこなしているように見えた彼の調律。 だけど双子の姉妹のピアノを聴いた後、彼の中に静かな情熱が芽生えた瞬間の描写がとても良かったな。

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2026/05/07

調律士の視点からの音楽の世界を描いており、読みやすくあっという間に読み終わった。主人公の葛藤や、経験を積んで成長していく場面は面白いところだが、ストーリーの起伏があまりなく自分的には単調だったと思う。

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2026/05/05

主人公の内面の掘り下げ度合い、その他の登場人物の関わり度合いや表現が最初から最後まで大きく変わらず、最後のクライマックス?もクライマックス感が弱く、少し単調に感じました。 主人公の生い立ち、演奏や依頼主、楽器店、故郷のエピソードが少なく、私は読んでいて情景が想像し辛かったのだと思...

主人公の内面の掘り下げ度合い、その他の登場人物の関わり度合いや表現が最初から最後まで大きく変わらず、最後のクライマックス?もクライマックス感が弱く、少し単調に感じました。 主人公の生い立ち、演奏や依頼主、楽器店、故郷のエピソードが少なく、私は読んでいて情景が想像し辛かったのだと思います。

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2026/05/03

ただ実直に自分の成長を信じて繰り返して、同じことのように見えて自分にしかできない仕事になっていく。何事もそうなんだろうなと思った。

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2026/05/02

以前読もうとして冒頭で挫折したけど、今回はすんなりと読めた。やはり物語を読む時期は大事なのかも知れない。 芸術を言葉で表現するところが、なんだか『蜜蜂と遠雷』みを感じた。 主人公以外、どの登場人物もサイドストーリーを描いてみて欲しいなと思った。

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2026/05/02

2022/02/06読了 初めてくらいに2回目読みたいなって思った本! 友だちに勧めて、その人がすごい良い感想を書いてくれてたから私ももっかい読みたいって思った。 主人公の外村くんは、きっとわたしにちょっと似てる。自分に特に秀でた才能があるわけじゃないってわかってて、強いて言...

2022/02/06読了 初めてくらいに2回目読みたいなって思った本! 友だちに勧めて、その人がすごい良い感想を書いてくれてたから私ももっかい読みたいって思った。 主人公の外村くんは、きっとわたしにちょっと似てる。自分に特に秀でた才能があるわけじゃないってわかってて、強いて言うなら地道にコツコツ技術を自分のものにしていくくらいの粘り強さはあるかなって感じ。担当を外してほしいと言われても落ち込むけど諦めない。コンサートホールのピアノの調律師になるという大きな目標は自分には合っていないと一旦は諦める(別に諦めたわけではないが)も、最終的に自分が目指す場所はそこであると目標を定め直すところがすごくカッコよくて、ああ、たぶんこれは私の身にも起こり得ることだなって思った。 努力を努力と思ってやると小さく収まってしまう これは自分に叩き込みたい言葉。この本には素敵な言葉が沢山あって、全部意識して生きていきたいと思わせてくれたけど、やっぱり1番響いたのはこれやった。努力を努力と思わずにやるから結果が伸びる。わたしには努力しかできないけど、努力と思わずにひたすら必死に地道にやっていくことが必要だなって感じた。 この映画見たかったな、、

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2026/04/30

調律師の青年が「美しさ」というかたちのないものを求めて、森の中を彷徨うように進んでいく物語。 調律について題材にしているけれど、美しいとは何か、それは自分にとってか、絶対か、そういう悩みを綺麗な言葉で形にしているという意味では、芸術と呼ばれるものに関わる人全てに刺さる物語だと思う...

調律師の青年が「美しさ」というかたちのないものを求めて、森の中を彷徨うように進んでいく物語。 調律について題材にしているけれど、美しいとは何か、それは自分にとってか、絶対か、そういう悩みを綺麗な言葉で形にしているという意味では、芸術と呼ばれるものに関わる人全てに刺さる物語だと思う。 「美しいと言葉に置き換えることで、いつでも取り出すことができるようになる」 「依頼主の想定できる範囲内での仕事しかできなかったら、きっとつらいだろう。依頼主の頭の中のイメージを具現化する、その先に調律師の真髄があるんじゃないか」 「調律の技術を言葉に換える作業は、流れて行ってしまう音楽をつなぎ止めておくことだ。自分の身につけようとしている技術を、虫ピンで身体にひとつひとつ刺していくことだと思う。」 これらは「美しいもの」の作り手側になりたいと望む人なら誰でも一度は考えたことがあるであろうことを的確に表現している。 引き出しを、増やしていく。 「神様というのか、目印というのか、この音を求めていたのだ。~目印を探して歩いていけるということは、僕も神様を知っているということだ。」 「外村くんみたいな人が、根気よく、一歩一歩、羊と鋼の森を歩き続けられる人なのかもしれない」 羊と鋼の森を抜けた先にある、「そこ」は誰も到達したことがないので「そこ」で表現されている。恐らく、美しい音であり、正解らしい何かなのであろうが、それがわからない。わからないけど目指し続ける。この感覚の表現として日本語が綺麗すぎる。 「ピアノで食べていこうなんて思ってない」「ピアノを食べて生きていくんだよ」 ピアノは生きていく為の道具じゃなくて、生きていく為に必要なものだということを言いたいのだと感じた。 引用ばかりになってしまったけれど、秋野さん 風が吹くビルの上、耐えて耐えて耐えきれず飛び降りる夢を見続けて、いつしか何も感じず、汗もかかず飛び降りることのできてしまう瞬間、それが何かを諦めることだという話もとても好きだった。才能が無いことを認めるまで、努力し続けているけれど、努力である限り「そこ」には辿り着けない。食べたいと思えないと「そこ」には辿り着けない。 正解のないものを追い続ける仕事の魅力と苦悩、そして才能とは、そんなことが書いてある小説だった。

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2026/04/29

「山間の集落は森に遮られて太陽の最後の光が届かない。夜になるのを待って活動を始める山の生きものたちが、すぐその辺りで息を潜めている気配がある。」 「気がつかなかった。山の夜の音も僕たちの中にいつもある。ばあちゃんが見ていた音だ。ばあちゃんが聞いていた音だ。」 主人公はピアノの調...

「山間の集落は森に遮られて太陽の最後の光が届かない。夜になるのを待って活動を始める山の生きものたちが、すぐその辺りで息を潜めている気配がある。」 「気がつかなかった。山の夜の音も僕たちの中にいつもある。ばあちゃんが見ていた音だ。ばあちゃんが聞いていた音だ。」 主人公はピアノの調律師の青年。人々やピアノとの関わりを通して成長していく。 森の匂いや音の景色、目に見えないものの表現が丁寧で美しかった。主人公の朴訥として素直、でも大胆で面倒な人柄もすごく好き。 派手なことは起きないけど、静かで落ち着いた気持ちにさせてくれる本だった。

Posted byブクログ

2026/04/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

どんなに努力をしてでも、掴みたいもの そんな強い想いを抱ける事に出逢えて羨ましい。 私もそんなものに向き合える人生を歩みたかったなぁとしみじみ思う。 答えのないものってとても難しくて、しんどい事も多いと思うけれど。 彼の今後がとても楽しみ。

Posted byブクログ