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羊と鋼の森 文春文庫
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羊と鋼の森 文春文庫

宮下奈都(著者)

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羊と鋼の森 文春文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2018/02/09
JAN 9784167910105

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羊と鋼の森

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商品レビュー

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1164件のお客様レビュー

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2025/02/05

2016年本屋大賞。 2位の「君の膵臓を食べたい」が良すぎたのでそれを上回るのはどんな作品かと思い読んだ。 大人な作品。ストーリー展開に盛り上がりはないが、静謐で優しく美しい小説という印象。「君すい」とはちょっと対照的だったかな。 星座と鍵盤の数が同じく88だというところには...

2016年本屋大賞。 2位の「君の膵臓を食べたい」が良すぎたのでそれを上回るのはどんな作品かと思い読んだ。 大人な作品。ストーリー展開に盛り上がりはないが、静謐で優しく美しい小説という印象。「君すい」とはちょっと対照的だったかな。 星座と鍵盤の数が同じく88だというところにはロマンを感じた。

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2025/01/21

2025.01.21 ピアノの音が響いている情景が、いろんな表現で描かれていて、そのどれにも、やわらかさやあたたかみを感じた。まるでひらがなみたいなだな、と思った。どの表現もとても心に刺さった。 ピアノを習っていた頃、当たり前のように毎年調律師さんを目にしていたが、音を整える...

2025.01.21 ピアノの音が響いている情景が、いろんな表現で描かれていて、そのどれにも、やわらかさやあたたかみを感じた。まるでひらがなみたいなだな、と思った。どの表現もとても心に刺さった。 ピアノを習っていた頃、当たり前のように毎年調律師さんを目にしていたが、音を整えるだけではない、「調律師」という仕事の奥深さを知った。 ピアノ自体の音程だけでなく、そのピアノが置かれている環境でも音の響き方が変わってくること、ピアノのキャスターの向きでも重心が変わり、音の広がり方を変えられること。 ピアノってこんなに面白い楽器なんだと思えた。 板鳥さんのような調律師さんに出会えたら、こんな平凡なわたしでもその音色に魅了されるのだろうか。 わたしが使っていたピアノを、娘にと実家からお引越しさせて今自宅にある。思わず自分が弾いてみたくなる、そんな作品だ。 お気に入りの表現たち ◎音のつれてくる景色がはっきりと見える。 ◎ピアノに出会うまで、美しいものに気づかずにいた。知らなかった、というのとは少し違う。僕はたくさん知っていた。ただ、知っていることに気づかずにいたのだ。 ◎ピアノが、どこかに溶けている美しいものを取り出して耳に届く形にできる奇跡だとしたら、僕はよろこんでそのしもべになろう。

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2025/01/21

美しい表紙とタイトルに惹かれて手にとりました。未知の世界、調律師という仕事をこの物語で知り、専門性の高い素敵な職業だなと素直に感じました。 悲しさや悔しさや焦りといった感情が動くシーンでも、終始優しく穏やかな空気感で進んでいきます。 ピアノの音を聞きたくなります。コンサートホール...

美しい表紙とタイトルに惹かれて手にとりました。未知の世界、調律師という仕事をこの物語で知り、専門性の高い素敵な職業だなと素直に感じました。 悲しさや悔しさや焦りといった感情が動くシーンでも、終始優しく穏やかな空気感で進んでいきます。 ピアノの音を聞きたくなります。コンサートホールに行きたくなります。森を歩きたくなります。本をきっかけに新しい世界に興味を広げる、読書の醍醐味です。

Posted by ブクログ