最後はなぜかうまくいくイタリア人 の商品レビュー
イタリア人と日本人はこんなにも感性が違うのかと思わせられる興味深い内容。遊びに行く分には良いが住んだり仕事するのは難しそう。
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おもしろかった。 「おわりに」にそれぞれの国民性が纏められているなぁと思った一文がある。 日本 最高のサービスが受けられる社会は、同時に最高のサービスを提供するために厳しい労働をしなければならない社会でもあるのだ。 イタリア 最高のサービスを提供するために苦労するつもりは毛頭ない...
おもしろかった。 「おわりに」にそれぞれの国民性が纏められているなぁと思った一文がある。 日本 最高のサービスが受けられる社会は、同時に最高のサービスを提供するために厳しい労働をしなければならない社会でもあるのだ。 イタリア 最高のサービスを提供するために苦労するつもりは毛頭ないが、同時に最高のサービスを受けられなくても、誰も文句は言わない。
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イタリア人の性格は、日本人である自分と、正反対のように見えて共通点もあるなと思った。 ・いつでも仕事し、いつでもサボる ・ダメ元精神の塊 ・人生における「寄り道」を大事にする ・何もしないで待ち、チャンスが来たら掴む ・短所は直さない、長所は大事にする
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書店で割と大々的に陳列されており、文庫本にしては値段が高めだな…と思いつつも、疲れていたこともあり息抜きにと思い購入。 良い意味で想像と違い面白かった! 何となく女性が書いた本かな?と思っていたが、著者は30年イタリアと行き来している男性で、調べたところすごくイタリアっぽい顔立...
書店で割と大々的に陳列されており、文庫本にしては値段が高めだな…と思いつつも、疲れていたこともあり息抜きにと思い購入。 良い意味で想像と違い面白かった! 何となく女性が書いた本かな?と思っていたが、著者は30年イタリアと行き来している男性で、調べたところすごくイタリアっぽい顔立ちであり、良い人そうなところにまず好感を持ち笑 イタリア人について、日本との違い等書いてあるが、イタリア人を知るだけでなく、日本についても考えさせられた。 日本って便利で、間違いが少なくあらゆるものが円滑にまわっているけれど、やはりそれを構築しているからみんな疲れているのだな、と思った。
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寛容である国民性 なんとかなるさ、の楽観主義的な思考 審美眼的センスを重んじる文化 合理的すぎることを良しとせず、肩の力を抜いて気楽に寛ぐことを人生の軸とする イタリア人の理解し難いけど、くすりと笑える憎めない奴感が味わえる そんな中で何が良い、何が悪い、等と考えず多様性を受け入...
寛容である国民性 なんとかなるさ、の楽観主義的な思考 審美眼的センスを重んじる文化 合理的すぎることを良しとせず、肩の力を抜いて気楽に寛ぐことを人生の軸とする イタリア人の理解し難いけど、くすりと笑える憎めない奴感が味わえる そんな中で何が良い、何が悪い、等と考えず多様性を受け入れることの大切さを感じられる良著
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ワインとイタリアの食について執筆する仕事で年間15回もイタリアに行く著者が、イタリアをおもしろおかしく紹介しつつ、日本の働き方も考えるきっかけにもなっています。 惰性で陽気で適当なのにファッションから車まで独自のセンスと哲学で世界の一流品を生み出している国イタリア。 彼らの秘密を...
ワインとイタリアの食について執筆する仕事で年間15回もイタリアに行く著者が、イタリアをおもしろおかしく紹介しつつ、日本の働き方も考えるきっかけにもなっています。 惰性で陽気で適当なのにファッションから車まで独自のセンスと哲学で世界の一流品を生み出している国イタリア。 彼らの秘密を日常のさまざまな「イタリア人あるある」から軽妙にひもとく。 「仕事とプライベートは分けない」 皆が駄菓子屋のおばあちゃん。 「悲惨な事態もしぶとく楽しむ」 「美しいか醜いかで何事も判断する」 「イタリア人は人の短所に寛容である。短所を上回る長所を見つけるから」 「マンマを中心とする家族関係」 「使えそうなコネは必ず使う」 「個人的問題を公にして解決しようとする」 夫婦喧嘩も野次馬に向かってアピールする 「食卓での流儀」 「州ごと、地域別の特徴」 「アポの時間は努力目標」 「時間の遅れは正確なルールに基づいて遅れる」 「仕事とプライベートはあえて分けない」 「公私混同するがプライベートに仕事が割り込んでも大丈夫」 「計画は立てなくても最後は何とかする」 「分業ができない。合理的ではなくても各人がなんでも屋で楽しく仕事をしている」 イタリア人は小さな事にも満足して、人生を楽しむ天才である。特に南イタリア、ナポリについては典型的なイタリア気質。とにかく適当だが融通はきく。 イタリア文化の読み物として非常に面白くあっという間に読めます。 終わりに、何でも完璧でサービスも行き届いているが疲弊している人が多い日本。対して、何でも適当で待たされるしルールも守られないイタリア。でもイタリア人はやたらと時間と精神的な余裕がある様に見える。 完璧なサービスを提供する為に疲弊している日本人に対し、最高のサービスを提供するつもりも毛頭無いが、自分達もそこまで求めていないイタリア人。どっちが幸せか、考えさせられる。
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面白かった。日本に生まれて良かったと思ったが、同時にイタリア人に憧れを感じた。日本人で幸せを感じられるのはトップになった人だけなのだろう。2番手以下はトップを目指して永遠に我慢の日々が続く。それまでの生き方をあきらめるまでは。
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電車内の広告で疲れている社会人にオススメと書いてあり、気になったので読んでみた。イタリア人という人々を、見習いたい側面や見習ってはいけない側面から、日本と対照的に書かれていた。 私は広告内容から、イタリア人みたくこう生きると人生が楽しくなるぞ、と説いてもらうことで日々のストレスか...
電車内の広告で疲れている社会人にオススメと書いてあり、気になったので読んでみた。イタリア人という人々を、見習いたい側面や見習ってはいけない側面から、日本と対照的に書かれていた。 私は広告内容から、イタリア人みたくこう生きると人生が楽しくなるぞ、と説いてもらうことで日々のストレスから解放されることを期待していたが、正直そこは応えてもらえなかった。もちろんイタリア人のように目の前のことを全力で楽しんだり、小さなことに幸せを感じたり、仲間意識が強く誰とでも分け隔てなく接したり、といった部分は非常に魅力を感じる。が、日本の社会人としてイタリア人を真似てみれることはまず少なかった。ここはやはり文化や国民性の違いだろう。本書を読んで、私は日本人であることに誇りを持つと同時に、イタリア人のような生き方で世の中が回る国もあるんだな、と学んだに過ぎない。日本で社会人をやる以上私は日本人らしく努めることが必要であり、立派だと思うからだ。 ただその中でイタリア人のように、日々の小さなことにも喜びや楽しみを見つけられるような生き方が出来れば幸せだなと思った。
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イタリア人は最高のサービスを提供するために苦労するつもりは毛頭ないが、同時に最高のサービスを受けられなくても、誰も文句を言わない。上を目指しすぎて摩耗してしまうよりも、寛いで、ゆったりとした人生を過ごそうというスタンスである。だからイタリアは何もうまくいってないのに、人々は精...
イタリア人は最高のサービスを提供するために苦労するつもりは毛頭ないが、同時に最高のサービスを受けられなくても、誰も文句を言わない。上を目指しすぎて摩耗してしまうよりも、寛いで、ゆったりとした人生を過ごそうというスタンスである。だからイタリアは何もうまくいってないのに、人々は精神的余裕があって、お金がなくても幸せなのだ。 どんな状況でも楽しめるイタリア人素敵
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まず始めにもある時間の概念が好き。 「好きなようにさせてあげた方がちゃんと仕事してくれるよね」な思考も拍手! 誰かのため、とか。 明日のため、とか。 そんなではなく、 自分100%で今を生きてる!って事なんだろうね。 素敵。
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