最後はなぜかうまくいくイタリア人 の商品レビュー

宮嶋勲(著者)

2024/10/23

イタリア人とは、どういう生き物（笑）なのかを解かりやすく解説した一冊。
偏にラテン系と言っても、地方によってだいぶ民族性も変わっているというのも
とても興味深いポイントでした。

ラテン人気質、結構自分自身にも当てはまる部分が多々あり
かなり興味深く拝読しました。

2024/10/05

イタリア人ってこうだよね〜っていうのが作者の経験談とともに書かれている。
時間にルーズだ、未来のことは考えられない、能天気だなど色々書いてあるのだが、
その言い方、、ちょっとどうなんだろうって思うポイントが節々にあってあんまり感情移入できなかった。

2024/09/24

イタリアに対して持つ印象は間違ってないのだけど、それがどこから来るのかがわかる素晴らしい本。ボリューム感もちょうどいい。
日本ではよくないとされることでも、イタリアではいいことになることがある面白さ、世界は広いんだと改めて思います。下記最終章から抜粋。

「最高のサービスが受けられる社会は、同時に最高のサービスを提供するために厳しい労働をしなければならない社会でもあるのだ」

「上を目指しすぎて磨耗してしまうよりも、寛いで、ゆったりとした人生を過ごそうというスタンスである。だからイタリアは何もうまくいっていないのに、なぜか人々は精神的余裕があって、幸せそうだ。あまりお金がなくても、楽しそうなのである」

「すべてがうまく作動するということはそれ自体が目的なのではなく、それにより人が幸せになってこそ、初めて意味がある」

2024/09/22

私はあまり海外に行ったことがなく、日本は真面目で几帳面で内気な人が多く、海外はみんなコミュ力高くて自由な感じだろう！と勝手に決めつけていましたが、もちろん海外といっても一括りにできるものではなかった。

まずヨーロッパ内でも仕事が円滑に進む国、芸術に優れている国など国ごとに特徴がある。それどころか、地域によっても考え方や好みなどが違ってくるものだ。ワインに携わるお仕事をされているのもあり、多様なイタリア人の生き様を実体験ベースで語っており読みやすかった。自分も行ってみたい！

2024/09/10

読みながら、え〜っとか、クスッとか、とんでもないとか思いながらも少し憧れも感じてしまいました。もちろん日本の良さもあるけれど、イタリアっぽいこともあっても良いじゃない、なんて思ったりします。

2024/09/07

いい加減？、ゆるい？、良く言えば、とっても寛容、、、イタリアを人に例えると、友達の友達にいたら、面白いね〜と笑えて、近くにいたら、ちょっと困るかも、でも、憎めないといった印象を受けました。
同じイタリアでも県民性の違いも興味深かったです。北と南の違い^ ^

2024/08/31

知り合いのイタリア人を思い出しながら、興味深く読み進めた。ほどほどが良くって(苦しくなく生きられて)、それをいちいち意識していないところがイタリア人の長所。

よい付き合いをするには、相互理解が大事。
でも彼らはマイペースだから、日本人のほうがストレス貯めそう笑。

2024/07/21

自分にもイタリアの血が流れているかのように共感できる部分もあり、これからの人生を豊かに生きるヒントが得られる本。

2024/07/21

イタリア人の考え方には賛否とか好き嫌いはあると思うけど、何にでも完璧を求めすぎて生きづらい雰囲気のある日本の考え方もある意味行き過ぎた状態だよなと思った。どっちがいい悪いはないけど、イタリア人の考え方になるほどなと思ったところは少し取り入れて、もう少し肩の力を抜いてもいいのかもしれない。

2024/07/15

人によって合う合わないはあるし、全てに賛同できるわけではないけど、イタリア人の好きや綺麗という直観を大事にしたり、相手にも自分にも寛容だったり、寄り道を楽しんだり、人生を楽しんでる感じはいいなと思った。

著者の宮嶋さんは、ただただイタリアいいよって言ってるわけではなく、いい面も悪い面も上げてニュートラルにイタリア人の気質などについて教えてくれるのがよかった。

日本との対比はよくあるけど、お隣フランスとの対比があったのも面白かった。最後の地域ごとの違いも、実際にその国をよく知っている人じゃないと語れない情報がたくさんで、読んでイタリアへの興味が増した。