風神の手 の商品レビュー
人それぞれに偶然やチョットしたきっかけで全く違う生き方をすることになるんですね。悲しい人もいるけど、心温かい登場人物ばかりでほっこりして読み終えました。
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ある田舎町の護岸工事を巡って様々な人の運命が交錯する話。 風が吹けば桶屋が儲かる的な色々な人の運命が翻弄される話
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風の手が一押しした、そこから物語の連鎖が始まる。私たちの日常もそうしたことの積み重ねでできているのだろう。大切に生きていきたい。
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人生ってそーゆーもんかもしれない。 もしあの出来事がなかったら、あの時あの選択をしなかったら、今こうなってないかもしれないし、そもそも自分は生まれてないかもしれないし。 それが巡り巡って可視化されて、それを追いかける旅の末に辿り着く真実。 色んな糸が絡まりあって、今のそれぞれがい...
人生ってそーゆーもんかもしれない。 もしあの出来事がなかったら、あの時あの選択をしなかったら、今こうなってないかもしれないし、そもそも自分は生まれてないかもしれないし。 それが巡り巡って可視化されて、それを追いかける旅の末に辿り着く真実。 色んな糸が絡まりあって、今のそれぞれがいる。 寂しく、悲しく、でも少しだけあたたかいミステリー。
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3つのお話は全然違うお話なのに鏡影館という写真館で繋がっていく。 ほんの些細なことから予想もしないことがおこるのが人生なのかな。真珠のたとえがよかった。
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変わらず、読書自体を楽しめる、情景が浮かぶ抑制された文章。 物語、出来過ぎってくらい作り込まれてるなー。 一つの章の中でも、また一章二章と読み進めるうちにも視点や物事の意味が回転し謎が氷解して、段々と全く違う全体像が見えてくる。 小学生の男の子二人組が大人になって、その子供世...
変わらず、読書自体を楽しめる、情景が浮かぶ抑制された文章。 物語、出来過ぎってくらい作り込まれてるなー。 一つの章の中でも、また一章二章と読み進めるうちにも視点や物事の意味が回転し謎が氷解して、段々と全く違う全体像が見えてくる。 小学生の男の子二人組が大人になって、その子供世代が小学生になるまでの長い間の物語が2つの時間軸で紡がれる。 読むの止まらない やっぱり寒い日は道尾秀介さんを読むのがいいな
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読み進めるにつれて事実の関連性が判明してくるテクニカルな物語だったが、登場人物の人間性が鮮明で面白かった
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もしもあの時、こうじゃなかったら。 きっと別の人生を歩んでいたかも知れない。 そう思うことは、誰にでもあるはす。 ほんの小さな嘘からの行き違いが、偶然となって人生は紡がれていく。 そして偶然は必然になる。 この物語には、そんな偶然のパズルが巧妙に次々とはめ込まれて出来ている。 ...
もしもあの時、こうじゃなかったら。 きっと別の人生を歩んでいたかも知れない。 そう思うことは、誰にでもあるはす。 ほんの小さな嘘からの行き違いが、偶然となって人生は紡がれていく。 そして偶然は必然になる。 この物語には、そんな偶然のパズルが巧妙に次々とはめ込まれて出来ている。 最初の話は嘘から始まる切ない恋物語…かと思いきや、次の話から一気に変わる。 ひとつの地域で生きる人々の、同じ時間を軸とした話なのかなと思ってほっこりしていたら、また次の話で大きく飛んだ。 見えなかったピースのひとつずつが、パチン!パチン!とはまっていく感覚がたまらなく面白い。 そして読後感もいい。 きっと今ある自分の人生も、偶然の積み重ねで出来てるんだろうな。 作家のアタマの中って、本当にどうなっているんだろうね。
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おもしろかった。伏線がどんどん回収されてつながっていく心地よさを感じた。 口笛鳥が先で、それに肉付けする形で本著が作られているようなので、それもまたすごいなぁと思った。(違ったらすみません)
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1つの物語が、あちらこちらに繋がっていて大きな時代を生む。 自分の決断や行動が、もしかしたら誰かに影響を及ぼしているかもしれない。自分だけの人生の選択ではなかった。 自分がみている人の人間性が本当は違う方向からみたら違う人にみえることもある。わかってるつもりでも人の片面しかみてな...
1つの物語が、あちらこちらに繋がっていて大きな時代を生む。 自分の決断や行動が、もしかしたら誰かに影響を及ぼしているかもしれない。自分だけの人生の選択ではなかった。 自分がみている人の人間性が本当は違う方向からみたら違う人にみえることもある。わかってるつもりでも人の片面しかみてないかもしれない。 自分で選んで進んでいるのか実は流れが決まっているのか のらりくらりと 人の人生を垣間見たいときに、よんでみるのよき。
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