死刑にいたる病 の商品レビュー
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魅力的な問いに対峙することで人は変われるみたいな主張かと思ったら全然違う方向に着地してた 終盤コントロール状態に陥ってしまっていたがそこから幼い女の子が気になり始めるのは解せない 憧れから好みも合わせてしまうであればわかるがターゲット層がズレてるのでそうでもない様子 どう解釈するべきか
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幼少期につらい経験がある人ほど 誰かに認められたい、 自分じゃない誰かになりたい って気持ちが強いんかな? 榛村に目をつけられた人は 言葉巧みにコントロールされてしまって そのまま支配されていったら 榛村を同化させて罪を犯してしまうっていう 伝染病みたいなものを、 榛村が持っと...
幼少期につらい経験がある人ほど 誰かに認められたい、 自分じゃない誰かになりたい って気持ちが強いんかな? 榛村に目をつけられた人は 言葉巧みにコントロールされてしまって そのまま支配されていったら 榛村を同化させて罪を犯してしまうっていう 伝染病みたいなものを、 榛村が持っとるってことかな。 自分で選ぶ責任って想像以上に強い効果がある
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その依頼は、連続殺人鬼の矜持によるものだと感じた時点で嵌っていた罠。冴えないキャラだと思っていた雅也の異変に背筋が寒くなる。タイトルが改題されたものだというのが残念。
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映画化されているが、映像で観るにはキツイ描写多し。幾重にも張り巡らされた罠の恐怖があとから響いてくる。
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ただのミステリーだと思うと、そうでない展開に圧倒されます。そうだったのか!と思えば、ええ?そうなの?、と展開がどんどん動いていくことにいい意味で読了後は疲れました。 きっと日常に大和のような人は潜んでいるのだと思えました。
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あぁ、これはすごい。 映画の予告でこの本を知ったけど、先に小説の方を読めてよかった。 おもしろかった...。
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読みやすく先が気になり一気読み。 連続殺人鬼からきた手紙をもとに1人の大学生が変わっていく話。この殺人鬼がおこした事件は残虐。そしてそれより彼の手中に気づかず入ってしまうところが怖い。
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ただシリアルキラーの人生を紐解きその真実に迫る! そんなミステリーだと思って読むと痛い目を見ます。 なんとなく読み始めたけど…なんて後味の悪い… 映画はなかなかの残虐シーンがあったけど 小説はグロいというより、心理描写がよく書かれています。 エ...
ただシリアルキラーの人生を紐解きその真実に迫る! そんなミステリーだと思って読むと痛い目を見ます。 なんとなく読み始めたけど…なんて後味の悪い… 映画はなかなかの残虐シーンがあったけど 小説はグロいというより、心理描写がよく書かれています。 エピローグの最後の言葉が この作品の恐ろしさを増幅させます。 単純にサイコパスとはまたなんとなく違う、 まさに「死刑にいたる病」… こんな人、近くにいませんか?
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人の異常性。 しかしそれは、「本来の性(さが)」だとも言える。 道理を外れるに要するのは、血か、環境か。それすら超えたところにあるものかもしれない。 思い込むこと、自分の本質を認めること、それは同じで、違っている。 結末以外は、本当に読み応えがあった。 本懐から乖離してしまった...
人の異常性。 しかしそれは、「本来の性(さが)」だとも言える。 道理を外れるに要するのは、血か、環境か。それすら超えたところにあるものかもしれない。 思い込むこと、自分の本質を認めること、それは同じで、違っている。 結末以外は、本当に読み応えがあった。 本懐から乖離してしまった最後を好きにはならない。
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櫛木作品、初読み。9人の殺人の罪で裁判中の榛村大和。しかし、その1人は殺していないと訴える。榛村は自分の店に通っていた雅也に手紙を出してその冤罪を晴らしてほしいと懇願する。雅也は榛村の生い立ちを調べる。そこで彼自身も変わっていく。何故か榛村への親和性が高くなり、似てきてしまったのだ。雅也の母親の秘密から榛村との関係が明らかになり、榛村の正体が明らかになる。この作品、徐々に榛村と雅也への印象が変わっていく。ラストでレンズの焦点完全に合い、そこで分かるサイコキラーへの恐怖、洗脳による恐怖がピークに達した。⑤
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