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死刑にいたる病 の商品レビュー

3.7

429件のお客様レビュー

  1. 5つ

    70

  2. 4つ

    182

  3. 3つ

    136

  4. 2つ

    19

  5. 1つ

    4

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2023/02/26

こわっ! シリアルキラー榛村大和の手紙から始まるストーリ。 徐々に大和にコントロールされていく主人公の大学生筧井雅也。 ぞくぞくっとしました。 連続殺人鬼の大和。死刑判決を受けた9件のうち最後の1件は冤罪と主張。それを証明してほしいと雅也に依頼。 雅也は大和の過去から調査を始め...

こわっ! シリアルキラー榛村大和の手紙から始まるストーリ。 徐々に大和にコントロールされていく主人公の大学生筧井雅也。 ぞくぞくっとしました。 連続殺人鬼の大和。死刑判決を受けた9件のうち最後の1件は冤罪と主張。それを証明してほしいと雅也に依頼。 雅也は大和の過去から調査を始めます。 そして、過去のシリアルキラーの事件を勉強していくことで、シリアルキラーの行動を理解するように。 果たして最後の1件は冤罪なのか? そして徐々に明らかになる大和の過去。 さらに、自分の出生についても疑惑が... そして、大和に魅せられていく雅也。 何が本当で何が嘘なのか? 我々読み手もこの大和に翻弄されてしまいます。 とっても怖い。 そしてエピローグ.. なんとなく、そうだと思った! これまた怖い! ということで、とってもお勧め。

Posted byブクログ

2023/02/23

DVDをみる前に原作を読みたいと思って図書館で 借りました 少し難しかったけど一気に読めました 映像でみるのも楽しみです

Posted byブクログ

2023/02/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

やっと読めた本作品。 なかなか読む機会がなくて、櫛木さんは結局『残酷依存症』を先に読んでしまったから凄惨な描写も覚悟してたけど、やっぱり少年少女が酷い目に遭う描写はしんどいものがあるな。 雅也が榛村大和に魅了されて心酔していく過程、そして榛村大和の呪縛から解き放たれたタイミングが読者のこちらとしてもばっちりだった。 結末はちょっとあっさりしてるというか、まあそんな感じよね、という感じ。 なんか淡々と始まって、山場もそんなに高くなく、淡々と終わっていった。おもしろくないことはなかったんだけど… 衝撃ラスト、みたいに映画では宣伝されてるのかな?大衆向けには長さも展開もちょうどいいのかなー、なんて上から目線で思ってしまった。

Posted byブクログ

2023/02/13

面白かったぁ! 鬱屈した大学生のもとに届いたのは、稀代の連続殺人鬼からの手紙だった。手紙には最後の一件だけ冤罪だ、それを証明してほしい、と書かれていた。 なぜ大学生に? 主人公とともに疑問を覚えながら読んでいく。 主人公は願いを叶えるべく、事件を再調査していく中で、次第に成長して...

面白かったぁ! 鬱屈した大学生のもとに届いたのは、稀代の連続殺人鬼からの手紙だった。手紙には最後の一件だけ冤罪だ、それを証明してほしい、と書かれていた。 なぜ大学生に? 主人公とともに疑問を覚えながら読んでいく。 主人公は願いを叶えるべく、事件を再調査していく中で、次第に成長していく…と思いきや。 まるで、読者である自分自身も手のひらで遊ばされているような感覚に陥った。

Posted byブクログ

2023/02/06

タイトルに惹かれて手に取った。 1/3あたりから急に…何というか…ドキドキ感が失速。 結末は意外性(嗚呼な〜んだ的)はあるので、まぁ読了できて良かったとは思う。 地理的にも世界観的にも狭いのでぎゅっと読みやすい。

Posted byブクログ

2023/02/05

発売当初、コンビニで見かけて何となく面白そうと思って購入した本。 映画化されたのはまだ見ていないので映像になるとどんな風になるのか見てみたい

Posted byブクログ

2023/02/04

映画を見てから読んだけど、原作だとまた少し違った雰囲気で良かった。ストーリー性にはリアリティーが欠ける部分はあるが、それもそれでミステリーとして面白い。実際の殺人鬼と絡めて考察を進める様子や、シリアルキラーに魅了されてく登場人物の人物像は妙にリアル。最終話付近の展開には衝撃を受け...

映画を見てから読んだけど、原作だとまた少し違った雰囲気で良かった。ストーリー性にはリアリティーが欠ける部分はあるが、それもそれでミステリーとして面白い。実際の殺人鬼と絡めて考察を進める様子や、シリアルキラーに魅了されてく登場人物の人物像は妙にリアル。最終話付近の展開には衝撃を受けた。 私も、シリアルキラーやそういった事件に興味があり、影響されて「私にもあの人を殺せるのではないか」と考えた事すらある。一時期話題になってもすぐ忘れ去られる事件とは違い、人々を震撼させ、歴史的にも人々の脳裏に刻まれるシリアルキラーには、それなりの魅力があると思う。そしてそれに影響を受ける私達。それがまさしくこの作品の面白さだと思った。

Posted byブクログ

2023/02/03

中盤から一気に勢いに乗って読み終わった。 陰気でネチっこく、さらに怖い血の臭いがしてたけど、読み終えたら不思議な爽快感というか…なんだ?この不思議な感覚…という感じで。 読み終えて本を閉じたら「あー…危なかった。すっかり自分も取り込まれるところだったわ。ふぅ。」といった感じ。 ...

中盤から一気に勢いに乗って読み終わった。 陰気でネチっこく、さらに怖い血の臭いがしてたけど、読み終えたら不思議な爽快感というか…なんだ?この不思議な感覚…という感じで。 読み終えて本を閉じたら「あー…危なかった。すっかり自分も取り込まれるところだったわ。ふぅ。」といった感じ。 それと、作者の語彙の豊富さと、情景の表現に用いる言葉がすごく面白かった。こんな風に日本語を使いこなしたいと思った。

Posted byブクログ

2023/02/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

映画の予告が面白そうで気になっていた。ただかなりグロそうなので、活字で堪能しようと本を購入。 そこまで分厚くなく、サクッと読み終わった。 序盤の主人公の卑屈度合いが凄まじくて、読んでてイタタタ…となってしまった。作者の中二病表現が上手いのかな。 主人公へ仕掛けられた罠にはびっくりしたけど、主人公が結構すんなり乗り越えてて、さっくり終わっちゃった感。 最後の最後のネタバラシはゾクッとした。

Posted byブクログ

2023/01/25

収監されても尚支配し続けようとする榛村。 筧井くん危なかった。 恐ろしいほどに人の心を操り、意のままに動かす。 エピローグで「えっ?」と思う文章が書かれていてまたゾッとしました。

Posted byブクログ