死刑にいたる病 の商品レビュー
ラスト、そう来るか。 良い意味で裏切られた感じ。人間の弱さ、脆さがよく出ているし、自分もそういう部分があるなぁと考えさせられた。
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綺麗に終わらせるのかと思いきや、一抹の不穏さを散りばめていく感じの終わり方が個人的に好み 映画化された本を読むと、脳内で勝手にその俳優の顔で再生されてしまうのがちょっとだけ嫌だな。自分で想像したいのに先入観に支配されちゃう感じ
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後味悪い。 途中何度か寝落ちした。 映画見る前に本を読んでおこうと思ったけど、映画は観ないことにした。 阿部サダヲは私がイメージした美男子とはほど遠いし。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
負の連鎖をことごとく感じた。 誰もが軽く持ってる部分に取り込むのがすごい。育った環境が違えば、政治家やなんやらにって何度か言われていたけどそんなもんなの? この育ち方をしなければ『ただの』いい子で秀才で終わってたかもしれない。 あの育ち方をしたから、『特別』狂気的な人格になっただけなのかもしれない。 究極に自分が満足できるように行動するとこ…… ゾクゾクして楽しくてすごいスピードで読めた。 映画と小説両方見たことある作品が初めてやったからかわからんけど、違うところが多くてパラレルワールドみたいやった。(尺的に辻褄合うようにするため??)
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ラストの場面を読んで、うーわ!となった。 人物の印象が目まぐるしく変わり続け、騙された。 取り込まれることはないけれど、自分も途中まで榛村大和の人間性を取り違え、同情…でもないけれど好意的に見ていたように思う。 こーわ。
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初めて読む作家さん 内容は面白い、だか、かなりエグい。 エピローグを最後に読み、色々納得と 考えるものがある内容でした。
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最初から最後までワクワクが止まらなくて久しぶりに一気読みしました。 オチで裏切られて、プロローグもう一回読んで……納得。キレイに騙されました。
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きっかけは阿部サダヲ主演の実写映画を見終え、その残虐性に惹かれてしまったので。 最初はこの作品のハンニバル・レクターとも言える榛村大和の容姿の描写が描かれる度に、映画との違いに思わず笑ってしまったのだが、そんなのは最初だけ。 主人公が榛村大和という沼に、自ら足を取られるその流れに...
きっかけは阿部サダヲ主演の実写映画を見終え、その残虐性に惹かれてしまったので。 最初はこの作品のハンニバル・レクターとも言える榛村大和の容姿の描写が描かれる度に、映画との違いに思わず笑ってしまったのだが、そんなのは最初だけ。 主人公が榛村大和という沼に、自ら足を取られるその流れに、気付けばわたしもその生ぬるい沼に浸かっていっていた。 榛村大和は魅力的だ。 それは中性的で美しい外見や、優しい声色や言葉遣いなど目にみえるものだけではなく。 自分の弱い部分をくすぐり、心を手に取られ指先で弄ばれ、気まぐれにプチッと潰される。 「支配され、飼い慣らされる」というのは甘美なものなのである。 唯一残念であったのは、映画を先にみてしまったが故に、榛村大和の嘘という鎖が暴かれた時の絶望を、存分に味わえなかったことか。 (あとは拷問シーンを期待していたので、そこにもすこし) ただエピローグを読みながら、わたしはもっと榛村大和をみていたいと願っていた。 叶うことならば、わたしも榛村大和に優しい鎖で締め付けられたい。 まるでプリズングルーピーになった気分。
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ミステリーとしてとても面白かったです。他人依存性やマインドコントロールの恐ろしさをまるまる一冊かけて体感したような気持ちになりました。 真相については完全にミスリードに引っかかり最後まで全然予想できない展開になっていくため、夢中でページを捲り一気読みしてしまいました。
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