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死刑にいたる病 の商品レビュー

3.7

429件のお客様レビュー

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  2. 4つ

    182

  3. 3つ

    136

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2023/08/31

東野圭吾ファンの友人が読んでみて!と貸してくれた本 あり得ない設定だなあ、と思いつつ、読み進めると一気に読了 映画 羊達の沈黙のレスター博士思い出した 櫛木理宇氏初めて知った作家さんだけど とても気になります

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2023/08/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

シリアルキラーを扱うイヤミス 起訴された9番目の事件は冤罪だ 獄中からの訴えで「捜査」することになる大学生 色々と張り巡らされた伏線 読後に爽快感がないのはイヤミスだから仕方ないか

Posted byブクログ

2023/08/25

阿部サダヲさん主演だったので映画を観てから原作を読了。 この病は伝染する。発症時期も症状も人それぞれなだけに感染していることが本人にもわからない。榛村は隔離された「特別な人間」。そんな人物との関係を内密にすればするほど、関係を持った者が抱く優越感にこそ病原菌は潜んでいると思うから...

阿部サダヲさん主演だったので映画を観てから原作を読了。 この病は伝染する。発症時期も症状も人それぞれなだけに感染していることが本人にもわからない。榛村は隔離された「特別な人間」。そんな人物との関係を内密にすればするほど、関係を持った者が抱く優越感にこそ病原菌は潜んでいると思うから。

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2023/08/20

20人以上を殺害した死刑囚から最後の1人は冤罪だという手紙を受け取った雅也が死刑囚の過去と真相を追う話。死刑囚の過去と雅也の過去が交錯していき不安が募る。終盤完璧に掌の上で踊っていたことを察し絶望し、薄々感じていたのがエピローグで明かされ恐怖する。

Posted byブクログ

2023/08/14

さくさく読める。 いわゆるサイコパスに影響されていく主人公。 こういう人に近づいたら、自分も影響されてしまうかもと怖くなった。 ドロッとした気持ちが残り続ける本。

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2023/08/13

数年前にタイトルに惹かれて積んであった本作。本日一日で一気読み。 シリアルキラーの告白が淡々と進んでいき、同情する部分もあったが、どんでん返しもあり引き込まれた。 映画化もされているようなので観てみようかな。

Posted byブクログ

2023/08/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

久々のミステリー 暇を持て余したサイコパスシリアルキラーが いろんな人を揺さぶって揺さぶっておわり、て感じ。 ちょっぴり拍子抜け。 でも雅也が自分の父親を勘違いした際、 ちょっと間違った方向に影響されていったシーンは少し恐かった。 人ってこんな簡単に洗脳されるのか。 何に触れて、何に影響されるかでこんなに分岐してしまうのか、と。 影響受けるものは自分で決めたくないけどね、、引き際とか踏み込み方とか、距離の取り方の判断が大事かもね。

Posted byブクログ

2023/08/07
  • ネタバレ

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まんまと騙された、の一言に尽きる。 主人公がかつての顔見知りでもある死刑囚から依頼を受け、素人ながら調査を進めていくうちに明らかになっていくある事実。作者が用意した罠に見事ハマりながら読み進め、気付けば自分も主人公と同じように彼に魅了され始めていたのが空恐ろしい。 櫛木先生の作品はプロローグとエピローグの使い方がめちゃくちゃ好きなんだけど、今回も良かったな。映画も今度観てみたい。

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2023/07/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

すっごくおもしろい!!! 私好みの作品でした とにかく、榛村大和が怖すぎる 私は9件目の殺人はやっていない体で読んでて、 真犯人は誰? 絶対この髪明るい男じゃん、なんで雅也に依頼したの?え?!息子か……とかなんとかミスリードに全部引っかかった(アホ?) まんまと榛村にしてやられてた……怖い…… 雅也の目線で榛村を見ているからか、彼のことを恐れながらもとても魅力的に感じちゃうのも本当に怖い しかも最後! 全部が嘘嘘嘘で榛村は雅也1人を頼りにしていたわけじゃないし、雅也を通してついでに金山も揺さぶりたかった……自分だけが特別じゃないんだ、なーんだ残念……ってなった 自分の快楽のために、人をあれだけ物理的にも精神的にも無惨に傷つける様は本当に狂っていて清々しいほどでした 最後は榛村のことが怖くて怖くて、ビビり散らかしながら読みました とにかく雅也は人を殺さずに済んで良かった 他にも多くいる榛村のターゲットたちが、無事に彼から逃げられますように

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2023/07/21

扱いづらくて学校と家庭が諦めた倫理を遠慮なくずずいと提示してくれる。 人権派を気取る前に読んでおくべき一冊だと思った。 社会的弱者といえど庇護する必要のある人物なのか、福祉の介入がうまくいかないのはなぜなのか、ある種の被害者だからといって加害者は赦されるべきなのか? 映画版の...

扱いづらくて学校と家庭が諦めた倫理を遠慮なくずずいと提示してくれる。 人権派を気取る前に読んでおくべき一冊だと思った。 社会的弱者といえど庇護する必要のある人物なのか、福祉の介入がうまくいかないのはなぜなのか、ある種の被害者だからといって加害者は赦されるべきなのか? 映画版の唐突なネチョネチョお色気シーンは、集客のための独自演出だとわかって安心した。 映画版よりも原作小説の方が、個人的には好きだ。 というのも、やっぱり映画版にこれだけの情報を詰め込むのには無理があるから。 ○○年にドコソコノダレが何人殺しただの、ナントカカントカっていう本にこう書かれているだの、興味深いし好きなジャンルの話だけど、映画の中ではトゥーマッチなのに間違いない。

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