砂漠 の商品レビュー
麻雀のルールをこれっぽっちも知らないため、知っていたらもっと楽しめただろうなと思う。5人の学生の一年間の出来事を1冊かけてゆっくりと綴られる本は、スローペースのようで、でもそれが現実的。疾走感というよりはのんびり読んでしまうという感じ。
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大学を卒業する2ヶ月前に読んだ。大学院に進学する私は砂漠に出るといえるのかは微妙な立ち位置であるが、人生で初めて家を出るという経験は砂漠に出るというよりはジャングルに挑むような感覚に近い気もする。 大学卒業した北村とその友人達と共に、多くの艱難辛苦を乗り越えながら生きていきたいと...
大学を卒業する2ヶ月前に読んだ。大学院に進学する私は砂漠に出るといえるのかは微妙な立ち位置であるが、人生で初めて家を出るという経験は砂漠に出るというよりはジャングルに挑むような感覚に近い気もする。 大学卒業した北村とその友人達と共に、多くの艱難辛苦を乗り越えながら生きていきたいと思う。
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砂漠に出る前に出会えたら幸せな一冊だと思う。 そして麻雀を知っていたらもっと楽しめたかな。 若さ故の熱量、二度とは戻らないかけがえのない一番贅沢な時間。 初伊坂幸太郎先生。違う作品も読んでみようかな。
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登場人物たちのような学生生活を羨ましく思うこともあるし、学生時代に戻りたいと思うこともあるけれど、社会人なりに彼らのように楽しく一生懸命生きていたいな。 何度も繰り返されるセリフがここでこう使われるのか〜っていうのは伊坂さん作品ならではの楽しみだなって思う。
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良いっすね! キャラたってます。 やっぱ西嶋、東堂 凪良ゆうの滅びの前のシャングリラに出てくる男女にイメージ多少被った。 砂漠に大雪、世界平和の為に ピンフなどインパクト強いわ〜。
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青春時代を思い出す作品である。 舞台化や映像化をしてみたい。 一見脇役である何気ない登場キャラがちゃんと伏線となってストーリーに絡んできて面白かった。
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現実と非現実が同居しているにもかかわらず、何の違和感もなく読めるのが、伊坂幸太郎さんの小説だとあらためて強く認識した。 砂漠が社会とはまるで考えていなかったが、おっしゃるとおり、だ。 素晴らしい学生時代の仲間は私もたくさんあり、自分と比べながら読み進めた。 50を過ぎても強い絆は...
現実と非現実が同居しているにもかかわらず、何の違和感もなく読めるのが、伊坂幸太郎さんの小説だとあらためて強く認識した。 砂漠が社会とはまるで考えていなかったが、おっしゃるとおり、だ。 素晴らしい学生時代の仲間は私もたくさんあり、自分と比べながら読み進めた。 50を過ぎても強い絆は変わらない。砂漠の登場人物も変わらないだろう。 最初から感じていたが、本作は伊坂幸太郎さんの実話ベース?調べてみたい。 それにしても西嶋は最高だった!!
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学生時代にも読みたかったです。 五人の関係性が読んでいて心地良かった。 学長の言葉や筆者の後書きに共感。 自分自身ただただ楽しい大学生活だったが、何かを熱く語り合うことは少なかったなあ。 西嶋のぶれない姿に惹かれました。 たまに登場する莞爾も割と好きでした笑 社会人四年...
学生時代にも読みたかったです。 五人の関係性が読んでいて心地良かった。 学長の言葉や筆者の後書きに共感。 自分自身ただただ楽しい大学生活だったが、何かを熱く語り合うことは少なかったなあ。 西嶋のぶれない姿に惹かれました。 たまに登場する莞爾も割と好きでした笑 社会人四年目。 このタイミングで読めて良かった。 懐かしむことはあっても前を向いていきます!
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伊坂さんの本でいちばん好き。 この本を読んで、あ〜自分も東北大でこんなキャンパスライフ過ごしたかったなあって思う一方で、自分の大学生活も思い返せばキラキラしてすごく大切な時間だったなあと感じた。 できれば大学生のうちに読みたかったけど、社会人になって読むのも◎ 西嶋君が本当にいい...
伊坂さんの本でいちばん好き。 この本を読んで、あ〜自分も東北大でこんなキャンパスライフ過ごしたかったなあって思う一方で、自分の大学生活も思い返せばキラキラしてすごく大切な時間だったなあと感じた。 できれば大学生のうちに読みたかったけど、社会人になって読むのも◎ 西嶋君が本当にいいキャラで友達になりたい! チルドレンの陣内さんが好きな人は、西嶋君も好きになると思う!
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
選んだ本:『砂漠』 本について、内容 『砂漠』は、伊坂幸太郎による青春小説。2005年に実業之日本社からハードカバーが出版され、2010年に新潮文庫から文庫が出版されている。 大学で出会った5人の男女がボウリング、合コン、麻雀、通り魔犯との遭遇、捨てられた犬の救出、超能力対決などを通じて互いの絆を深め、それぞれを成長させてゆく。 感想 この小説はぜひ大学生のうちに読んで欲しいと思いました。自分の姿と照らし合わせて話を読むことができ、また、社会に踏み出そうという大学生をテーマにしているという、設定は今の自分たちに似ています。今の時間をとても大切にしたくなる、そのような本です。1番印象に残るフレーズは、学長が言う「学生時代を思い出して懐かしがるのは良いけれど、あの頃に戻りたいと思ってはいけない」です。今を精一杯行きることで、過去を振り返ることは良いが、戻ろうとすることはなくなるだろう、と伝えようとしているのではないかと私は思いました。 1日1日をとても大切にしたいと考える本であり、社会人になったら再読したいと思うそんな1冊でした。是非。
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