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木曜日にはココアを の商品レビュー

3.9

140件のお客様レビュー

  1. 5つ

    34

  2. 4つ

    52

  3. 3つ

    46

  4. 2つ

    1

  5. 1つ

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2020/12/14

ココアさんから次々とつながる人の輪がまたココアさんに戻ってくる。穏やかで素敵な物語でした。最後のココアさんにはちょっと驚いたけど。

Posted byブクログ

2020/12/05

ほんのり暖かくなれる本でした。 読んでいた日が寒い日で、思わずホットココアを用意しちゃいました。。。

Posted byブクログ

2020/11/16

「鎌倉うずまき案内所」を読んで、青山美智子さんの他の作品も読んでみたいなぁ…と思い図書館に予約し、1ヶ月ほどで借りられた。 リレー形式の短編集。 ライトテイストとでも言いましょうか、「鎌倉…」に比べると構成がシンプルな感じ。 でも、ホットココアのように心が温まるお話ばかり。 ...

「鎌倉うずまき案内所」を読んで、青山美智子さんの他の作品も読んでみたいなぁ…と思い図書館に予約し、1ヶ月ほどで借りられた。 リレー形式の短編集。 ライトテイストとでも言いましょうか、「鎌倉…」に比べると構成がシンプルな感じ。 でも、ホットココアのように心が温まるお話ばかり。 重めの本が続くと、箸休めと言ったら失礼かもしれないが、肩の凝りをほぐしてくれるような、そんな小説に出会えるとホッとする。 次は「猫のお告げは樹の下で」を予約中。 小春日和のような、青山さんのお話が楽しみだ。 2020.11.15

Posted byブクログ

2020/11/15

コーヒーが冷めないうちに、と似た雰囲気だなーと思いながら。 まぁ、カフェってことで。 ひとつひとつの登場人物が繋がっていくリレーみたいな本。 マスターみたいな人に出会いたい! ラルフさんのオレンジの店に行きたい! マーブルカフェの常連になりたい! ほっこりするよい話だった。

Posted byブクログ

2020/10/31

201031*読了 この小説を知ったきっかけってなんだろう。Twitterか、ブクログのランキング上位だったか…。しかも1年半ほど前に一度図書館で借りたのに、その時は時間がなくて読まないまま返した記憶もある。こうして再び、縁があって読むことができたわけです。 1年半前ではなく、今...

201031*読了 この小説を知ったきっかけってなんだろう。Twitterか、ブクログのランキング上位だったか…。しかも1年半ほど前に一度図書館で借りたのに、その時は時間がなくて読まないまま返した記憶もある。こうして再び、縁があって読むことができたわけです。 1年半前ではなく、今読めてよかったと思えました。 カフェマーブルから始まる短編連作小説なのだけれど、舞台は日本のみならず、オーストラリア・シドニーにも広がっていて、マスターやカフェで働く男性からどんどん人と人との縁がつながり、そしてまたカフェマーブルに戻ってくるというおもしろさ。そして、一人ひとりのカラーとストーリーのつながりのおもしろさ。一話一話のまるでホットココアのような心温まるストーリー。 うん、本当にいい小説。いい人たちが出てくる小説。 まだ行ったことがない国、オーストラリアののびのびとした空気を吸い込みたくなるような、そんな気持ちにもなりました。

Posted byブクログ

2020/10/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

いいなあ。すごくいい。ほっとします。 こういう、登場人物が少しづつずれ重なる連作モノを好んで読んでいるけど、寺地はるなさんの『大人は泣かないと思っていた』以来の会心の作品に会えた気がします。 前の章の登場人物がちょいちょい顔を出して、頭の整理が追いつかなかったので、途中から人物相関のメモを取りました。 人物相関メモ 1 喫茶店の青年(ワタルくん)、ココアを飲むお姉さん(?)、マスター 2 キャリアウーマン朝美さん、夫で絵描きの輝也、息子の拓海くん、保母さんの「えな」さん 3 保母さんのえな、先輩の泰子、(えなの従姉妹のマコさん)、萌香ちゃん、 4 派遣社員の理沙、付き合っている妻子持ちの「ひろゆき」さん、友達で保母の泰子、(ランジェリーショップのピーちゃん)、 5 新婚の理沙、夫のひろゆき、老夫婦、(その娘のピーちゃん[ひろこ]) 6 老夫婦 進一郎と美佐子、(ピーちゃんの幼馴染の「あっちゃん」) 7 緑が好きな女の子 優、(フリーペーパー投稿者マコ)、 8 銀行員その後サンドイッチ屋のラルフ、お隣の女性シンディ 9 ラルフと付き合いだしたシンディ、ラルフ、グレイス先生、 10 翻訳家の女性アツコ、夫のマーク、文通相手のグレイス、幼馴染のピーちゃん、(マークが買ってきた絵の作者優)、マスター、(グレイスの横にいた女性の文通相手のマコ) 11 メアリー、文通相手のマコ(1のココアの女性)、 12 マコさん(ココアさん)とココアさん(ワタルくん)、(緑の絵の作者優)

Posted byブクログ

2020/09/20

いつもの喫茶店に入りホットココアを頼む女性。 その女性や店員さんからまつわるそれぞれの今の物語の12の短編集。 主夫の旦那の代わりに初めて息子のお弁当を作ることになったキャリアウーマン。厳しいお局先生のいる幼稚園で働く新米先生。誰にも認められなくても、自分の好きな絵を描き続ける女...

いつもの喫茶店に入りホットココアを頼む女性。 その女性や店員さんからまつわるそれぞれの今の物語の12の短編集。 主夫の旦那の代わりに初めて息子のお弁当を作ることになったキャリアウーマン。厳しいお局先生のいる幼稚園で働く新米先生。誰にも認められなくても、自分の好きな絵を描き続ける女の子。銀行やめてサンドイッチ屋をシドニーに開業した男性。 人知れず頑張ってるたちを応援する。いっぱいの国はから始まる暖かい12色の物語。 今を生きる日常の中でそれぞれ感じる想いが垣間見られる小説。 とても読みやすく、また短編小説であると言うことで時間が細切れになりがちな人にもオススメ。

Posted byブクログ

2020/09/18

【あらすじ】 僕が働いている喫茶店。必ず木曜日にきて、いつも同じ席で手紙を書く女性がいる。 そして、頼むのは、決まってココア。僕は、その女性を「ココアさん」と密かに呼んでいる。 ある木曜日。ココアさんはいつものようにやってきたのだが、どこか様子が違い……。 色とりどりのスト...

【あらすじ】 僕が働いている喫茶店。必ず木曜日にきて、いつも同じ席で手紙を書く女性がいる。 そして、頼むのは、決まってココア。僕は、その女性を「ココアさん」と密かに呼んでいる。 ある木曜日。ココアさんはいつものようにやってきたのだが、どこか様子が違い……。 色とりどりのストーリーが深く交わっていく、ハートフルストーリー。 ・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆ 人と人とがふわりと優しくつながる、まさにホットココアの温かさと香りを体現したような本でした。誰かが誰かの起点になって、知らず知らずのうちに世の中の人が影響しあってつながっていくのってなんか素敵だなと思いました。

Posted byブクログ

2020/08/22

ホッとする短編集。 人物がずーっと繋がってて、中でもタイトルになった、ここあも美味しそうな喫茶店が舞台の物語がいくつかあり、ちかくにこんなお店があればいいのになーと思いました。 個人的にはココアよりコーヒー派だけど、冬の心が疲れたなーって日には、ココアを飲んでみようかな。

Posted byブクログ

2020/08/19

心温まる12章におよぶ短編集。 しかし、ただの短編集ではない。前章までに出てきた人物やエピソードが、大切に掬いとるようにして、紡がれていく。 ひとつひとつの章に色が紐付けされており、より鮮やかにイメージが膨らむ。 特にラルフさんがお気に入り。

Posted byブクログ