あきない世傳 金と銀(四) の商品レビュー
5代目に嫁いでいたものの、だんだん溝が見えてきた夫婦。 そんな中、5代目徳兵衛が隠居する!若くても隠居というのですね。 そして三男の外に出て好きな草紙を書いていたものの芽の出なかった惣ぼんが6代目に。 幸は、4.5.6代目と沿うことになる。 それでもどんなときも、知恵を絞り、人...
5代目に嫁いでいたものの、だんだん溝が見えてきた夫婦。 そんな中、5代目徳兵衛が隠居する!若くても隠居というのですね。 そして三男の外に出て好きな草紙を書いていたものの芽の出なかった惣ぼんが6代目に。 幸は、4.5.6代目と沿うことになる。 それでもどんなときも、知恵を絞り、人情に厚く、慕われる、ご寮さん(ごりょんさんって読む、優しげな響き!)は憧れる人物像だ! そんな人いないと思うけと、読んでいてとても楽しい!とにかく次を読みたくてたまらない!
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人形浄瑠璃の場面の幸の言葉が胸にきます。曽根崎心中の見方を教えていただきました。いつかまた見たくなりました。幸さんの姿は、凛として憧れます。
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【読むべき本は、読むべき時にやってくる】 第2~4巻を入手したのは、4月初め、緊急事態宣言発表の直後である。翌日から都内図書館がロックダウンされ、ほどなく最寄り書店が営業停止した。 本を手にできた幸運に感謝し、1ヶ月かけてゆっくり読もう、と決めたはずなのに…第2巻を開いたとたん...
【読むべき本は、読むべき時にやってくる】 第2~4巻を入手したのは、4月初め、緊急事態宣言発表の直後である。翌日から都内図書館がロックダウンされ、ほどなく最寄り書店が営業停止した。 本を手にできた幸運に感謝し、1ヶ月かけてゆっくり読もう、と決めたはずなのに…第2巻を開いたとたん、”やめられないとまらないかっぱえびせん”状態に陥った。 ▷8巻までの感想を『note』に書きました。 https://note.com/323_word_colour/n/n8d9a8b26a321?magazine_key=m49098f5eb3ca
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いよいよ幸が五十鈴屋の商いに本格参戦し始めた。 勉強熱心で基本とイノベーションの両方を追求し、かつ判断の思い切りが良く、情に厚く、更には美人だというあまりに資質を兼ね備え過ぎの感もありますが、その人生は決して順風ではなくむしろ逆風続きなのに負けないところが応援したくなる。 さて、...
いよいよ幸が五十鈴屋の商いに本格参戦し始めた。 勉強熱心で基本とイノベーションの両方を追求し、かつ判断の思い切りが良く、情に厚く、更には美人だというあまりに資質を兼ね備え過ぎの感もありますが、その人生は決して順風ではなくむしろ逆風続きなのに負けないところが応援したくなる。 さて、桔梗屋の件は期待通りの展開になるのだろうか?次作も楽しみです。
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予想通りの展開でなんら驚きのない進みだが、安定して読めるのが髙田さんの小説。 商家とは言え三兄弟、長兄から末男まで臥所を共にする幸というのも現実で考えるとあり得ないw まぁ、それでも、諸般の問題ごとが次々に解決し、これを7巻まで続けるのはいささか厳しいのでは?と思いながら読んでい...
予想通りの展開でなんら驚きのない進みだが、安定して読めるのが髙田さんの小説。 商家とは言え三兄弟、長兄から末男まで臥所を共にする幸というのも現実で考えるとあり得ないw まぁ、それでも、諸般の問題ごとが次々に解決し、これを7巻まで続けるのはいささか厳しいのでは?と思いながら読んでいる。そこへ来てとんだところからの転がり話に、果たして。 人形浄瑠璃の件はああ、なるほどそういうことかと安定ながらも幸の知恵には唸らせられる。最近自分が知恵を使ってしたことあったかしら?
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
はじめの頃に言っていたように、三男と結婚して幸が商いの知恵を出す日々が始まりました。 そうなればいいのにと思っていたので、嬉しいですが、次はどんな困難が待ち受けているのか。 続きが読みたいです。
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幸、たくましくなったなぁ。 マーケティング・商品開発・バイヤー・営業・ 人事・総務・経理そして自社商品のモデルや買収まで ...どんだけ万能なのよ。笑 でも、 超人のようなご寮さんだけでは商いは成り立たない。 若干頼りなさげだけどおおらかで優しい店主や、 温かくて働き者の奉公人...
幸、たくましくなったなぁ。 マーケティング・商品開発・バイヤー・営業・ 人事・総務・経理そして自社商品のモデルや買収まで ...どんだけ万能なのよ。笑 でも、 超人のようなご寮さんだけでは商いは成り立たない。 若干頼りなさげだけどおおらかで優しい店主や、 温かくて働き者の奉公人に恵まれてるからこそ。 ...という点がちゃんと描かれてるから、 物語が地に足ついてる感じがする。
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今回も面白かった。 六代目となった智蔵と添う事になった幸。 智蔵と良いコンビで五鈴屋は順調に売上を伸ばしています。
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やっと・・・ ほんとにやっと!! 収まる所におさまったんじゃない?? 五十鈴屋と幸に明るい光が見えてきたところで、 でもやっぱりやっかいごとをしょいこむのね(笑) でも、それでこそ! 何はともあれ、読んでて幸せな四でした^^
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