あきない世傳 金と銀(四) の商品レビュー
着地するべきところに着地した。 ここからは少しお店の話が続くだろうか 最後の啖呵がかっこいいね! 2021.8.22 111
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目まぐるしく代替わりする五鈴屋。でもようやく落ち着くところに落ち着いた感じでしょうか。そして富久は、本当に残念。五鈴屋が大きくなるところを見せてあげたかった。この巻では売り方の話が出ますが、大阪が船場を中心に繊維の街として発展してきた経緯がよく分かりました。また、天神祭を大阪の人...
目まぐるしく代替わりする五鈴屋。でもようやく落ち着くところに落ち着いた感じでしょうか。そして富久は、本当に残念。五鈴屋が大きくなるところを見せてあげたかった。この巻では売り方の話が出ますが、大阪が船場を中心に繊維の街として発展してきた経緯がよく分かりました。また、天神祭を大阪の人が楽しみにしているのは、祭りの楽しみだけでなく、これを境に暑さが和らぐ気になるからとのこと、地元出身なのに初めて知ることも多く、本当にいいです。最後は、またまたいいところで終わりなので、早く次を読みたい気持ちがいっぱいです。
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幸の本当の幸せとは何か。 世間が思う幸せと本人の思う幸せは違うのだろう。 自分自身が幸せだと思う人生を送らなければ意味が無いとだと思う。
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惣次が出ていき、離縁する幸。 しかし、今度は3番目の智蔵に嫁ぐことに。 前巻は、幸が可哀想で読めなくなりそうでしたが、この巻では、幸の商才も発揮され、幸自身も強くなっていきます。 安心してこの先も読めそうです。
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なんなんだ、惣次(*`へ´*) ほんまにもう、腹立つやっちゃで! 自分勝手に出て行かれて それでも幸は五鈴屋を守るため手を尽くします。 そして、家を出て戯作家を夢見ていた三男の智蔵は…。 相変わらず商才はひらめき全開。 そこの部分だけ読んでいると プロジェクトXばりのビジネス小...
なんなんだ、惣次(*`へ´*) ほんまにもう、腹立つやっちゃで! 自分勝手に出て行かれて それでも幸は五鈴屋を守るため手を尽くします。 そして、家を出て戯作家を夢見ていた三男の智蔵は…。 相変わらず商才はひらめき全開。 そこの部分だけ読んでいると プロジェクトXばりのビジネス小説みたいですよ。 でも、人間関係のところがなんせ不幸続きなもんで。 お頼もうしますわ〜。 今度こそ幸せになっとくれ〜。
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面白く一気に読む。止まらない。 今回は智蔵との結婚があるものの、全てが良い方向に進んでいき、小気味よかったです♪。
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幸は智造(6代目徳兵衛)ののち添えになり、人形遣いのように店を差配するようになる。波村との関係を修復し絹織りを直接仕入れ、店を潤す。
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ついに智ぼんが五鈴屋に戻ってきた。 なんとかそれを見届けたお家さんの最期に感涙。 誰よりも屋号を大事にしたお家さんに頼まれた幸の 暖簾を守っていく強い覚悟が本当に見どころ。 幸が、賢いだけでなく思いやりもあり 謙虚な気持ちも持ち合わせていて本当に嬉しい。 商いに知恵を絞るだけで...
ついに智ぼんが五鈴屋に戻ってきた。 なんとかそれを見届けたお家さんの最期に感涙。 誰よりも屋号を大事にしたお家さんに頼まれた幸の 暖簾を守っていく強い覚悟が本当に見どころ。 幸が、賢いだけでなく思いやりもあり 謙虚な気持ちも持ち合わせていて本当に嬉しい。 商いに知恵を絞るだけではなく、長く続くよう 人も商いもじっくり育てて自身も成長したい という気持ちはとても好ましく感じる。 そして智ぼんは自分を人形というけど、 優しく情に満ちた人柄は唯一無二の才能だと思う。 人形とお揃いの着物を着た場面がお気に入り。 やっと夫婦になれた2人のやり取りも微笑ましい。
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シリーズ4作目。 遠回りしたけど収まるべきところに収まったという感じです。商才がなくたって、智ぼんの穏やかで優しい人柄が一番だな。幸が存分に商才をふるえるよう、自分は幸の操り人形になるという智ぼん。幸から智ぼんへの表立った情みたいなものが感じられなくて少々残念でしたが、それは追々...
シリーズ4作目。 遠回りしたけど収まるべきところに収まったという感じです。商才がなくたって、智ぼんの穏やかで優しい人柄が一番だな。幸が存分に商才をふるえるよう、自分は幸の操り人形になるという智ぼん。幸から智ぼんへの表立った情みたいなものが感じられなくて少々残念でしたが、それは追々なのかな。 幸が立てる戦略が次々に成功して五鈴屋大繁盛。順風満帆すぎて、いつ落とし穴にはまるかヒヤヒヤする。でも幸ならどんな苦難も笑って勝ちに行けることだろう。
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5代目に嫁いでいたものの、だんだん溝が見えてきた夫婦。 そんな中、5代目徳兵衛が隠居する!若くても隠居というのですね。 そして三男の外に出て好きな草紙を書いていたものの芽の出なかった惣ぼんが6代目に。 幸は、4.5.6代目と沿うことになる。 それでもどんなときも、知恵を絞り、人...
5代目に嫁いでいたものの、だんだん溝が見えてきた夫婦。 そんな中、5代目徳兵衛が隠居する!若くても隠居というのですね。 そして三男の外に出て好きな草紙を書いていたものの芽の出なかった惣ぼんが6代目に。 幸は、4.5.6代目と沿うことになる。 それでもどんなときも、知恵を絞り、人情に厚く、慕われる、ご寮さん(ごりょんさんって読む、優しげな響き!)は憧れる人物像だ! そんな人いないと思うけと、読んでいてとても楽しい!とにかく次を読みたくてたまらない!
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