弥栄の烏 の商品レビュー
あんなに強敵と思っていた猿たちは己の存在意義を誇り高く維持し続け、衰退して行った。それに対し烏は過去を無かった物として、自分たちの世界のみを大事にし続けた事で、やがて衰亡を迎えようとしている。結局自業自得だったという結論なのだろうか?このあとも時代を進めて巻を重ねているようだが、...
あんなに強敵と思っていた猿たちは己の存在意義を誇り高く維持し続け、衰退して行った。それに対し烏は過去を無かった物として、自分たちの世界のみを大事にし続けた事で、やがて衰亡を迎えようとしている。結局自業自得だったという結論なのだろうか?このあとも時代を進めて巻を重ねているようだが、モヤモヤとしているし、もういいかなと思う。
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むーん。 少し物足りない感。 一つシリーズ飛ばしているからか? なぜ雪哉があんなに冷徹になったのかがわからない。
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玉依姫が八咫烏側からの視点で書かれている。猿との戦闘シーンが多く、登場人物たちの状況が辛くて読むのがしんどかった。 第一部完結なので、また新しい展開が始まると思うから、期待します。
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シリーズ6作目。 前作のアナザーサイドになっていたので、連続で読んでよかった。八咫烏側からの物語がやっぱり好きだなぁ。 でも、好きだった若宮や雪哉の屈託ない感じがなくなってきていて(猿との戦闘メインだから仕方ないけど)、なんだか寂しい。 ここまでで1部が完結なのだそう。これからど...
シリーズ6作目。 前作のアナザーサイドになっていたので、連続で読んでよかった。八咫烏側からの物語がやっぱり好きだなぁ。 でも、好きだった若宮や雪哉の屈託ない感じがなくなってきていて(猿との戦闘メインだから仕方ないけど)、なんだか寂しい。 ここまでで1部が完結なのだそう。これからどうなっていくのかなぁ。
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うーん。 ハラハラしながら読みました。面白くもありました。 ただしんどかった。 玉依姫がしんどくて、そのあとしばらく忙しくもあって読めなかったのですが、あまり時間をあけずに読んだほうがいいと感じました、この作品。 3と4ではとても楽しく読んで雪哉や仲間たちがこの先楽しみだなー!なんて呑気に思っていたのが夢のような。 あぁ。。 雪哉ーー。辛い。 星2つはやはり玉依姫からの弥栄への持って行き方がなかなか面白い展開だとは思うものの。 読書を楽しみたい一読者としてはただただ辛かったです。 きっと物語の作りとしてはとても珍しく星4つか5つくらいでしょう。 個人的な好みとしては星3くらいですが何にしろ展開がしんどくて。あと雪哉もだけど仲間が、、それに奈月彦や長束とか、キャラがあんなに愛しかったのが嘘のように皆シンドイ展開で、、とにかくキャラを愛せる隙がなかった。。 これを刊行当時ではなく、続きが読める現在で読めてるのがただ一点嬉しい。 楽しいキャラと展開希望だけど、この先もハラハラさせられそうな予感。
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今回は戦記物でしたね。前巻と同じ時間を烏側から見たお話。盛者必衰、弥栄の烏…これからどうなっちゃうの〜!? シリーズを通して思う感想に、自分の意見を見失わないで読むのが大変!というのがあって、今回は特にそれを感じました。どの登場人物にも各々の通したい信念があり、どの陣営にも其々の讃える正義があるので、読んでいるとそれらの主張に心を揺らされるのを感じます。世界観やキャラクターに芯が通っていて魅力的だからこそ心が惹かれてしまうのでしょう。だからこそ、どの視点にも自分を重ねたくはないと気を強く持ちながら読んで、難しくて、そこが楽しいです。 以下キャラクターごとの所感。 真赭の薄…自我がハッキリしてて最高。前巻で自我ふわふわ山神夫妻を見ていたため交代浴効果で心が整った。今回は澄尾や浜木綿や雪哉に振り回されており可哀想でかわいい。強く生きてほしい。 雪哉…完成しちゃった最悪の参謀。田舎で家族と一緒にのんびり生きていられるような平和な時代だったらよかったのにね…。ごらん、君が守った命が笑ってるよ、かわいいね。 奈月彦…主のころの自信満々な金烏はどこへ行っちゃったんですか!?記憶を捨て名前が変わっても宿命から逃げきれてなくて、哀れ。 大猿…あなたのお話もっと聞かせて。大好きになっちゃったので。 長束さま…個人的癒し枠。また便利に使われてる…。
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これも1巻と2巻の関係みたく、5巻がsideAで本巻がsideBで烏側ストーリーだね。 前巻は私にとって何事もなく通過したような物語だったので、逆に本作があることで前作を再び時系列を思い起こす事で前作の存在意義が出てきたかもしれない。 雪哉の成長をこの巻でどう捉えるか賛否分か...
これも1巻と2巻の関係みたく、5巻がsideAで本巻がsideBで烏側ストーリーだね。 前巻は私にとって何事もなく通過したような物語だったので、逆に本作があることで前作を再び時系列を思い起こす事で前作の存在意義が出てきたかもしれない。 雪哉の成長をこの巻でどう捉えるか賛否分かれそうね。 ファンタジーとしては読みやすいと思う。
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前作・玉依姫を視点を変えて烏達の視点からみた物語。 志帆と椿が共に成長しているときに猿と烏の争いが起きていたとは…。 クライマックスの浜木綿が嬉しそうで何よりだった。 次巻も楽しみ。
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茂丸が死んでしまったのを嘘だと思いたかった。雪哉の心の拠り所となっていたのに……。玉依姫の山内サイドで、何故女房のますほのすすきが神域にいたのかが判明した。やっぱり猿は許せないな… 浜木綿と真赭は友人。ここ2人の関係性が好き。
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前作が、急に話が飛んでしまっていたが、今回のでようやく全貌が見えた。 雪哉ファンとしては、彼の変貌ぶりにハラハラしながら、読みました。
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