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弥栄の烏 の商品レビュー

3.7

118件のお客様レビュー

  1. 5つ

    25

  2. 4つ

    32

  3. 3つ

    43

  4. 2つ

    3

  5. 1つ

    1

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2023/11/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

茂丸が死んでしまったのを嘘だと思いたかった。雪哉の心の拠り所となっていたのに……。玉依姫の山内サイドで、何故女房のますほのすすきが神域にいたのかが判明した。やっぱり猿は許せないな… 浜木綿と真赭は友人。ここ2人の関係性が好き。

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2023/10/04

前作が、急に話が飛んでしまっていたが、今回のでようやく全貌が見えた。 雪哉ファンとしては、彼の変貌ぶりにハラハラしながら、読みました。

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2023/07/31

日本神話にも登場する三本足の伝説の烏「八咫烏」…人間の姿に変身することもできる彼らが支配する山内を舞台にして描かれる異世界ファンタジー「八咫烏シリーズ」の6作目『弥栄の烏』です。 前作読んでからちょっと間が空いてしまいましたが、こちらで第一部完結!です。前作と同じ時系列で、真の...

日本神話にも登場する三本足の伝説の烏「八咫烏」…人間の姿に変身することもできる彼らが支配する山内を舞台にして描かれる異世界ファンタジー「八咫烏シリーズ」の6作目『弥栄の烏』です。 前作読んでからちょっと間が空いてしまいましたが、こちらで第一部完結!です。前作と同じ時系列で、真の金烏である若宮やその家臣である雪哉たちの視点から描かれています。 同じ物語を別視点から読むことで、前作ではわからなかったことが明らかとなり、さらに八咫烏側での決着も着きました。ただ、この決着がいまいちすっきりしない…今まで持っていた若宮や雪哉のイメージを壊されたし、やりきれなさを感じます。でも女性陣の浜木綿や真赭の薄の株は急上昇。 同じ時系列を別視点で読ませる手法って「正義だと思っていたことも視点を変えると必ずしも正義とは言えない」ことを示唆しているのかな、と思ったり。 何はともあれ第一部完結。いつも私の想像の斜め上で展開していく八咫烏シリーズ、第二部はいったいどんなお話なんでしょうか?楽しみだけれど、読むのがちょっと怖い気もします。でもその前に外伝も読まなくちゃ。

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2023/03/20

八咫烏シリーズ第1部第5作目にして完結編。 猿や山神との攻防、山内の終わり‥ 正直、私の望んだストーリーではない。 これがいいという人も多いのだろうが、私は1巻目、2巻目みたいな華麗な朝廷絵巻や、愛憎渦巻く後宮の世界を見ていたかった。 終盤で、雪哉に切り掛かって行った小猿が...

八咫烏シリーズ第1部第5作目にして完結編。 猿や山神との攻防、山内の終わり‥ 正直、私の望んだストーリーではない。 これがいいという人も多いのだろうが、私は1巻目、2巻目みたいな華麗な朝廷絵巻や、愛憎渦巻く後宮の世界を見ていたかった。 終盤で、雪哉に切り掛かって行った小猿が最後に行った「ヨータ」ってどんな意味があったの??

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2022/04/16

う~ん、って終わり方 引きずった割には呆気なさが否めない 最終ということで視点の切り替え多く、推しキャラにもずずっと浸れないのも残念でした

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2021/12/03

あぁ……。こんなカタチで? 成長著しい真赭の薄と、いい味濃いめの市柳パイセンが魅力的。雪哉が辛すぎて愕然。

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2021/11/24

八咫烏シリーズ6作目にして堂々の第一部完結。ワクワク、ハラハラしながら読み終えた。 前作『玉依姫』で急展開をみた山神、猿の物語が、時間軸はそのままに、八咫烏側の視点で語られる。そして、『玉依姫』では謎のままで終わっていたことが見事に回収される。巻をまたいで別の視点から出来事を見...

八咫烏シリーズ6作目にして堂々の第一部完結。ワクワク、ハラハラしながら読み終えた。 前作『玉依姫』で急展開をみた山神、猿の物語が、時間軸はそのままに、八咫烏側の視点で語られる。そして、『玉依姫』では謎のままで終わっていたことが見事に回収される。巻をまたいで別の視点から出来事を見る。この本シリーズに特徴的な語りが、世界観に厚みを持たせている。 本巻では、雪哉に過酷な運命が待っている。彼は今後どうなってしまうのか。そして、真赭の薄である。初登場時はただの典型的な意地悪キャラかと思ったが、どっこいそんなことはなかった。この2人が好きなのは、シリーズを通じて変化、成長しているのがよく分かるからだ。もっとも、雪哉は成長というよりも本気を出してきたという感じなので、真赭の薄にエールを送りたくなる。 多彩なキャラと世界観、早く二部を読み進めたい。

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2021/11/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

奈月彦は山内の安寧の為、御供の世話に奔走するが、突然山神が化け物に。一方、山内では、猿の急襲を受け存亡の機に。

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2021/05/25

楽しみにしていたこの巻。前作のお話を、八咫烏サイドから描いたものだったが、視線の定まらぬ映像を見せられてるようで、今までのようにお話に一気に入り込めなかった。後半の戦いのシーンは、生臭く辛い。負の感情を背負うのが、若宮ではなく雪哉なのも切ない。ラストは、読みながらうら表紙の朝顔が...

楽しみにしていたこの巻。前作のお話を、八咫烏サイドから描いたものだったが、視線の定まらぬ映像を見せられてるようで、今までのようにお話に一気に入り込めなかった。後半の戦いのシーンは、生臭く辛い。負の感情を背負うのが、若宮ではなく雪哉なのも切ない。ラストは、読みながらうら表紙の朝顔が目に入り何とも言えない気持ちになる。雪哉が仕える価値のある上司にお成りなさいね、奈月彦!

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2021/05/16

ゆ、ゆきやあああああああ。 が読み終わった第一声。いやあ、勁草院時代が懐かしい、うるうる。 あの少年にこの未来が待っているとは…。 たしか玉依姫読んだ時に、この時の烏側の話が読みたい、と思ったはず。それが叶って嬉しい。 玉依姫をもう一回読んだ方がよいかなあーー。 英雄さんとかい...

ゆ、ゆきやあああああああ。 が読み終わった第一声。いやあ、勁草院時代が懐かしい、うるうる。 あの少年にこの未来が待っているとは…。 たしか玉依姫読んだ時に、この時の烏側の話が読みたい、と思ったはず。それが叶って嬉しい。 玉依姫をもう一回読んだ方がよいかなあーー。 英雄さんとかいたっけなあ?? こも存在はどっからきたんだったかなあ? 最後も猿の1人語りは痛かった。 どの立場からみるか、感じるかで、すべてのことがひっくりかえるくらいの違いがあるよなあ。 まあ、あれですね、相手の気持ちを考えようってことよね。 とはいうものの結局は自分が一番大切なのは仕方ないこともあり、全部を掴み取ることができなければなにかを選ばなければならないわけで、その選択を背負って生きるしかないんだよなあ。 いやあ、なんかいろいろみんな業が深くて大変です。 最後の救いを新しい命に求めるのは、よくあるとこで安易だとも言えるのだけれど、ほかにどこに救いを求めればいいのかといえば、やっぱりそれしかないよなあっと。 ベタだが、過去は変えられないが未来は変えられる、ということで。 浜木綿さんと真薄さんの友情がいいですわーーー。

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