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弥栄の烏 の商品レビュー

3.7

118件のお客様レビュー

  1. 5つ

    25

  2. 4つ

    32

  3. 3つ

    43

  4. 2つ

    3

  5. 1つ

    1

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2018/07/14

第1部完? 前作玉依姫の八咫烏から見たver。 山神、猿、八咫烏の関係がわかります。 ここまで、全作読んできたが 1作目が、一番面白かったかな。

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2018/07/08

「玉依姫」からの八咫烏視点の話。 八咫烏の世界が瓦解してしまいそうな巻。 雪哉ファンなので贔屓目に見てしまう… この世界観でまだ次に話が出来そうな雰囲気。

Posted byブクログ

2018/07/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

玉依姫を読んでからだいぶ時間が開いてしまったので、ところどころ?と思ってしまうことも。 1作目の奈月彦の万能感や格好良さに比べて、今作の惨めったらしい姿といったら。でも、それが八咫烏の歴史だったのだから、仕方がないのだろう。 あと、雪哉はなぁ…。もともとそういう者なんだろうけど、茂丸がいたら変わっていったのかな。

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2018/06/18

八咫烏シリーズの第一部完結作、と銘打たられて宣伝もだいぶ派手にされてて推されている感じのシリーズですが、個人的には巻が進むにつれて世界がどんどん縮まっているような感覚を得ていました。 「山内」という八咫烏の住まう世界の裏側には現代の日本がある、これはなぜ現代なのか。携帯とか出て...

八咫烏シリーズの第一部完結作、と銘打たられて宣伝もだいぶ派手にされてて推されている感じのシリーズですが、個人的には巻が進むにつれて世界がどんどん縮まっているような感覚を得ていました。 「山内」という八咫烏の住まう世界の裏側には現代の日本がある、これはなぜ現代なのか。携帯とか出てくるとそれは異世界のこととはいえ、どうしても作品全体の違和感がぬぐえない。山内が世界の隅っこにつくられた、ゲーム世界のようなちいさな箱庭のように感じてしまう。 展開は最終決戦に向かい、血みどろになっていくのだけれど、若宮や雪哉にそこまでの慟哭や葛藤を感じない。若宮がぐるぐると悩んでいるのは分かるのだけれど、それどころかとか…思ってしまって、楽しみきれなかったというのが正直なところです。猿の…場面も、彼らとは違う意味で、「これだけ?」と思ったものでした。 あれだけ残酷なことをした山神の変化の過程は前作に書かれた通りだけれど、それでも納得しきれないわだかまりが残る。残したまま、英雄とかいう存在にさくっと消されてしまう。この英雄、ってなんでしょうか、その単語の強さもあってあまりに突飛というか突然な感じがしてしまったのです。 …とくどくどと文句を言いつつも、それでもこの長さの物語を謎を解きながら収束させたのは大変だったろうなと思いますし、独特の設定を崩さずに描き切ったとも感じます。最後の和やかな場面から、彼らが暖かく明るい未来を歩んでいってほしい、とも願いました。

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2018/06/12

雪哉がどう言っても八咫烏の方が猿よりヒドいと思うんだが…。前作の玉依姫を読んでいないと全体を俯瞰できない造りだね。

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2018/06/08

八咫烏シリーズの第6弾で。第1部完結。 前作の玉依姫とほぼ同時期の別視点(八咫烏側)からの話。 面白かった!全作品がそれぞれ違う色なのに話はしっかり繋がっている。残酷な描写もあるのに読んでいて嫌な感じがしなかったです。何が正しいのか間違っているのか、誰が善で悪なのかを読み手に考え...

八咫烏シリーズの第6弾で。第1部完結。 前作の玉依姫とほぼ同時期の別視点(八咫烏側)からの話。 面白かった!全作品がそれぞれ違う色なのに話はしっかり繋がっている。残酷な描写もあるのに読んでいて嫌な感じがしなかったです。何が正しいのか間違っているのか、誰が善で悪なのかを読み手に考えさせてくれるお話でした。でも、実際は分けられるものでは無いのかも。 第2部はどういう風に始まるのか、物語はどういう方向に進むのか今から楽しみで仕方がない!!

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2018/06/07

どうやらこれが最終巻のようで。 真赭の薄の視点だとこうなるのか。ってのと、 やはり真価は非常時にこそ現れるんだなと。 奈月彦は真の金烏ではあるけど、その力が発揮できる世界以外では人並みかちょっと優れている程度でしかないってのがよくわかる。 その分、雪哉の並外れた知力と胆力が...

どうやらこれが最終巻のようで。 真赭の薄の視点だとこうなるのか。ってのと、 やはり真価は非常時にこそ現れるんだなと。 奈月彦は真の金烏ではあるけど、その力が発揮できる世界以外では人並みかちょっと優れている程度でしかないってのがよくわかる。 その分、雪哉の並外れた知力と胆力が目立つんだけど。 彼は見方によっては冷酷非情な男になってしまうが、何よりも民を第一に考えその為の最善策を実行する為に必要な事をしているだけなんだよね。  今後の山内を実質的に治めていくのは彼なんだろうな。 大猿達の数百年もの間を兎にも角にも恨みを晴らす為だけに費やしてきた生き方は哀れだな。  こっちは恨みを晴らせれば一族が消滅しても構わないって考えだから自ずと結末もああなるしかない。 この後一体あの山内の世界はどれぐらい持つんだろうねぇ。 最終的にあの世界は滅びても別の世界で生き延びてそうな気もするけど。

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2018/05/21

あれで終わりは寂しい! 最後ちょっと難しくて理解できない所があったし 何か物足りない感はある 今後すばらしい色彩とキャストで映像化されることを期待する

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2018/05/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

シリーズ6作目。 第1部完結。 前作「玉依姫」と対をなす物語。 あの時山内では何が起こっていたのか、そして、猿と烏と山内を巡る歴史が紐解かれる。 猿の話を聞いて、土地神としての立場も、その誇りも、全てを奪われた事の怒りも悔しさもよくわかった。 でも、もちろん烏全部憎いとなるのはわかるけれど、発端は、都からやって来た烏と、猿と共に山を守っていた女の烏。 金烏の始まりはその子孫…っていうのなら、生まれた時にはすでに神の使いだったということで本当に知らなかったという可能性もないかな…なんて、ちょっと小理屈こねてみる。 ともあれ、古の山の神が2人いて、そのどちらも女だったというのは興味深かったです。 雪哉の冷酷さにちょっと引きながらも惹かれてしまう。彼はどこへ向かうのか。 澄尾の気持ちはせつなかった。 浜木綿の言葉や、新たに生まれてきた生命は、本当に救いだった。 浜木綿と真赭の薄のシーンは、どれもとてもよかった。

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2018/04/28

シリーズ一作目を読んだ時に、ここまでのお話になるは。私は日本のあっちにもこっちにも神様がいると言う考えは好きなので、とても興味深く読めました。ところで志穂はどうなったのでしょう?普通の生活に戻れたのかしら。シリーズはこの先続くのかな?次は奈月彦と浜木綿の娘の話かなー?

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