鹿の王(1) の商品レビュー
上橋先生の最新作。文庫になるのを待って購入した。 いつもの如くアジアンテイストのハイファンタジーは、うん、安定の面白さだな。 物語世界を確かなものとして描き出すその力量。 手練れの語り口が心地いい。 獣の奏者的な飛鹿との交流もあるね。 今回は、ウィルスによるある意味超人的な変...
上橋先生の最新作。文庫になるのを待って購入した。 いつもの如くアジアンテイストのハイファンタジーは、うん、安定の面白さだな。 物語世界を確かなものとして描き出すその力量。 手練れの語り口が心地いい。 獣の奏者的な飛鹿との交流もあるね。 今回は、ウィルスによるある意味超人的な変化が重要なカギのよう。 ちょっとバビル2世を思い出した(古過ぎ!爆) でも一巻では物語はまだそのさわりを見せてくれるだけ。 ヴァンの今後や(彼が鹿の王なんだろうけれど)ユナの成長、そして消えたまま行方知らずのサエの消息など、いったいどういう風に物語は進んでいくのか、とても楽しみ。 そうそう、冒頭のあの黒狼は一体何だったのだろう? 人のような知性を持って、何かの目的を持って噛んで行ったのか? だって、噛むだけで直接殺したりしなかったわけだし。 それは狼の意思か、はたまた......? とにもかくにも、この素敵な物語世界ををじっくりと楽しもう。
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緻密な設定、世界の構築、その描写により、ファンタジー小説であるが、どこかに本当にこのような世界があるかのように感じられる。 そのぶん、登場人物の成長や心情もリアリティをもって感じられ、まんまと物語に引き込まれて読み進めた。 本当にいいところで一巻が終わった。早く二巻を買いに行こう...
緻密な設定、世界の構築、その描写により、ファンタジー小説であるが、どこかに本当にこのような世界があるかのように感じられる。 そのぶん、登場人物の成長や心情もリアリティをもって感じられ、まんまと物語に引き込まれて読み進めた。 本当にいいところで一巻が終わった。早く二巻を買いに行こう。
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カタカナが少し苦手なので名前とか地方などを把握するのに少し苦戦しましたが、とにかくストーリーが面白い!!!続きが早く見たい!!!!となる終わり方です( º_º )(笑)早く見たいー!!!
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上橋さんのシリーズ物読むのは3つ目かな。 この作品はとっつきにくい気がする。 先が気になる感は、3つの中で一番すくない。 精霊シリーズは、最初の一巻で見せ場もあって、読了感があったけど、この作品は全部読まないとよく分からないのかな?という第一印象。
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【あらすじ】 強大な帝国・東乎瑠(ツオル)から故郷を守るため、死兵の役目を引き受けた戦士団“独角”。妻と子を病で失い絶望の底にあったヴァンはその頭として戦うが、奴隷に落とされ岩塩鉱に囚われていた。ある夜、不気味な犬の群れが岩塩鉱を襲い、謎の病が発生。生き延びたヴァンは、同じく病から逃れた幼子にユナと名前を付けて育てるが!? たったふたりだけ生き残った父と子が、未曾有の危機に立ち向かう。壮大な冒険が、いまはじまる――! 【感想】
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さすが、いつも、すんなり物語に入れるし、次々気になって、読み進められます。 今のところ、そこまで「鹿」中心ではないんですね。勝手に誤解してました。
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感想はブログでどうぞ http://takotakora.at.webry.info/201708/article_2.html
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※このレビューにはネタバレを含みます
1~4巻読了。独特の固有名詞が覚えにくく、最初は戸惑うが、作りこまれた世界にあっという間に引き込まれてしまった。 病を治す側の医学(科学)的考え方と、病に罹った側の不可思議な感覚(作中では裏返ると表現)が作品の中で混ざり合いながらもまとまっており、複雑な物語を作り上げていると感じた。
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名称がなかなか覚えられないし物語の展開が読めないから、なかなか読み進まなかったけど、後半徐々に面白くなってきました。 2巻に期待しながら続く。
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本屋大賞受賞作、ということで注目を集めた『鹿の王』文庫化。待ってました! 上橋菜穂子さんといえば、「狩り人シリーズ」が有名。あの壮大な世界観と活字の中で生き生きと動き出す人々に心動かられたものです。その「狩り人シリーズ」が好きな人なら『鹿の王』も間違いなく好きになる! 本書はま...
本屋大賞受賞作、ということで注目を集めた『鹿の王』文庫化。待ってました! 上橋菜穂子さんといえば、「狩り人シリーズ」が有名。あの壮大な世界観と活字の中で生き生きと動き出す人々に心動かられたものです。その「狩り人シリーズ」が好きな人なら『鹿の王』も間違いなく好きになる! 本書はまだまだ序章だろうけど、作り込まれた世界観に一気に引き込まれてました。章ごとに視点が変わる(ヴァンとマコウカン)感じで、いつこの二者が相見えるのかもドキドキ。そして、謎のプロローグ。あれはこの物語にどう関わってくるのだろうか。
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