鹿の王(1) の商品レビュー
飛鹿や東乎瑠、オキ。細かに設定された世界観から展開される壮大なファンタジー。 ユナの成長を見届けたい、というヴァンの願いは叶うのか。 様々な伏線。追うものと追われるもの。章の展開にもぐいぐい読ませられる。
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いつも通り、世界観がしっかりしている。 登場人物がちょっと真面目すぎるかな。でもそれもいつも通りか。
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- ネタバレ
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とりあえず1巻を読んだ。 しまった。 なぜすべて出揃ってから買わなかったのか。 もしくは揃うまで積読しなかったのか。 2巻はゲットしてあるけど、 3巻出るまで待たねばならないではないか。(少しだけど) ヴァン素敵。 「主人公おっさんやん!」なんて思ってごめんなさい。 言ってる私もそんな歳離れてない。。。 壮年。。。そうねん。。。 まだ先がわからないしと思ったけど、 ユナも可愛かったし先が面白そうな空気感に期待して星4つ。
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予てより休みを取っての函館旅行を計画していたが、その旅の友はこの本にする。往復のモノレールと飛行機の中で読了。 東乎瑠に攻められるアカファ王国の捨て石として戦うことを余儀なくされた流れ者集団<独角>の頭・ヴァン。 征服された民でありながら、その優れた医術の技量で征服者からも一目置...
予てより休みを取っての函館旅行を計画していたが、その旅の友はこの本にする。往復のモノレールと飛行機の中で読了。 東乎瑠に攻められるアカファ王国の捨て石として戦うことを余儀なくされた流れ者集団<独角>の頭・ヴァン。 征服された民でありながら、その優れた医術の技量で征服者からも一目置かれる立場にある医師・ホッサル。 ヴァンが囚われ奴隷として働かされる鉱山を山犬らしき群れが襲い、まずひと展開。 一人生き残ったヴァンの脱出逃避行とともに、咬まれた者が全員が死に絶えた病原を探っていくホッサルの姿が描かれる。 二人の動きを軸に、ヴァンを追う手勢の動き、アカファ王国と東乎瑠の微妙な確執などが丁寧に積み重ねられる。 今月来月×2冊ずつ刊行されていく中の第1巻。 黒い犬の群れがまさに鷹狩りの場に集まった人々に襲い掛からんとして to be continued. お話しはまだ始まったばかり。
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トーリーとしては治療法の解らぬパンデミックに恨みつらみを超えてどう立ち向かっていくかというストーリーになっていくのでしょうか?まったくの架空の世界なのに、狩りや食生活など、人々の暮らし・政治文化が本当にそこにあるような筆致は相変わらず上手いです。
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本屋大賞受賞作がやっと文庫化された。全四巻なので、急がずゆっくり一巻づつ買うことにした。何故ならば、危惧した通り、買った日の当夜、一晩かけて読み切ってしまったからである。まとめて買ってしまうと、愉しみが直ぐになくなって仕舞う。 一巻目はまだまだ、世界観の説明と登場人物たちの紹介...
本屋大賞受賞作がやっと文庫化された。全四巻なので、急がずゆっくり一巻づつ買うことにした。何故ならば、危惧した通り、買った日の当夜、一晩かけて読み切ってしまったからである。まとめて買ってしまうと、愉しみが直ぐになくなって仕舞う。 一巻目はまだまだ、世界観の説明と登場人物たちの紹介。今回のテーマは「医療」であることは明白なので、それについては他の巻、もう少し展開してから考えたい。 気がついたのは、今回は今までよりも明確に民族的な特徴を描き分けているということかもしれない。 ヴァンが頭だった戦士団「独角」、飛鹿に乗る氏族の考え方には、台湾狩猟民族の思想が入っている気がした。台湾最大の抗日戦争だった霧社のセデック族の思想が参考にされている気がする。彼らも「勇敢に死んでこそ、あの世で先祖の魂に出会える」ことになっていたし、山岳を縦横に駆けたから日本軍を翻弄出来たのである。 一方で、稲作民族その他の民族の思想が混じりあった世界も展開する。最終巻において、それらの民族が分かり合える時が来るのか、来ないのか、見届けたい。 また、かつてない数の料理レシピが出てきたのも、今回の特徴かもしれない。 2017年6月読了
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アナザーワールドって感じ。 ファンタジーを読むのはたぶん相当久々。 まだ1巻の段階では、続きが楽しみ……というところかな。
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生命を巡る壮大なファンタジー冒険小説第1弾。 作者は文化人類学が専門ということで、独特の世界や文化を創造し、その中で多彩な人物が自分の役割を果たしていく展開でした。 その世界や文化は今の世界とは当然違いますが、人間模様や命を巡る考え方などは、今の世界の課題と通じるところ...
生命を巡る壮大なファンタジー冒険小説第1弾。 作者は文化人類学が専門ということで、独特の世界や文化を創造し、その中で多彩な人物が自分の役割を果たしていく展開でした。 その世界や文化は今の世界とは当然違いますが、人間模様や命を巡る考え方などは、今の世界の課題と通じるところがあり、いろいろと考えさせられます。 この巻では、この世界観が少しずつ見えてきて、それぞれの人物が動き出していくところで、この後どのように展開していくのか、とても楽しみです。
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守人シリーズから十年ぶりくらいに読む上橋さんの作品。 夢と冒険がつまっているファンタジー。 まだ1巻だけど、早く続きが読みたい。
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やっぱ上橋さんの物語だ。のっけからやばい。これは嵌るぞと神経が震える。ヴァンとユナの関係が微笑ましくてずっとこの二人だけの話、読ませてよと思ったけど、それだとまあつまらないよね。追う者、追われる者、緊迫した空気が伝わってくる。1行読むごとにその世界に吸い込まれて行く。ヴァンとホッ...
やっぱ上橋さんの物語だ。のっけからやばい。これは嵌るぞと神経が震える。ヴァンとユナの関係が微笑ましくてずっとこの二人だけの話、読ませてよと思ったけど、それだとまあつまらないよね。追う者、追われる者、緊迫した空気が伝わってくる。1行読むごとにその世界に吸い込まれて行く。ヴァンとホッサム、いつ出会うのだろうか。そしてどうなるのか。ヴァンとユナが授かった力は一体どのように発揮され、彼らを助けるのか。気になる。2巻目読みたいけど、3、4の発売が1ヶ月後だと思うと躊躇。悩む。この悩みも面白い本だからこその魅力かな。
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