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鹿の王(1) の商品レビュー

4

203件のお客様レビュー

  1. 5つ

    53

  2. 4つ

    95

  3. 3つ

    36

  4. 2つ

    3

  5. 1つ

    1

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2020/03/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2020年3月24日読了。 ファンタジー物に手を伸ばす事はあまりないのだが、少し前に海外ドラマのGOTにハマりその原作を読もうかと思っていた矢先、以前から題名が気になっていたこの本を調べたところ、日本人作家による傑作ファンタジーという事で食指が動いてしまい4巻まとめ買い。 飛鹿に跨り、故郷のために戦った《独角》の頭だったヴァン 。 古オタワル王国の末裔で、天才的な医術師であるホッサル。 この二人の主人公のストーリーが交互に進んでいく。 ファンタジー特有の聞き慣れない人物名・地名・固有ワードに翻弄されて読むのに苦労するかと思っていたが、中盤辺りまで読み進めた頃にはあらかた慣れてそこまで悩まされることも無かった。 1巻ではまだまだストーリーはこれからという所。 謎の病で大量の奴隷たちが死んでいった中、なぜヴァンとユナだけが助かる事が出来たのか。 病に侵されたヴァンの身体に起こっている変化が何なのか。 その病が伝説の病・黒狼熱《ミッツァル》だと考えるホッサルが、治す方法を見つけるため逃亡したヴァンを探し出す事が出来るのか。 マコウカンと共にヴァンを追っていたサエの行方。 ユナのこれからの成長。 気になる所は山盛り。 1巻の終わり方もとても先の気になる終わり方なのですぐに続けて2巻へと進もうと思う。

Posted byブクログ

2020/03/09

なんていい所で終わるんだろう…!! 解説の方も書いていたが、二人の主人公の視点で、各章が交代で書かれていて、一番気になる所で切り替わってしまうので、ものすごく焦らされる。 もう、読むのが止められない! 読む際には、全巻揃えてから読み始めるのをオススメします。

Posted byブクログ

2020/02/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

登録漏れです。 感想をパソコンのメモ帳に書いていたのに、登録する前に2の感想を上書きしてしまいました。 なんてことだ! 岩塩鉱が山犬に襲われ、謎の感染症で人々が死に絶える。 元反政府ゲリラの頭で、今は囚われ人として労働していたヴァンと、いたいけな赤子だけを残して。 なぜ、感染しても助かるものと助からないものがいるのか。 助かる条件とは何か。 それを、医師の立場から追うのがホッサル。 もう一人の主人公と言える。 そこに征服民と被征服民。 狩猟民と農耕民。 馬とトナカイと飛鹿。 それぞれの違いを克明に描写し、この世界の歴史も今も明確に記す。 それはもう、現実の国の出来事のように。 ものすごく気になるところで巻は終わったので、覚書き程度のメモを残して続きを読んじゃったのが敗因でした。

Posted byブクログ

2020/01/26

物語世界もさることながら、キャラクターに惹きつけられる。そしてなによりも、それらを表現し得る筆力は私の知る限り指折りで、何度も目を閉じ、風景を、空気を、営みを味わうことができた。続きが楽しみ。

Posted byブクログ

2020/01/20

ずっと気になってた作品。 物語は始まったばかりで、先が気になる。 キャラがいっぱいで、ふとこの人誰だっけ?ってなる。

Posted byブクログ

2019/12/18

独特な専門用語が多くて読みにくいかなと思っていたのですが、そんな事は無かったです(*'ω'*) 世界観にどっぷりとはまってしまい気付けば一気に読み終わってました。 続きが早く読みたくなるほどで、正直自分でビックリしてしまいました❗️

Posted byブクログ

2019/11/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

【独角】のヴァン。【医術師】のホッサル。頁を捲ったら、木が、山が、森が、川が、空が、息づいていた。え、まだ1巻?まだまだこの物語の世界で楽しめる。しあわせだ。

Posted byブクログ

2019/10/17

これぞファンタジー。 独特の世界観を掴むのに苦労するかと思いきや、人々の営みは突拍子もない感じもないので比較的すんなりと受け入れられた。 名称や地形、細々した独特のものは、物語が興味深く進む内に自然と馴染めた。 同時平行で進む二つの物語が違和感無く展開していくことも、世界観に早く...

これぞファンタジー。 独特の世界観を掴むのに苦労するかと思いきや、人々の営みは突拍子もない感じもないので比較的すんなりと受け入れられた。 名称や地形、細々した独特のものは、物語が興味深く進む内に自然と馴染めた。 同時平行で進む二つの物語が違和感無く展開していくことも、世界観に早く馴染めた理由の一つ。 一巻の終わり方で、より次の巻が気になる。 早速次の巻に進もう。

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2019/08/25

ちょっと眠気が凄いので、感想は適当。 この流れだとゆくゆくはヴァンの血液から抗体作るのかな? 折角新天地でユナと二人何とか村のくらしに溶け込み始めたのに、最悪のタイミングでホッサル達が来ちゃいそう。 マザイはオリムを庇って亡くなってしまうんじゃなかろうか。 それにしてもサエの行方...

ちょっと眠気が凄いので、感想は適当。 この流れだとゆくゆくはヴァンの血液から抗体作るのかな? 折角新天地でユナと二人何とか村のくらしに溶け込み始めたのに、最悪のタイミングでホッサル達が来ちゃいそう。 マザイはオリムを庇って亡くなってしまうんじゃなかろうか。 それにしてもサエの行方が気になる。

Posted byブクログ

2019/08/03

【いちぶん】 「他者を生かすことで、自分も生きる。他者を幸せにすることで、自分も幸せになる」 それは、祈りのように聞こえた。 (p.288)

Posted byブクログ