鹿の王(1) の商品レビュー
再読。久しぶりだったけれど、読んでいるとすぐにその世界に戻って来られる。今だからこそ考えることもある。 2021/3/31
Posted by
今とは違う別の世界のファンタジー小説。物語は強国相手に戦ったが敗れ、今は奴隷となっているヴァンから始まる。ファンタジーであるのだが、人々の生活の様子や鹿の生態などが詳細に描かれていて、リアリティがあって面白い。続編がすぐに読みたくなる。
Posted by
描写がとにかく断念に描かれていて 細かい情景がよくわかった! 第三人称の為 起こる事態にどこか冷めた印象を感じる 緻密な文化背景など文章に説得力がある
Posted by
精霊の守り人もそうだったが、上橋氏の作品は読者をその世界にすっと入り込ませる。架空のファンタジー作品なのに、どこか私達の世界観に近い設定がそうさせるのかもしれない。ヴァンとホッサル、両主人公双方の視点から黒狼熱という疫病の謎を追っていく。岩塩鉱から逃亡したヴァンのトマと出会ったあ...
精霊の守り人もそうだったが、上橋氏の作品は読者をその世界にすっと入り込ませる。架空のファンタジー作品なのに、どこか私達の世界観に近い設定がそうさせるのかもしれない。ヴァンとホッサル、両主人公双方の視点から黒狼熱という疫病の謎を追っていく。岩塩鉱から逃亡したヴァンのトマと出会ったあとの日常生活がとても心安らぐし、亡国の医術師ホッサルも謎が多くて魅力的。しかし章の途中で二巻へ続くとかもうちょっとどうにかならなかったのかな(文庫も上下巻でいけたのでは…)
Posted by
読み終えました! すごいところで終わって、2巻が早く読みたい!! 主人公が2人いるので、視点がくるくる変わるのが読み飽きなかっです(個人的には!!)。 どのように完結するのか今から気になります。
Posted by
面白くて続きが気になる。…これ以上他の感想が要るでしょうか笑 流れるような文章、緻密な描写。映像がイメージしやすく、どんどん引き込まれていきました。早く2巻を手に取りたいです。
Posted by
最初から最後までずっとおもしろい小説。 情景描写がすごく良い。自然の雄大さと人の温かさ、病の恐ろしさが文面から伝わってくる。 最後はいいところで終わってしまった。先が気になる。 2巻も買っておけば良かった…
Posted by
何年か前に憲剛さんが推薦していたファンタジー。2015年の本屋大賞をこのジャンルで初めて受賞したそう。 まだ4冊あるうちの1冊めですが、ふたりの主人公の魅力がじわじわときて、さあこれからが面白そうという感じ。
Posted by
飛鹿、大鹿、トナカイとシカ科の生き物がたくさん出てくる。架空の生き物である飛鹿の生態もしっかり考えられていて、王が何なのかこれから楽しみ。
Posted by
読書記録を始めてから、初のファンタジー作品に触れてみた。小さい頃見たNHK『獣の奏者』の原作者ということで、紡ぎ出す世界観みたいなのはイメージ通りだった。また、景色描写や心中を表す描写が秀逸で、頭の中にイメージがはっきりとできて読みやすかった。ただ、登場人物がこんなに複雑で多いの...
読書記録を始めてから、初のファンタジー作品に触れてみた。小さい頃見たNHK『獣の奏者』の原作者ということで、紡ぎ出す世界観みたいなのはイメージ通りだった。また、景色描写や心中を表す描写が秀逸で、頭の中にイメージがはっきりとできて読みやすかった。ただ、登場人物がこんなに複雑で多いのは初めてで、巻頭にある人物説明欄を見ながら理解していた。 内容は、ちょうど良いところで切り上げられ、興味がそそる盛り上げ方が本当に上手だと思った。
Posted by